あきらめる、にげる
心療内科で、前回の記事の出来事について話した。結局、実家と完全に関係を断ち切ることは現実的に難しいから、「距離を取る」。医師のアドバイスとしては、それに尽きるし、私も痛いほど理解しているんだよね。
通院しているのは、薬をもらうためだけではなくて、話を聞いてもらいながら、毎回それを言葉にして、自分に言い聞かせているふしもある。
テロリストにも、その人なりの理屈が通っているはず。でも、「正義のために無差別殺人をします」と言われたら、言われた方は逃げるに決まっている。
テロリストにも大切な人はいて、価値観が同じ仲間のことは命を賭けて守るんだろう。でも、思想を異にする人間については、命の重さを考えない。
それと同じだと思うようにしないと。
子供の頃から密な時間を過ごしてきた親きょうだいだから、どこかで期待はしてしまう。しかし、期待が完全に踏みにじられた今、その期待は無理してでも捨てなければならない。
私の大切にしている言葉、「相手を変えることはできないから、自分が変わる」。今でも、良い言葉だと思う。
相手を変えようと躍起になるより、自分自身の人間性を高めていった方が、生きやすくなる。
それでも、そこにもう一言だけ加えなくては。
「次元が違う危険な相手からは、全力で逃げる」。
自分の親きょうだいは、通り魔やテロリストと同じなんだ。
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