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新たな人生~1年未満で退職した男のこれから~


主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。」ー7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)

私は、この言葉の重みを今とても感じています。

私事ですが、3日前の12/27をもって今の会社を退職しました。今年の4月に入社したので、約8か月という何とも言い難い早さでの退職となりました。。。

これからの人生の責任を主体的に背負っていくことの不安や恐怖を今すごく感じています。

辞めるに至った経緯

今の働き方が体力的・精神的にしんどいと感じ始めたのは、今年の8月くらいからでした。私の仕事はToCの営業職でしたが少し特殊で、アポについては別の部署が取ってくれるというルート営業の側面もありますが、お客様事態は初めてサービスを依頼していただくので新規営業といった、ミックスされた営業スタイルでした。



きつかった理由①:拘束時間が長い

お客様の家に訪問する形の営業ですが、一日に平均4件のお客様の自宅に訪問します。そして訪問時間は最初が9時、最後が大体17時です。

お客様のご自宅が遠い場合、間に合うように出発しなければならないですし、高速道路の渋滞などを考慮すると朝7時過ぎには出ないといけない場合も多いです。

また、17時から営業が始まる場合、大体アポは60分くらいかかるので18時に営業は終わります。そこから混みあった高速道路にのって会社に帰社するころには、19~20時になっています。

そこから一日の処理を行い、時には営業研修がそこから始まることもあるので平均の帰宅時間は21~22時でした。

この時間よりもっと長く働かれている方も山ほどいらっしゃると思います。お疲れ様です。



きつかった理由②:営業において面倒な工程が多く、時間がかかる

一日に約4件の営業を行い、一件当たりにかけられる時間は大体1時間行かないくらいが理想なのですが、その会社の営業マンに与えられている裁量権がほとんどなく、どんなことにも他部署の力が必要でした。

そのため、効率的に進めていたとしても他部署次第では上手くことが進まないことも多かったです。

自分がコントロールできない部分がかなり多かった部分もストレスになっていました。

このように、プライベートの時間と自分の心の余裕をゴリゴリ削ってくるこの仕事を私は続けられず、気持ちが会社にはなくなってしまいました。


一度辞めたいと思ってしまうと、会社を辞めることに肯定的な人と話しがちになり、また仕事内容にも批判的になるのでかなり負のループにはなっていました(笑)


退職を申しでた時の会社の反応

辞めるという決意が少しずつ固まってきて、ある日意を決して上司に相談しました。そこで上司からは、「今やめてどうするの?何か結果を残してからであったり、次にこれがしたいということが見つかったりするまではここに残ったらいいじゃん」と言われました。

まあ絶対言われるだろうなとは思っていたのですが、いざ言われてみると、やはり上司の迫力と言うか緊張感と言うか、自分の決意の柔らかさだったり、会社をすぐ辞めることは悪いという社会の一般常識だったりで、退職は保留になりました。

少し考えてからでもいいかな、とも思い仕事も忙しくてその決意は保留中になったまま一か月がたち、私の場合は「このままここにいてもこの気持ちは変わらないし、やりたいことは今の状況だと100%見つからない」と思い、退職を上司に伝えました。再度説得されそうになったのですが、「それでも私はやりたくない」と伝え、12月末での退職となりました。

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退職すると決まってから学んだこと

働き始めてから半年くらいたったころから、ある程度のことは一人でできるようになり気持ちは自由になった反面、研修やFBを自分から求めない限りは新しい知識やスキルを学ぶ機会も減ったため、仕事に対してマイナスな気持ちしかありませんでした。

ただ、12月末で仕事が終わると決定してから、私の気持ちと周りの環境に変化が生まれました。

①:気持ちが楽になると働きやすくなる

営業職ということで、仕事においてはもちろん会社に貢献するために利益を上げなければなりませんが、今までの自分はそれに固執しすぎていて、仕事が負担でしかなかったように思えます。

もちろん上司からの叱責もあるので、当時の僕にとっては「会社と上司は敵である」といった認識でした(笑)

ただ、退職が決まってからの1か月間は、怒られることもなくなり、精神的にはとても働きやすくなりました。

「自分の考えで営業して、わからないところは聞こう」という自分主体の仕事のマインドになったため自分から取り組むこともでき、成績もよくなるという結果でした(笑)

また、上司とは仕事以外の話もするようになり、心を開いて話すこともできるようになったと思います。

自分のコントロールできる状況があること、そして人間関係の良い職場で働くことは、会社で長く働くうえでは大事だと気づきました。

あとは、息抜きすることも大事ですね。今日くらいはいいやと思えることも、自分のやる気の糸を張りすぎないためには必要だと思いました。

②:「いつまでにどうなりたいか」が明確であると仕事にやる気が出る

よく、短期目標・中期目標・長期目標を立てなさいと会社の上司から言われることがありました。私自身も、目標を立てることは大事だと思うので立てていましたが、やはり仕事に追われていると目標を忘れがちになります。

仕事に追われて、ただ目の前のアポを消化していくだけの毎日になってしまっていたため、仕事が単調でつまらないと感じることも多くなっていました。

しかし、「今日からあと一か月で退職だ」となってからは、毎日の仕事に意味を探し出すようになりました。

「今日のアポではこの話をしてみよう」であったり、「次のお客さんではこの商品のアプローチをしてみよう」などのように、一つ一つのアポでPDCAを回すようになったのです(←言いたかっただけです(笑))

目標を毎日忘れずにいること、「今日はこれをしてみよう」と挑戦的に仕事をすることは、頭を使って仕事をするために必要なことだと思いました。


反省点としては、目標を持つことの大切さは分かったので次は長期目標の達成を日々意識していこうということです。

「最後の一か月こういう風に頑張ろう」と考えながら仕事をしていたのですが、1か月は短期目標にしかすぎず、達成できることも限られてきます。

短期目標の効果性を感じることができたので、今後は長期目標をベースにおいて常に行動していこうと思います。


これからしたいこと

さて、晴れて自由の身となった私ですが、主体性を取り戻した分、自分の人生におけるすべての責任を自分で負わないといけない身となりました。

税金や年金云々、生活費、キャリアのステップアップはもう会社は手伝ってくれません。

正直かなり不安です(笑)

会社は社員の身を守ってくれるということはこういうことなのかと痛感しています。

ただ、物事は捉えようです。晴れて自由の身となったため、自分が気になることは何でもできるようになりました。

新しい業種の会社に転職するもよし、大学時代に学んでいた世界情勢について深掘りするもよし、世間にはびこる、月収100万の怪しいビジネスに手を出すもよし(これは今のところ辞めておく予定です)。

選択肢が一気に無限になりました!✿

自分が現時点でやりたいことは大きく分けて3つです。選んだ基準は「若いうちの時間は尊い」、「今は個の時代」、「失敗してもまだ取り返しがつく」です。

・Webライティングについて勉強し、自分のブログサイトを立ち上げる

・早起きと運動の習慣を作る

・好きだった語学を再度勉強し、

英語:TOEIC900点以上、洋画はアニメとかなら字幕なしで見れる

韓国語:韓国語検定4級以上を取り、梨泰院クラスのロケ地に行く

を半年以内にしてみようと思います。

あとはこの過程で自分で何か発信できることが見つかれば、それを個の時代である今、発信していくことは効果的だと思います!

あとは、noteの投稿を極力毎日するということですね。時間ができたので、忙しいという理由はもう使えません。

意思の力は信用ならない。意思を行動に変える仕組みづくりが大事」(Youtuber:マコなり社長)

という言葉があるので、習慣作りのための仕組みづくりも考えようと思います。

さいごに

もしここまで読んでくださった方がいらっしゃるのであれば、本当に感謝します。読みづらかったし私の感想文でしかなかったと思いますが、これから少しずつ面白い記事を書けるようになりますので、楽しみにしててくださいね(笑)

2020年もまもなく終わってしまいます。皆さんにとって今年はどんな年でしたか?去年の自分より外見、内面共に成長したでしょうか。

今年は全世界に住む人々にとって波乱の一年となりました。またみんなで笑ってお出かけできる日が来るのは、もう少し先のようですね・・・。

それではみなさん、よいお年をお家でお過ごしください。

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