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世の中みんなアシタカになればいいのに

ただいま、23時。

なんかもう、昨日のお昼の出来事を思い出してずっとプンプンしている。プンプンし続けること24時間以上。我ながらしつこい。

何にそんなにプンプンしているかというと。

昨日訪れた相談窓口で言われたことについて。

わたくし個人事業主でして、今後の事業の方向性を相談したいなと思って相談窓口まで出かけたんです。そこでいろいろお話をさせていただいて。

私のふんわりした話をしっかり聞いてくださって、いろいろアドバイスもいただいて、基本的にはとてもありがたい時間でした。感謝。

ただ、ただ。そのお話の時間のなかで言われたことが、ちょっと引っかかっている。

ざっくり言うと、「あなたは旦那さんがいますよね。そんで子どももいて仕事に全振りできないんですよね。そんな状態で、生活をかけて死ぬ気で稼ぎにきている人と戦う覚悟はあるんですか。最近はおしゃれ感覚で起業する女性が増えたとも聞きます」

みたいな話をね、されたんです。

もちろんこんな火の玉ストレートではなかったけれど、だいたいこんな感じ。

たしかにね、言っていることはわかる。たしかにそうだと思うよ。私は夫がいるから今日明日の生活を心配する必要はない。

それに私がほら、見た目もしゃべり方もぽやぽやしてるからね?「こいつ本気でビジネスする気あるんか?」って思ったんだと思う。それは仕方ない。

でもさでもさ。

私と夫は家族というプロジェクトをともに運営するプロジェクトメンバーであり、お互い助け合いながら生きていきたいとは思っているけれども。大前提として独立した個人なわけ。

夫が稼いでいるとか関係なく、私は私で真剣に仕事に取り組まねばならんし取り組んでいるわけなのよ。

そんでさ、子どもがいるから仕事ばっかりしているわけにもいかないのは事実なの。時間も体力も限界があるからね。

でもその中でもちゃんと真面目に仕事をしようとしているわけよ。

別に子育てフリーランスだからといって「楽して月50万稼ぎたいな♪」とかゆるふわなこと考えているわけではないの。

なのになんかさ、夫がいるからとか子ども育ててるからとか、いうなれば片手間だからみたいな言われ方をするのはちょっと納得いかないなと思って。プンプンしているわけなのよ。

でもこういうこと言われるの、今回が初めてじゃない。

会社員しているときからそうだった。

「子ども優先でいいんだよ」とか。

私と同じ役職の男性社員のほうが給料が高くて、上司に理由を聞いたら「男は家族を養わなければいけないから」って言われたりとか。

「旦那さんがいるから簡単に辞められていいよね」とか。

なんか、すごーくすごーくプンスコ案件なんですけど。

夫がいるからとか子どもがいるからとかで、私の仕事への姿勢とか働き方を勝手に決めつけられているようですごく嫌だ。


あと今回もう1つ考えたのが、仕事に全振りできない人はビジネスをしてはいけないのか?ということ。

たしかに生活がかかっている人からしたら、もしかしたら私みたいな人は間違っているのかもしれない。でも私は私として真剣に仕事のことを考えているんだけどな。

仕事に全振りできないからこそ、どうやったら自分のビジネスが成り立つのか。全振りできないなりの戦い方をしなければと思っているのだけれど、それは甘いってことなのかな。

…いや、甘いとか言われてもな?ていうか、私は私で生活かかってるからな?

これに限った話ではないけれど、それぞれにそれぞれの正義があるわけじゃん。

全振りする人の正義、全振りしない人の正義。それぞれでいいじゃん。

サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう。会いにいくかどうかは知らんけど。

世の中がみんなアシタカになればいいのにね。


そんなわけで、ただいま23時30分。そろそろ寝よう。寝て起きたらプンプンがおさまってますように。

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