
母が私にくれた言葉「どんなに嫌いなやつでも、いいところを1つだけ見つける努力をしなさい」
「どんなに嫌いなやつでも、いいところを1つだけ見つける努力をしなさい」
中学生(かな?)のときに藪から棒に言われた母からの言葉。
思春期真っ只中、大雑把な性格ゆえ女同士のイザコザが
かなり面倒だと思っていた私には、
なんだか強く印象に残りました。
それから約20年、私の対人関係について思うことや、
母の発言とその後のお話です。
それは突然に
詳しい状況は全く覚えてはいませんが、
中学生の頃、母が突然
「どんなに嫌いなやつでも、いいところを1つ見つける努力が大事なんやと!偉い人が言ってたわ!」
などと言いだしました。
母は昔から、手相やら占いやら謎のパワー的なのが好きな人で、
それ系の誰かが言っていたのだろうと思います。
何の脈絡もなくそんな話をされたので、
「母もなんか嫌なことあったんかな?」
くらいに思ってその話は終わったように記憶しています。
(自分にとって)嫌な奴が現れたら
それから私は、嫌なことを言われたり
私を悪く扱う奴が現れても、
「この人にもどこか一つくらい認めてやってもいいところがあるだろう」
(恨みもこもっているので、あくまで上からですが)
と、その人を見るよう心掛けだしました。
もちろん、腹の立つこともありますし、合わない奴はとことん合わない。
夜眠れないくらい嫌なこともあります。
でもきっとこの人には私の知らない良さがある・・・
と、とりあえず信じてあげます。
すると、私とは合わないだけで、それぞれに仲の良い友達や恋人、
温かい家庭があるわけです。
私に対する理不尽を許すつもりは毛頭ありませんが
(根に持つタイプw)
自分の気持ちを切り離すことには成功します。
嫌な奴の、嫌な言葉や態度に振り回されている方は、
ぜひ一度、そんな視点で観察してみるのをおすすめします・・・。
(これ程度によると思うので、本当に嫌なら逃げるべきですよ!)
あんた、偉いねぇ
この話のすごいところはここから。
つい先日、母がパート先に嫌な奴がいるようで、私に愚痴を言ってきました。
私「でもさ、母さん私に昔こう言ったじゃん。シャットアウトする前によく観察してごらんよ」
と言うと・・・
母「母さんそんなこと言ったぁ?!あんた、偉いねぇ~!」
まぁ、世の中そんなもんらしいですww
母が私にくれた言葉は、私に響くも母には届かず。
誰かを嫌うのも一時の感情、観察すれば誤解だったということも。
嫌な奴が現れても、一旦落ち着いて
いいところを1つだけ見つける努力
おすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は私の怒りの処世術的な内容でした。
調理の仕事って、各々の技量がもの言う技術屋さん(?)
みたいなところがあるので、
言葉の厳しい人が多いんですよね・・・(個人の感想です)
そんなときは、
「観察!」
徹底的に考えることで、自分を落ち着かせます。
うちの母は失念しておりましたが、誰かの記憶に残れば幸いですw