建築時に出る余った木材を産業廃棄物にしないで活かしたい
こんにちは。以前の記事にも書きましたが、僕はいつか必要なものを誰もが気軽に自作しに来れる工房を作りたいなーと考えています。
そんな僕が、家を建てる時に結構な量の木材が余って、それがお金を払ってまで産廃として処分されているという現実を知って、なんとかその工房でできる解決策は無いかと考えた案を書いてみました。それがこれ。
面白いか?成立してるか?方向的に煮詰めていく価値はあるか?自分以外の皆さんはどう感じられるのか反応を見たいので、読んでみて良い案だと思われた方はスキ押していただけたら嬉しいです。それではスタート。
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「建築ででる余った木材をゴミにせずに家具にしたい」というクラファンを思いついた。
どっかで家を建てるってなったら、そこから廃材をもらうじゃないですか。
で、集まった廃材で作れる家具の種類と個数を決めるじゃないですか。
ある程度でる廃材のパターンって決まっていると仮定して、もうそれを前提とした家具の設計図が何種類かある、という前提です。
で、毎回、その種類と個数分のリターンを用意してクラウドファンディングを募集すると。
リターンは、『子供1人に家具を作る体験をプレゼントできる権』プラス『実際作った子供からの手書きのお礼の手紙』
つまりこのクラファンが一口買われると、1人の子供(小学生でも中学生でも高校生でも近くの学校で参加者呼びかけて)が無料で家具を作れて持って帰れると。
出資者側からすれば完全にギフトなんですけど、こういうリターンのほうが出資者もお金出しやすいと学んだよ(w
あと、結構、柱の切れ端も多い。真四角の木の塊ね。
これ、『積み木を施設に一つプレゼントできる権』とか『子供に木彫りを体験させてあげられる権』とかできそうと思った。
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以下、もう少し補足します。
工務店がなんでまだ使える(わざわざ機械使って木屑いっぱい出して製材した)木を(お金を払ってまで)捨てちゃうのかというと、保管にコストがかかりすぎる、んですよね。
いつ使うか分からないモノを保管するって捨てるよりコスト高いんですよ。
なので、タダだからって僕が貰って、使う人が現れるまで保管しとくってやったら、かなりの高確率で結局買った方が安いってなります。
出来る限り、貰ったらほぼ同時に消費される、という形にしないと、やっぱり自分がただエコっぽいことをしているつもりになって気持ちよくなってるだけで、全然エコぢゃない。
となると、貰えた時にすぐに格安ワークショップをやるという手も考えられるんだけど、お金を払って作りに行くって、もともと結構ハードル高い。それこそ本当にそれが生活に必要で、買うよりも安いし多少時間を使ってでも自分で作りたい、とならないと行動しにくいと思う。
ワークショップの弱点は、みんなでワイワイ作ってみたいという欲求は満たすけど、作るモノが限定されていて、それが必ずしもその人がその時に実際使うとは限らないというところ。使わなければ、確実にゴミになる。
多くが、ゴミを作りに行くワークショップになってしまっている。
だから、作りたいというお客さんが現れた時だけ営業してそのたびに必要な材料買いに行こうであれば、保管みたいな固定費がかからないから、お金を払って自作したいなんて利用者が月1とか年1とかしか居なくても成立する(僕の工房は基本そんな形にしたい)んだけど、そう思う人が現れるまで木材保管しておこうだとちょっとリスク高い。容易に赤字になる。成立していない。
んだけれども、お金を払う人と家具を作る人を分けると、そこそこ行動につながるハードルが下がると思うんですよ。
お金も払うしめちゃくちゃ今の生活に必要だから現地へ行って自ら体動かして作りたいって思うまでのハードルよりも、自分は要らないけど産廃が減るし喜ぶ子供がいるならお金出しても良いかなってハードルや、欲しいしタダなら作ってみたいってハードルのほうが、低いと思うんだよね!
ハードル低いイコール出現率高いなので、建築廃材が発生してから消費に至るまでの期間もただ消費者が現れるまで待つよりも短くなる。多分家一軒から出る廃材で作れる家具なんて限りあるので、その都度できる分だけを募集するのであれば、そんなに長い間保管することにはならないんじゃないかと思われる。