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note発信からお仕事に!インタビュー掲載いただきました
note記事「50歳からの挑戦」を見たライターさんから打診
今回、お声掛けいただいたのは、
『50代から考えるお金の道しるべ』
というタイトルの、
晋遊舎さんの特集ムック本の企画。
その中で、「50代からのリスキリング」や
「セカンドキャリア」をテーマに
リサーチされていたライターさんが、
ミシャのnoteやXを見つけて
DMをくださったんですね。
4年前に書いたnote固定記事
(50歳からのマンガ家挑戦)から
最新まで熟読下さった上での打診は
本当に有り難い限りだったんですが、
即答できず、思わずお訊きしました。
「あの…、この企画、
本当に私でいいんでしょうか?」
確かに50代での専門学校入学は
『リスキリング』と言えばそうだし、
残りの人生マンガ家に転職したから
『セカンドキャリア』を選択したと
言えるんですが。
「あれから4年経って、なんとか
マンガ家デビューできたとはいえ、
まだまだ生計を維持できる状態ではなく、
経済的には安定していません。
いきなり退職したのは早まった?
副業がメドついてから辞めるべきだった?
と、何度も思ったくらいなので。
正直、自分のやり方はあまりおススメしません。
『セカンドキャリアのためのリスキリング』
というワードは聞こえはいいですが、
まだリスキリング費用も回収できていない
自分は、成功例とは言えないのでは…?」
それに対してライターさんから、
「テーマは『お金』ですが、
収入額を扱うのではなく、
イキイキと働いて生活していくことに
焦点を当てた内容で考えています。
『いくら貯蓄しても安心できない』
『いつまで働けるの?』といった
不安を感じている50代以上の女性に対し、
実際に50代で新たな道へ舵を切った方々を
紹介することで、ヒントを提供したいんです」
という主旨を伺って、
それならば多少なりとも
お役に立てるかもしれないと思い。
「メリットデメリット併せて
ありのままお話ししますので、
反面教師でも構わないので
判断材料のひとつにしていただければ」と、
お引き受けすることにしました。
アラフィフの不安に効く1冊
そして発売日、
出来上がった書籍を拝見して。
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当方、福祉業界28年勤務と、
両親の遠距離介護+
二世帯住宅の義父母の介護
通算6年の経験から申し上げると、
「50歳からは、まずは
この1冊があればいい!」
と、おススメしたい内容でした!!
(手前味噌ですみません)
アラフィフの漠然とした不安を
具体的に解決し、
前向きに進むための情報が
かなり網羅的に収められた
決定版ではないでしょうか。
晋遊舎ムック
『50代から考えるお金の道しるべ』
冒頭試し読みはコチラ▼
Amazonはコチラ▼
自分自身、福祉・介護の制度などに
日常的にかかわってきましたが、
最新情報にアップデートできて
理解が深まったことも多かったです。
さすが監修の方が「お金のプロ」、
しかも個人相談専門4,000件超という
経験に裏打ちされた重みと明快さ。
自分の不安も整理され、
減っていくのを感じました。
50代から舵を切る
そして何より、知識や情報だけでなく、
さまざまな選択をした先輩や同年代の方々の
軌跡と想いが紹介され、本全体を通して
50代女性へエールを贈る熱量を感じました。
P90~P93
コラム「リスキリングで働く!
セカンドキャリアの始め方」
50代は「人生の折り返し地点」
だからこそ前向きに
やりたいことをやる年代!
日々の暮らしで積み重ねてきた
経験や、「好き」は、あなたの
立派な武器になります。
このコンセプト、全面的に賛成です。
アラフィフの今だからこそ、
失敗も挫折も不本意な体験も含めて
これまでの蓄積があるからこそ、
初めてできることがある。
ということで、50代になってから、
それまでと全く違う分野へ突然
(でも本人にとっては必然として)
舵を切って飛び込んだ実例
4人のうちの1人として、
P93に載せていただいています。
良かったらご笑覧いただけたら嬉しいです😊
リスクを取った先に見えた景色
ちなみに、取材打診から3か月後、
現在の経済状況をお伝えすると、
有り難いことに単発のお仕事は
いただいていますが、やはり
生業を支える収入には至っていません。
パートをしながら、地道に
営業に取り組んでいるところです。
経済的な不安で、時々パニックに
陥りそうになったりもします。
じゃあ安定的収入を手放さなければ
良かったのかというと、
自分を偽りながら勤め続けても、
リストラか過労死ラインという
究極の二択しかなかったので、
どちらを選んだとしても
何ひとつ安泰な確約はない訳です。
そうであればこそ、
誰も恨まずに生きて行けるのは
やっぱりお金には代えられない、
と改めて思います。
54歳の自分史上、多分いまが一番
低収入状態ですが、
嫉妬や他責から自由になれたので、
全然惨めじゃない。
30年抑圧してきた切望を曝け出した時
初めて掛け値なしの同志を得て、
やるべきことも分かっているので、
だから自分史上、いまが一番、
濃密で充実している、と
初めて自信を持って断言できます。
前職と同じ長さのブラック労働をしていても、
身体的にキツくても
実力不足でのたうち回っても、
全部が糧になるから
ぜんぶ幸せで楽しい。
行動指針になるとすれば、
「後悔だけはしないように」。
これさえ見失わなければ、
どこへ向かっても
どんな選択をしても、
羅針盤が迷うことはない
のではないかと思います。
時宜に適った企画に感謝
不確実性の時代のリアルな不安に寄り添って、
まさに道しるべ=羅針盤を定めていくための
助けになる企画を形にしてくださった
編集部やライターの方々に、
改めて感謝を表明したいです。
当方は一漫画家・一読者にすぎませんが、
出版社や書店が苦境にあるいま、
良書を送り出してくださる方々は
出来る限り応援したいと、
勝手に思っております。
叩かれることはあっても
称賛されることが少ない中、
ついつい忘れがちなのですが、
「この本、凄く良かったです!」
「この本で助かってます!」って
意識的に表していくことって大事ですよね。
皆さまも応援したいと感じたら、
晋遊舎さんの当該ページやAmazonを
クリックして、PVアップやイイね
だけでもお願いします😊
いろいろな障害物に遭っても、
それぞれの道しるべを掲げて、
人生後半戦を満喫していけますように🍀
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