ダイハツ工業 不正問題
今月発覚したダイハツの不正問題、30年以上に渡り、64車種で認証試験時にデータを改ざんしていたとして、国内工場の稼働が停止しています。
早くても2月からの再開、と発表されています。
これまでの発表などから、原因は納期を優先した為であり、昔から行われていたとの事で、具体的にこの部分を改善すれば大丈夫、という目途は公表されておらず、来年2月以降の再開も心配する声が出ています。
先立てて従業員や、ティア1,2の企業に対しては給料保障の説明があったようですが、それ以外の業者も多いと想定される為、どこまで補償できるのかは不透明です。グループ会社のトヨタもサポートを表明している為、当面の資金面の問題は大丈夫とは思いますが、復旧時期が明確でない事から不安も大きいようです。
約60兆円とされる自動車産業全体や国への影響も考慮すると、出来る限り長引かせたくない所だと思います。
ダイハツ工業には監査が入るようですが、年始早々、早急な解決が望まれます。