「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」八木 仁平さん
今日は、ビジネス書の売り上げ上位の本「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」八木 仁平さんの感想を書きます。
概要
自分探しゲームから解放され、納得のいく働き方を見つける、という見出しの通り、自分が大事にしている価値観や長所、出来る事を分析して、それに合う仕事を見つけるまでの方法を論理的に説明してくれています。
また、各論でWorkなど実践要素が多数盛り込まれており、解説本という
より、トレーニング本に近いものがあります。
一度読んで終わりではなく、何度も本をもとに実践して体系づける、
ガイドブックのような使い方になると思いました。
はじめに
著書の八木さんの体験をもとに、自分がすべきことが分からない人が、
どのようにして、明確に目的を持った有意義な人生を送れるように
なるのか、全8個の項目に分けて、論理的に順序立てて説明されています。
本書の構成
本書の構成は、セミナーに近い形になっており、まず理論の解説、その後、実践方式で読み手が実際に行動、そして次の項目でも同じ事を繰り返す、
というイメージです。
実際に、著者の八木さんは多くのセミナーや講座を行われているので、
このあたりの構成はとても上手と思いました。
適切な言葉
本書では、心に刺さる言葉が何度も登場し、「そうか、なるほど」と
呟きながら、読み進めました。
特におすすめの言葉を紹介します。
・やりたい事 と やるべき事は違う
・どうすべきか、ではなく、どうしたいか
・自分を変える、のではなく、自分を活かす
・短所を克服すれば人並みの成果。長所を伸ばせば圧倒的な成果
・成功したいなら、好きな事をやる
本当に素敵な言葉が多く、私もノートに書き写しました。
実践
とにかく本書はセミナーに参加したつもりで、実践する事が大事と
思いました。
読んで知識として置いておくだけではなく、実践して自分の技術と
し、困難に当たってもそれを学びとして、さらに向上していく、
という正のスパイラルが大事と思いました。
まとめ
私も本の通りに実践してみて、とてもすっきりした気持ちになれました。
多くの方に読んでもらいたい、おすすめできる本です。
後記
著者の八木さんですが、まだ20代後半の方のようです。
これほどの凄い思考能力と、実際に企業して実践する行動力から、
勝手ながら30代後半か40代位をイメージしていました。
マコなり社長といい、若くて素晴らしい人が増えるのは、とても
楽しい気持ちになりますね。