Slackの投稿をnotionのデータベースに自動登録!
Slackにはプロジェクトメンバーからのアイデアが次々と投稿されるものの、X(旧Twitter)のように時間の経過と共に流れていってしまう。
今回はSlackに投稿されるメッセージを、自動でnotionのデータベースへ登録する方法を検討したので記録しておく。
方法
今回の方法は様々検討した中から、zapierを使うことにした
流れとしては、
事前にnotion側で箱となるデータベースを作る
zapierでワークフローを作成
slackでテストしてみる
完成
という感じ。
1. 事前にnotion側で箱となるデータベースを作る
自分のnotionで、データベースのページを作っておき、プロパティを適当に設定しておく
ここでは、タイトル、投稿者、ステータスとしておいた。
後で使うこととして、このプロセスは一旦完了。
2. zapierでワークフローを作成
次にzapierを開く。登録していない場合は、このタイミングで登録すれば良い。
zapierのホーム画面から”create zap”を選択。
zapには、適当な名前をつけておく
ワークフローの作成
いよいよワークフローの基本的な構造を作っていく
1個めのフローにSlack
2個めのフローにnotionを設定する
とりあえず、基本的な構造はこれにて完了。
更に詳細を設定していく
▼Slackの設定
Event
ここでは事前に用意されたイベントから選ぶことができる
今回は、New Message Posted to Channelを選んだ
(チャンネルに新しいメッセージが投稿されるというイベント)
Continueで次へ
Account
自分のSlackアカウントと接続する
Trigger(きっかけ)
上記でアカウントと接続できると、Slackチャンネルの一覧が選べるようになる
ここで該当するチャンネルを選択
※事前に専用チャンネルを作成しておくとよい。もちろんこのタイミングでチャンネルを作成しても良い。
今回は事前に用意したideasというチャンネルを選択
その他の設定は触れずにContinue
Test
Testを実施してみて、緑のチェックマークが付けばOK
次に、notionの設定へ進む
▼notionの設定
Event
“create Database item” を選択した
Continueで次へ
Account
自分のnotionアカウントと接続
Action
事前に用意しておいたnotion データベースを選択する
すると、事前に用意していた入力フィールドが表示される(タイトル、投稿者、ステータス)
タイトルには、Textを選択(メッセージがそのままnotionのページタイトルになる)
投稿者の部分はcustomからuser real nameを選択(これはnotionのユーザーとは異なり、任意のテキスト項目となる)
Contentは、ページに含まれる内容だ。ここではslackに送られたテキストの内容をそのまま入れたいので”text”を選択
Content FormatはMarkdownを選択(Markdownにしておくことで、slackに送られたメッセージそのままの見た目で、リスト形式とか太字とかがそのまま反映されるのかな?と思っている)
Continue
Test
Testを実施して完了すれば、”Publish”で完成
3. Slackでテストしてみる
てきとうにメッセージを投稿してみる
データベースに登録された!
4. これで完成!
なお、Triggerを変えると、
特定のスタンプを押したときに、データベースへ登録するというフローも作れます。
みなさんもSlackやnotion,zapierをうまく使ってフロー情報をストックしていきましょう!