続✕4 ELAC BS312の愉しみ デジタル再生の要を替える (DENON DNP-2000NE)
TEACのNT-505を使ってきたが、入れ替えることにした。
液晶がダメになってきて、USB-DACとしても機能しなくなっていた(壊れてきた)。
クロックを足したネットワーク再生はけっこう良かったのだけど。
修理しても良いが、そのうちNT-507が出るのだろうと予測されるし、そうすると恐らく30万円超え。
クロックを足して初めて音質が完成するという製品は、実を言うと、ちょっと及び腰になる。
そう言うわたくし、まんまと踊らされたとはいえ(笑)、売り方としては気に入らない。
ということで、DENONのDNP-2000NEへ乗り換え。
安い買い物ではなかったけれど、それだけの価値はあると思う。
何が良いかというと、とにかく利便性。
接続、連携がスムース。
家に届いて、旧機から繋ぎ直して、PCにドライバーを入れて、本体をON。
ネットワーク接続、PCとのUSB接続、光デジタル接続、デジタル同軸接続、USBストレージとの接続、と、万能。
あとはスマホにHEOSアプリを入れれば、リモコン要らず。Amazon musicやSound cloudまで再生できる。
プリメインが、デフォルトではリモコンがないSPECのアンプなので、これをパワーアンプ扱いしている私には、本体をHEOS経由で音量調整できるのがラク。
音質は、クロックを足したNT-505より上かも。もう少しここが、、、という不満が出てこない。
ネットワーク経由の音が良い。
PC経由の音も、明らかに上を行く。
そりゃ発売時期も違えば、値段が10万以上も上なんだから、比べるべきじゃないかも知れないけれど。
DENONなので、濃厚で中低音域重視の音が飛び出してくるかと思ったけれど、そういう印象はなし。
高域は繊細だし、中低音はコシがあり高解像度。音場が自然で深みを感じるし、音数も増え、定位感も良いと思う。
ELAC BS312との相性もいいみたい。
液晶は大きくて見やすく、安定の品質。
そういう感じで、デジタル再生の中心となる良いプレイヤーです。
これでプレイヤー側は、そろそろ打ち止めにするかな。
そのくらい、'普通に'いいプレイヤーだと思う。
痒いところに、手が届いている。
唯一の不満は、今のところ、HEOSアプリの立ち上がりがちょっと遅いことくらい。
※ちなみに、HDMI ARCとの連携接続もできて、テレビからの出力音声を、このDNP-2000NEを通して再生できるほか、装置のON/OFF連携などもできます。
この音質が良いか悪いかまでは、まだ判断基準を持てていませんが、
NHKのクラシック番組や、テレビを通して見れるネットサブスク等々を、オーディオで楽しめるのは嬉しいし、気楽に使えて気に入っています。