飲んで美味かったハイボール向けウィスキー
ウィスキーにハマって、かなり時間が経ってきた。
基本、ハイボールでしか飲まない。
なので、若めで香りが立つウィスキーを好む。
これまで色々飲んできた中で、美味しいなと思った銘柄をいくつかピックアップしようと思う。
1 グレンリベット ファウンダーズリザーブ
12年ももちろんバランス良くて美味しいけれど、ハイボールにするならこちらかな。
バランスが取れてて香りがよく立つところはグレンリベットらしいけど、プラスして、少しピリッとした刺激が乗ってくるのが、ファウンダーズリザーブの特徴かと思う。この辺りが、ハイボール向けなのかな、と。
2 ロッホローモンド クラシック
バニラの香りがあり、少し木樽の感じもあり、穏やかで優しいハイボールになる。そして柔らかくピートの香りが顔を覗かせるのが特徴。
穏やかにまったりとハイボールを飲みたいときに、ちょうどいい。
3 サントリー スペシャルリザーブ
香りは華やか、バニラ感、フルーティ感がありつつ、後味は軽め。とにかくクセのないハイボールをグイグイ行くなら、これになる。ただ、せっかくの味を楽しむなら、ストレートやロックが良いと思う。アルコール感が少ないので、ハイボール専門の私でも、しっかりと味わえる。
4 ニッカ セッション
これは、美味いです。最初は、スコッチっぽいフルーティ、バニラの感じが来て、そのあと恐らく宮城峡や余市蒸留所のウィスキーから来る甘さとスモーキーさが口に残る。とっても複層的な味わいのハイボールになる。
5 アラン バレルリザーブ
10年ももちろん美味しい。こちらはもう少し刺激的。
柑橘系で爽やかな口当たりから、アルコール的な刺激が伴う、若く溌剌とした感じのハイボールになる。
6 グレンスコシア キャンベルタウンハーバー
味も香りも、軽くて爽やか、最後は少し潮っ気が出る。こちらもグイグイ飲めてしまう感じのハイボールに。
7 スキャパ
これは、バーで頼んだもの。ハイボールなんだけど、少し違う飲み方を教えてもらった。
氷を満たしたグラスに、先に炭酸を注ぎ、最後にウィスキー。混ぜずにいただく。
穏やかなスキャパの香り、味、そして潮みが、濃い味からハイボールにグラデーションを作るのが面白い飲み方だった。
8 グレングラント アルボラリス
トリは、この銘柄。柑橘系で豊かな香りに、サッパリした後味。ハイボールにとても合う。
ピート感は全く無く、雑味もなくピュアな感じ。これもグイグイいけてしまう危ない一本。シングルモルトなのにお手頃だし、つい手が伸びてしまう。
最近印象的なのは、そのあたりでしょうか。
思えば、アイラ系のピートがガッツリ効いたものから離れ、香り高いノンピート系に好みが移行してきている。
グレンリベットなどは、どの品種を飲んでも、バランスが良くて楽しい。
ロッホローモンドも、シングルグレーンのピーテッドを飲んだ時は面食らったが(笑)、他の品種はとてもバランスが良い美味しいウィスキーが多い。
とはいえ私、ウィスキー初心者過ぎるので、洋ナシがどうとか、青りんごだとか、そう言うフルーツの種類まで表現するレビューができません。
ただフルーティかな、バニラっぽいかな、木樽感あるかな、とか、その程度の解像度です。
オーディオもそうだけど、ウィスキーの趣味も沼ですね。肝臓壊しそう。