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そんなにイヤじゃない休日出勤

休日出勤がそんなにイヤじゃない。
基本は休んでたい(てか働きたくない)し、振休が取得できる前提で。

 人が寝静まっている深夜にお散歩するとか、一番乗りで登校して誰もいない教室で本を読んでるとか、周りがうごいてないときに動くことが昔から好きだった傾向がある。
血液型占いが流行った頃に「B型:周りがやる気だとやる気を無くし、周りのやる気がないと俄然やる気になるタイプ」とあって「あ  めちゃめちゃおれだ! A型です! アテにならね!」と思った記憶が強く残っている。
何の捻りもなく、ただただあまのじゃくなんだろう。
と、思ったけどちょっと待てよ。あまのじゃくってのは、わざわざ逆張りして少数派アピールをするやつってことだよな?  そうではなくて、本当にテンションが周りとは逆の波形を描いちゃうんだよ無意識に。それってホントにあまのじゃくって言うのか? と。
 定義をググる。

あまのじゃく【天の邪鬼】
1.何でもわざと人にさからった行動をする人。また、そうした性質。もと、昔話に出て来る悪者。
2.仁王(におう)の像がふみつけている悪鬼。

やっぱり!  "わざと" だ!
昔から正直な選択や発言をするとよく「あまのじゃくだねあんたは」と親や祖母に言われる度に抱いていた違和感はこれだ。「少数派を選びがちだったり、人が気にしないことを気にしたり、賛に否を投じがちなめんどくさいのをアマノジャクっていうんだ。"わざと" じゃなくて正直に話しているだけ、選んでいるだけなのになあ。」と。
最早あまのじゃくではなくなったこの性質(タチ)を何と呼べばいいのか、適当な表現が見当たらない。
とりあえずは「めんどくさいやつ」でいいけど。
そんなだから、昔から生きづらさを抱えて生きてきた。この「めんどくさい」タチはやがて、文理選択や受験、就活といったイベントにおいて我が人生を大いに困らせていく。その時のことも今度書きたい。

今となっては、「お前めんどくさ!」と言わせて「そうなんだよねー   自分でも自分がめんどいのよ」というかたちで正直な気持ちを他人に述べるというメソッドを獲得したおかげで、昔に比べれば幾分生きるのが楽に、上手になった。(ネガティブをエンタメに昇華させるお笑い芸人さんの技法を見真似してるだけ。そうやって生き方にヒントを与えてくれる人って本当にありがたくて尊敬して止まない。ってのも今度書きたい)

そうやって付き合ってきた

とりあえず、大いに困らせられたそんなタチの一側面の恩恵に預かることができてるならまあ、いっか。
「休日出勤全然いいすよー、そんな嫌じゃないんで笑」とウソじゃなく言えているので、まあ良しとするよ。


以上。

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