サップフィッシングを始めて気づいたこと
その1
2023年の夏、岩手在住の友人のガイドでサップボードというものに初めて乗ってみた。
立って乗るのはかなり不安定で、50すぎのオッサンには厳しすぎた。膝がプルプル震え、コケないようバランスを保つので精いっぱい。
一度館山沖でサップに立って釣りしてる人を見かけたことはあったが、実際やってみると自分にはとても無理。ましてや不規則な波風のある海で立つなんて。
幼少時からスポーツ苦手なままオッサンになってしまった者にとってこれは、スケボーやスノボーなどホイホイ乗りこなせるあっち側の人たちのものなのだ……。
でもなんで無理して立たなあかんの?ちょっと座ってもいいすか。
そう思い、これにドッカとあぐらをかいてみると、おお!実に安定している!
パドリングもシングルだと右、左と交互に漕がないと真っ直ぐ行かないけど、ダブルパドルで漕ぐとグイグイ進むし方向の修正もとても簡単(20代、リバーカヤックの経験はある)。
ダム湖から上がって空気を抜いたサップの本体を見るとただのゴムボート!?パタパタ折り畳めるの!?
サップってサーフボードの形をしたゴムボートじゃん!
これは釣りに使える!と確信し、色々調べてみると、背もたれ付きのシートがある最初から座って乗る用のサップも。Stand Up Paddle Boardとは言うものの、使い方は自由で特に制限はないらしい。重さは10kgほど。軽くはないが手で持てる。
また、その手軽さからすでに釣りに使っている人たちの多いこと!
主に西湘方面でサップフィッシングを楽しんでいる方の動画を参考にしてサップを購入してしまった。
岩手で乗ってからちょうど1ヶ月後であった。