あのベイト、どこさ行ってもただ〜!?
釣れなかったやつは「今すぐ書きたい!」って気力が沸かないよね。でもひと月置いたら冷静に振り返られる。
9/8、週末ごとの台風の合間を縫ってやっと出られた。前回の海の恵、超モリモリのベイト反応は……
え?どこさ行っただ!?
同じポイントへ行っても魚探はスカスカ。
さすがに漁礁の周辺にはぽつぽつキロクが出るけど、こういうのは多分ネンブツダイとかイサキの稚魚とかで、ルアーを落としてガツーン食ってくる魚たちじゃないんだよねー。
あちこち探っていろいろ試してみるも、なーんも釣れず。
それならと浅場へ行ってボトムを探ってみるといつものあのコがガブガブッと。かわいいやつよ。
この日は8時ごろから南風が4〜5mくらい吹いてきてしまい、下げ潮も効いてきたのか沖の漁礁付近は三角波がザブザブ。
油断すると、サップの先っちょが波に刺さってケツの下を海水がザバーッと洗う状態に。
こんなやつの横波食らうとヤバいのですぐに退散する。
しょうがないからいつでも帰港できるよう、ビーチ周りでパラを入れた。
パラは入れた方向に船が進むんじゃないかと思って、今回はサップの後ろから出してみた。
おおう、予想通りかも♪
パラが開いて潮に馴染むと風上に向いていたサップがグルリと180°回転して、背中に風を受ける形になった。
追い風になるからキャスティングに良い流し方だ。
しかも強風にも関わらず、サップは潮と同調してゆっくり流れる。木の葉みたいに飛ばされることがない。
これは最高♪とキャストし続けるが、ひたすらルアーの水洗いのみ。
その日その日で海の様子はガラリと変わる。
こないだものすごい大群で押し寄せていたベイトなんて、ほんの一瞬の出来事だったのね。
『釣れる時に釣っておく』というのは大事なことだね。
強風は全然弱まることがなく、同時に潮もガンガン効いてくると、逆にサップが風を押し分けて風上に流れるようになってきた。
海の潮流は絶対的で偉大だ。
このまま行くと伊豆大島まで行っちゃいそうだったので仕舞うことに。
11時には高速に乗っていた。
ん〜、なんかしら手応えのあるやつを釣りたかったが、まあまあ。
今回は釣りものによってのパラの入れ方もちゃんと分かったし、それだけでも身になったかな。しょぼん(涙)