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【バンコクから厦門航空】アート&旅

fasaiです。

バンコクから廈門(アモイ:中国の都市)空港を経由して成田に帰ってきました。
その帰国便の体験談です。

廈門、アモイ、XIAMEN。同じ都市名を表していますが、日本語だとよくわからなくなりますね


帰りは廈門(アモイ)航空で

今回のタイ滞在の目的はバンコクで華人廟を見て回ることでした。
中国の空気も感じたかったので、行き帰りに中国の航空会社を利用してみました(行きは深圳航空です)。

帰りの廈門航空は、廈門で乗り継ぎ時間が2時間20分(行きの深圳航空は深圳で待ち時間が5時間ありました)。
帰国便の旅程はこんな感じです。

片道運賃は33,100円

乗り継ぎはありますが、安いです。
LCCと比較しても体感的にそんなに変わらないです。
むしろ、機内食×2食、預け入れ荷物23キロ×2個が無料だと考えたらLCCより安く感じてしまうのはぼくだけでしょうか。

スワンナプーム発は深夜1時50分

廈門航空MF844便は、バンコク発が深夜1時50分。
今回は夕方6時までホテルにいて、それからタクシーで空港に向かいました。

01:50が廈門航空MF844便。直後に02:00発便が4つもありますね。飛行機も渋滞するバンコク

チェックイン

チェックイン時に小型のスーツケースを一個預け入れました。
乗り換え時に航空会社が載せ替えてくれる「スルーバゲージ」サービスです。
ちょっと不安だったので、「このスーツケースは、成田までダイレクトに届くんですよね?」と確認したら、笑顔で「カー」。
「カー」は、タイ語で女性が受け答えをする時に単独で使うと「はい」ですが、すごく安心感ある「カー」でした。
そして、「これを服に貼っておいて」と[联程中转 Transfer Services]と書かれたステッカーを渡されました。剥がれないように。
ポーディングパスは、乗り継ぎ便を含めて2枚です。こちらは無くさないように。

機内持ち込みサイズなのですが、液体のマウスウォッシュや液体扱いの歯磨きペーストが入っているので預け入れます!
騒々しいスワンナプーム空港の中、なぜか厦門航空カウンターは穏やかでした
ステッカー。剥がれそうですが案外しぶとい
ボーディングパスは2枚渡されます

バンコク→厦門

まずは、【バンコク→廈門】のフライトです。
エコノミークラスの機内は、3列+3列。トイレは後方に2つ。
座席指定は、廈門航空のサイトでしました。スタンダードシートは無料でした。
旅行アプリ(今回はtrip.com)で座席指定した場合、スタンダードシートでも数百円かかるみたいです。

離陸して間もなく、夜食が配られました。
バナナケーキとヤクルト味ドリンク。あとは甘酸っぱいサンザシ。
コーヒーはデフォルトでミルク、砂糖が入っていました。
甘いものばかりでしたが、美味しかったです。

気持ちが深く落ち着くような青い照明なのは深夜便だからなのでしょうか?
ぱんぱんの袋がちょっと怖い。いまの機内はそんなに気圧が低いのかと……
バナナケーキはふわふわでモチモチ。不思議な食感でした

高崎国際空港到着→乗り継ぎ手続き

3時間20分のフライトで、ほぼ定刻通りに廈門の高崎国際空港に到着しました。
飛行機から空港の建物まではバスです。雨が降っていました。
建物に着いて案内表示にしたがって廊下を進み、Transfer部屋へ。

Transfer部屋前の廊下のベンチにはたくさんの旅行者(主に白人)が待っていて、ぼくもなんとなくそこでべンチに座って待ったのですが、ベンチを横目に直接部屋に入って行く旅行者がいたりしたので、近くにいた係の女性に「搭乗時間に間に合わなくなりそうだから部屋に入っていい?」と聞くと「どうぞどうぞ」という感じでした。待たなくてよかったかも。なんか拍子抜け。
部屋の中ではパスポートチェック、手荷物検査、ボディチェック。
幾人かの白人旅行者が、煙草用ライターを没収されていました。

外は冷ための雨が降っていました
Transferサインにしたがって歩きます

ロビーで出発待ち

手続きが終わって部屋を出ると、出発ロビーでした。
売店、飲食店が並んでいます。
ソファにあるコンセントは、日本と同じ形状のプラグが使えました!

朝の7時頃です。空港を通り過ぎるだけの旅行者としてはなんということない光景ですが、ここでお仕事されている方は早起きのはず。ありがとうございます
右側が日本と同じ形状です。スマホの充電に変圧器が必要ない今の時代はホントに便利ですね
ゲートオープンまであと少し

厦門→成田

機内シートは3列+3列でバンコク→厦門と同じでした。
乗り込んでからなにかトラブルがあったようで、離陸まで小1時間待ちました。

離陸からしばらくして、お楽しみの機内食です。
時間的にお昼ご飯でしょうか。
キャビンクルーが手書きした日本語のメニューを用意してくれていて、驚きました。優しいです。
思わず満面の笑顔で受け取ったら、「謝謝」と言ってくれて、箱をポンと軽く叩いてくれました。
鶏肉と野菜の炒め添えご飯、ザーサイ、フルーツ(トマトも中国華南ではフルーツなのかな?)、ヤクルト味ドリンク、焼き菓子、あと求肥のような柔らかい餅菓子。
美味しい機内食がキャビンクルーの気遣いで更に美味しくなりました!

ザーサイがパック入りなのと、フルーツにトマトが混ざっているあたりに異文化を感じましたが、美味しさ、人の優しさは万国共通。

素晴らしかった厦門航空

さて、離陸が小1時間も遅れたにも関わらず、成田到着は定刻でした。
航行速度を上げたのでしょうか。フライト時間が4時15分→3時15分になったということです。ちょっと驚きでした。

短いフライトの感想として、厦門航空は素晴らしかったです。
特別なことをしてもらったわけではないのですが、そこかしこにキャビンクルーのホスピタリティを感じ、そこはかとなく気持ちよいフライトでした。

預け入れスーツケースも無事に成田空港で受け取りました。
扱いは荒かったようですが……スーツケースの新しい凹みキズも今回の良い思い出です。

多くの日本人と同じく、ぼくも中国についてはネガティブな印象を持っていたのですが、今回のフライトでそれがガラリと変わりました。
今後は中国の言葉や歴史を知って、もっと理解を深めようと思います。

大好きなタイとそのアートを知るためにも、中国の知識は絶対に有益なはず。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

厦門航空推しです!


【番外編】ところで雨季のバンコクは油断できない

ぼくの泊まるホテルは、一泊料金の半額で夕方6時までのレイトチェックアウトが可能です。
最終日、深夜便まで宵のバンコク中華街を満喫することもできたのですが、雨季の今、日中は晴れているからと油断すると夕方から強い雨が降り出すことが多く、雨に濡れるのが嫌いなのでなるべく外にいたくありませんでした。
雨季のバンコク。油断できませんが、この「夕方から大雨」パターンを覚えておけば、大雨に濡れることは少なくなるのでシンプルではあります。

黄金色のバンコク。しかしこの十数分後、あっという間に背後の暗雲がビル群を覆い尽くして大雨になりました

みなさんも雨季のバンコクにはご注意ください!

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