ひとりごと(2020/08/06)
猛暑日が続く8月
相も変わらず在宅勤務で夏の暑さなど知らず
冷え冷えとした四畳半に籠っております
最近、文字って読みましたか?
これを読んでいる時点でそんなこと聞いてどないすんねんという感じですが
定期的に話題になる、速読
最近はそれすらも超える瞬読なんてものもあるそうで
私はといえば、どうしようもなく遅読なわけでありまして
周りからしょっちゅう「君は読むのが遅い」と言われてしまいます
ですが、私としては自分の読むスピードには大変満足している次第でして
そもそも、速読ということに否定的な人間なのであります
そんなに急いでどこへいく
自分は、文章を読むときに頭の中で声に出して読んでいる人間で
読むスピードがこれ以上早くなってしまうと、すべてが早口の世界になってしまうのです
いかにかっこいいセリフを読んでも、かわいいセリフを読んでも、それはすべて早送りになってしまうのです
非常に気持ちが悪い
自分の読み方が普通ではないのだろうか?
速読をして、その文章から匂い立つ作者の思いや、キャラクターの心情というものはどれだけ理解できるのだろうか
瞬読に至っては、ページをまるまる頭の中でスキャンして次のページへ行っているそうな
単純にそれができることがすごいなと思う反面、効率とは違うところで効率の悪いことをしているのではないかと思ってしまう
何に関しても、知識や経験というのは最大の武器であり
それをいかに効率よく得ることができるかが重要な要素であることはいわずもがなである
だが待て、しばし
単一的な効率にとらわれてしまったために、人間的な部分を置き去りにしてはいないのだろうか?
そこに、愛はあるのか
説教ぽくなってしまった
面目ない
一度でいいから速読、果ては瞬読を会得している人たちにそこら辺を聞いてみたいなとしんみりと思ってしまった
果たして、会得している者たちにとってこの文章は一体どれくらいのスピードで読まれてしまうのだろうか
手元のコーヒーを優雅に口元に運びソーサーに戻すころにはページを閉じていることだろう
疾如風
コーヒーおいしかったですか?
最後まで読んでいただきありがとうございます
またどこかでお会いしましょう
バイバイ~
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