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撮影日記(5)

関西に行く用事があった。私は伊丹空港も関西空港も行ったことがなく、せっかくなら両方行ってみたいということで、羽田→関空(→用事・宿泊→)伊丹→羽田というルートを組んでみた。ここまですると移動が目的なのかもともとの用事が目的なのかわからないような気もする(用事が目的です……一応ね)。

関西空港の周辺で撮影した写真を並べてみます。

関空展望ホール Sky Viewは、関空のターミナル付近で飛行機が見られるほぼ唯一のスポットで、無料のシャトルバスで移動する必要があるのと、17時には閉まってしまうので夜の撮影ができないのが欠点ではあるが、滑走路・誘導路の末端に位置しているので、普通の空港ではなかなか見られない角度から飛行機が見られるのは魅力。

Thai, A359。大きな翼を広げた姿が印象的。
ウィングレットは横から見ると華奢に見えますが、かなり巨大な構造物であることがわかります。
滑走路手前待機するUnited, B777-200ER。
車輪付近の細かいメカニクスまで見られるのはこの場所ならでは。
SterluxのA330-900(neo)。滑走路末端のマーキングが機体に反射しているのは、羽田ではまず見られない。
駐機場もほぼ真横から見られる。賑やかで楽しい。
関空は特に東南アジア路線が多い。

訪れた日は南風運用でして、手前から奥に向かって離陸していく感じでしたが、北風の日はこちらに向かって離陸してくるのでまた違った景色が見られると思います。


せっかく遠くまで来たので、日が暮れる時間に空港の外に出て、少し撮影してみました。余談ですが、伊丹でも関空の管制はふつうに聞こえました。離れているのにすごい。


離陸していく飛行機は、管制塔の無線を聴いてタイミングを見計らい、出てきたところを狙って撮影します。
お散歩やお買い物に来ている方も結構います。
海+空は時間が経つのを忘れられる素晴らしいスポットです。
これはそれなりの大型機でしょう。
このときは機材まではチェックしていませんでした。
Instagramにはここまでの縦長写真は載せられないので、残念です。
水面で複雑に反射する夕暮れの光がきれいです。
刻一刻と空の色は変わっていきます。
現代のデジタル現像では、この程度の色はどのようにもいじることができてしまうので、いつも以上に目の前の色を記憶しながら1枚1枚撮影することを心がけていました。その点、空が大面積を占めているこのような構図は、単純ですが現像の難易度がかなり高いと感じています。
美しいと思って思わず撮った一枚。飛行機はいないよ。
遊び程度ですが、長時間露光もやってみました。30秒で、離陸していく飛行機の光跡が綺麗に写っています。長時間で撮るとノイズも少ないですし、灯火の様子もきれいですね。


海沿いで過ごす時間は何にも代え難いものがありました。
また行ってみたいです。


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