君どうにでもなりたまふことなかれ(楽曲解説)
Khrono logiKです。
On Prism Records様 企画のキラハピ2024に、新曲「どうにでもなれっ!」を投稿しました。
キラハピは、
という感じに「キラキラしててハッピーな曲を投稿しようぜ~~」って企画です。
未だに書き慣れない元気!ハッピー!!って雰囲気の曲ですが1000000回くらい再生していただければ嬉しいです。
当記事ではMVとか歌詞とかについて、楽曲解説を行っていきます。
(あとおまけで今回より使用した重音テトSVの感触とかについて、ちょっっっっっっとだけ触れておきます)
楽曲概要とか
マジでこういう曲(特に歌詞)書いたことなかったので「本当にこれでいいのか?」という気持ちで一杯になりながら作曲に臨んでました。
楽曲面で言えば、"kawaii future bass × ボカロっぽいポップロック"を主体に
4つ打ちドラム + メロディラインもハネた雰囲気で、ベースラインも休符を意識したリズム重視なスタイル…………
明るい(主観)曲はリゾルヴとかetc.でも手掛けていますが、ここまでポップな感じにしたのは人生初です。
性分もあり毎曲新しい要素を取り入れるようにしていますが、
今回の目新しい要素はこんな感じです 👇
自分なりの勝手な課題として「イマドキな曲」「聞く人を選ばない曲」を模索しているのですが、要するに"売れる曲書きてェ~~"ってこと
イマドキな曲を研究した結果、曲の長さが遂に2:30以内に収まりました。でも知人に「そもそも最近の曲はサビ開始が0:30くらいじゃないっすか?」と指摘されているあたり、まだ研鑽が足りていないかも……ギターの主張を減らしたり、ドラムの音をもっと軽快(ポップロック寄り)にしたり、ボーカルを変えてみたり…………今回の曲ではそういった狙いが如実に表れていると思います 多分
でも次投稿するボカデュオ曲は、ちゃんといつも通りのKhrono logiKみたいな曲が出るので安心ですね(?)
以下から、歌詞・MVについて個別に詳しく解説していきます。
MV
MVも近年~少し前のボカロ曲でよく見かけた、"立ち絵 + 単色背景"のみのシンプル構成にする予定でしたが(有名な奴で言えば●ニーとかヴ●ンパイアとか)、
制作を進めている内に「(こんな曲あんまり作らんから)この編集もやりてェ~~」という欲が抑えきれなくなり、動きがあるような動きがないような不思議なMVとなりました。
あと歌詞が思ったよりネタ寄りな方面になったのもあり、MV側も所謂ネタ曲っぽさも沢山入れましたので自分としてはとっても楽しかったです。
(でもネタ曲っぽさって「これ滑ったら辛ェ~~」という気持ちも抱えながら書かなきゃいけなくて大変ェ~~)
ネタ曲っぽさとは別にも、セリフの吹き出しとか集中線等、漫画的な編集アプローチは試してみたかったので、そういう欲もブッパ出来て嬉しいです。
普段作ってる曲では中々出来んから……
あとここだけの話、動画制作仮段階だと割と行き過ぎた演出が多かったので、投稿直前に 日和って 正気に戻って急遽修正した部分もありました(意図せずライン越えする可能性があったため)。
楽しい動画作りを心掛けていますが、楽しく健全な動画を作れる諸兄の素晴らしさを再確認した次第です……
曲のMV久しぶりに作ったらやっぱ疲れるな…………楽しいけど……
イラスト担当は、いつもお世話になっている/sdk.様。
何だこの美少女!!?!!?!?!??!?!
キラキラしててハッピーなキャラデザをするのが上手すぎる~~~~~~~
「白髪で赤インナーカラーの、ちょっとアイドルっぽい衣装で表情豊かな女の子良いよね!!!!」ってお願いを叶えてくださってありがたいです
八重歯やチョーカー、非対称ソックスに小さな帽子等……個人的にストライクな要素も大喜びですが、何より驚いたのはショートパンツ?のデザインでした(動画冒頭で確認出来ます)。
こんなツラの良さなら最強無敵に決まってんだろ!!!! ☆1じゃなくて最高レアリティだろお前は!!
SDキャラも可愛さが余り余ってMV内で乱用しまくりました。
当初の予定ではちょっとしたアイキャッチや、間奏の賑やかしくらいにのみ使う予定だったのですが、
気が付けば最初から最後まで使いまくり……、果てにはグラサンかけたりカードの裏面デザインになったり地球爆破したりお世話になりまくりです。
またMV制作にあたって蹊マンのご協力をめっちゃいただいておりました。
イントロ部分「自由に生きちゃって」のクソデカ文字アニメーションとか、曲のタイトルロゴとかは彼の業績です。
(あと細かいカメラワーク指定とかフォント選択も一部相談に乗ってもらった)
After Effectsでの作業画面を見せてもらいましたが、やっぱ出来ること多そうだしAE欲しくなりますね…………俺がこれ以上動画の楽しさを知ると作曲頻度が更に下がりそう
コミケの原稿と自作曲に追われている中で無理矢理手伝ってもらいました。 ありがとう
👆彼のキラハピ2024投稿作品です
あかてん せいせき ねこぱんち^~
普通に動画のキャラが美少女過ぎてビビってる
歌詞
らったったったーってなんですか?
俺は真面目にキラキラハッピーな歌詞を書いたつもりだけど、悲しい歌詞と解釈されないか……?
連休明けの辛さで書き殴っていたので世界観に滲み出てたらすまんね……
仮想の自称最強無敵少女視点で作詞していますが、知人達に「どう見てもお前の自我が出とるやろ」と指摘され泣いております 『生きてるだけで褒めてくれよ』とか流石に普段から言ってないのに……
歌詞キャラクター像として「元気でストレートなアホの子」をイメージした結果、自称"最強無敵"のワガママ少女ソングとなってしまいました。
『プレミ』『レベル1』等、割とゲーマーっぽい言葉を使う面もありつつ、元気いっぱいな女の子。
『控えめにいって100億点』って言うくらいには自分のことを超評価しまくってますが、人からの扱いは『☆1ダブり3枚目』程度…………。
人類全てを巻き込んでいきそうな問題児っぷりを感じていただければと思います。
こんな感じです。
全体的に挑戦が多い曲でしたが、個人的には特に満足いく形にまとめられてスッキリです。
やってないことをやるのはやっぱり楽しいな!!!!!!!(やりなれてるジャンルを究めるのも楽しいけども)
まだまだ自分も修行中の身ですので、色々なことを試しながら強みを探したりしたいです。
来月(7月)はボカデュオの曲が投稿されます。
ボーカル版はボーカル担当者様のchで、ボカロ版は自分のchで投稿されますが、是非どちらも聞いていただければと思います。
次のボカコレ8月なん……?
前のボカコレで出し損ねたRemixを完成させるか悩みますが、また最近良い曲を見つけたので……そちらのRemixが気持ちよく完成してしまえばそっちになるかも…………
そもそも間に合うか分からんけど……(曲はともかく動画が間に合うか)
8月も投稿出来れば(自分にとって)奇跡的な3ヶ月連続投稿となるので、頑張ってガリガリ曲作ります。
また来月の記事で会いましょう。
おまけ:重音テトSV使用感想とか
そういえばテトSV使用感聞かれたので、おまけとして載せておきます(唐突)
マジでちょっとした感想だし、調声専門家とかじゃねーからテキトーなこと書いても怒るなよ!!!
初めに……テトというよりSynthVの話になるのですが、
各機能(パラメータ変更、ソフト設定、書き出し等)を画面右端のバーから選択して表示/非表示を切り替えられるので、ショートカットキーを覚えられなくてマウスでカチカチする俺には直感的に操作出来て快適でした。
(でも歌詞まとめ入力が少し操作慣れなかった 俺がキーバインド工夫すればもっと楽になるのかも)
テト自体の感触は、強弱メリハリ付けられて使いやすい女だな~って感じです(暴言)
パワー系なボイスばっかり使ってるせいもありますが、感情とかでブン殴ったり、元気100%な方面ならめちゃくちゃ適任だと思います。
これが調声ほぼなしでポン出し出来るから強いんよな……
(あと低域がスッキリしててmixに馴染みやすかった)
冷たい……というか無機質で感情出し過ぎないロックに合わせたり、ちょっとカワいい~~風味(キュートよりはスイートな感じ)(病みがあったり、ストレートではない感じ)を多めにしたい場合は可不の出番も全然あるかも?
本当にベタ打ちでピッチカーブ見事に書いてくれてありがてぇ~~
普通に他のソフトでの打ち込みにも参考になるから驚愕しています
でも流石にブレスとかは自分で入れなきゃだめっぽい
ちなみに当楽曲ではSynthV本体でのピッチ変更も、ピッチ修正ソフトでの調整も行ってないです。
(楽曲の静かな部分ではパラメータを変えたトラックにしていますが、曲中でパラメータを動的に変化させたりはしてません)
そういった面でも、参考となれば……。
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