近畿大学との合同ワークショップを経て
こんにちは。
常葉大学 造形学部 2年の大場心晴です!
初めてのnote投稿で不慣れではありますが、自分の中で得たことの言語化、アウトプットの強化のためにnoteの投稿を始めてみようと思います。✍🏻
近畿大学との合同ワークショップ
7月15日、16 日に大阪へ行ってきました。
常葉大学 造形学部の未来デザイン研究会と、近畿大学 経営学部の山縣ゼミの方たちと合同でワークショップを行いました。
そこで得た学びや気づき、考えたことをまとめてみようと思います。
発表
はじめに、近畿大学の学生さんと常葉大学の学生でそれぞれのプロジェクトの進捗報告や、プロジェクトを通して学んだことなどを発表し合いました。
私はCJMやVPCの手法を通して今現在できていないことの発表をしました。
近畿大学の学生さんの発表を聞いていて、やはり経営学部と造形学部では大きく違いが生まれることがわかりました。
私たち造形学部では、まず1つの事象について観察や体験をもとに手法からアプローチをしていくのに対して、経営学部では、はじめに問いを立ててその問いからアプローチしていることに気づきました。
同じようにサービスデザインのような価値を創造するデザインを学んでいる中でも、学部の特性によってこうも変わってくるのか!と改めて気づくことができました。
以前、学校の授業で先生から、経営学部は社会学に基づいていて、効率や数値を重視する傾向があるのに対して、造形学部はデザイン学に基づいていて、誰かが嬉しくなることや感性を重視する傾向があるというお話を聞きました。
今回のワークショップで近畿大学の学生さんの発表を聞くことで、授業の際に聞いたことを身をもって体験できたような気がしました。
ワークショップ
お互いに発表をし終わった後、7つのグループに分かれてワークショップを行いました。
「Well-beingはどうすれば実現できる? Proximityを価値循環として考えてみるワーク」というテーマのもと、とある都市を想定してその都市に暮らす人々の生活をより良くするにはどうすれば良いかを意見を出し合って考えました。
私たちのグループは、途中で行き詰まってしまい先生にアドバイスをもらってなんとか最後の発表の形に繋げました。
私自身、課題やワークにおいて自分の中にある型や手法に則って、堅苦しく考えてしまう癖があります。
今回のワークショップ中も、「こことここを繋げたら良さそう」などと考えて発言してみても、自分の中でやはり堅苦しい思考になってしまっているように感じました。造形学部ならではの感性を重視した思考や、さまざまな角度から物事を見るような視点が私にはまだ足りていないと改めて感じました。
その中で近大生は、意見をまとめて収束に向かうために論理的な思考をしながらも、「そことそこを繋げるんだ!」と思えるようなユーモアの溢れた提案をしていました。
自分の思考の癖から、思い詰めて思考が止まってしまう私には足りないものをたくさんもっているなと感じました。
懇親会
懇親会では、ワークショップ中とはまた異なったプライベートなお話ができました。
バイトの話をしたり、大阪のおすすめの場所を聞いたりする中で初めて会った人同士なのに、すぐに打ち解けられるような力をもっていて、近大生のコミュ力の高さを強く感じました。
静岡とはまた異なった生活文化をもっているからこそなのだろうと思いました。
そして、静岡という土地に留まるだけでは得られないものがやはりたくさんあると改めて感じました。
外に出て新しい出会いを求めて、会話によって交流をして、その交流から自分の学びへと吸収をすることの大切さを痛感することができました。
反省点
合同ワークショップを経ての自分の反省点として、やはり知識不足や経験不足が挙げられると思いました。
ここまで自分なりの気づきを挙げてきましたが、どこか的を得ていないというようなモヤモヤが残ります。
さまざまな点における知識や経験があれば、体験したことを自分の中で知識などと交えながら噛み砕くことができるのだと考えました。
自分に知識や経験がないからこそ、与えられた環境の中での気づくことの範囲や深さに制限があるんだと思いました。
本を読んだり先生や先輩との対話をしたりすることから知識を得る、得た知識を手法や理論として使う、使った結果からまた自分なりに新たに学習する、といったこのサイクルがまだ自分には不十分であると感じました。
まとめ
今まで静岡の他の大学の学生とは交流があったけど、県外の学生と何かをやるというのは初めての経験で、だからこそ学ぶことが多くあったように感じます。
近大の学生さんから「部活でこんなことができるなんてすごい!」という言葉もいただいて、自分はかなり貴重な体験ができているんだな、と思いました。
今回のワークショップを通して自分の中で得たものを無駄にせず、自分ごととしてまず考えて活用できるようにしたいと思いました。
拙い文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!💡
▼ WSでの発表内容です。
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