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宗教とは

インドのバラナシに着き、ガンジス川沿いを歩いていると、日本語で2人のインド人が声をかけて来た、何年か日本に住んだことがあるらしい背の小さい男と、奥さんが日本人だといって、写真まで見せてくれた男が。会って、少し話して、そこまでいけるのはどんだけフレンドリーなんだよって話だ。これは日本がシャイとかどうこういってる問題でもなさそうである。
その男がやってるお土産屋さんに連れていかれた。最初はぼったくられるのではと警戒していたが、途中で合流したバンガロールでジュエリーショップを営んでいる日本人のおばさんに、本当に親切なだけだから大丈夫だと言われ、ついていくことに。その男らは本当に親切で、店で休ませてくれた。インドの昼間なんて外にずっといられる気温ではないので、非常にありがたい。さらにはビールまで。控えめに言ってサイコーだった。アーメン。
安い宿も紹介してくれた、ガンジス川の小舟にも格安で乗らせてくれた、Wi-Fiも繋がせてくれた。親切だったので、警戒することなく、仲良くなることができた。せっかくならと信頼関係が築けないと質問しにくいインドのことを聞いた。電車やバスだけじゃなくて、アルバイトの時間もルーズなのか?1日どのくらい稼げるのか?ガンジス川を汚いとは思わないのか?様々なジャンルの質問をした。
会社自体は時間がきっちりしているらしい。だが、店舗ごとになると、マネージャーが時間通りに来なかったりするらしい。アルバイトが1時間来なかったら、1時間分の給料が入らないだけだろと言っていた。また、給料は1日で1000円くらいだと、そして、アルバイトのほとんどが学校に行っているという。そういったとこでの格差もあるみたいだ。

最後の質問にも答えてくれた。ガンジス川は汚いと。できれば入りたくない、あれを綺麗だとは言えないだろって笑いながら言った。おれはヒンドゥー教だけど、強く信じている訳ではないという。なぜか理由を尋ねると、真剣な顔になり、神は食べ物をくれる訳じゃないだろと言った。

インド人が数人集まって来て、一緒に夜ご飯を食べた、宴会だといって7人くらいでビールや焼き魚を食べた。魚はガンジス川から取れたものなのかどうなのかは聞かなかった。聞いたら、食べるの辛くなりそうだったから。おばさんも合流し、ビールとご飯代を出してくれた。アーメン。


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