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有休消化日記2024 Day16〜Day21

12/20(金):Day16

朝、久しぶりに髪を切りに行く。行きつけの美容室は朝9時からやっているので、朝イチに予約すると10時過ぎまでにカットが終わる。一般的に髪を切りに行くとなると半日潰れがちなので、朝にサクッと終えてくれるのはかなり重宝している。ちなみにこの美容室は17時に閉まる。9時5時。

夕方から夜にかけて、転職先の忘年会に行く。雰囲気がわからないので、仕事モードのスタンスで行くべきか迷ったまま参加したが、普通に趣味の話をしたりお腹いっぱい食べたりした。麻布台ヒルズのなんとかタワーの巨大さにびっくりしたり東京タワーが綺麗に見える映えポイントを見物したりしつつ、みんなについて歩いていくうちに、いつの間にか内幸町にいた。久しぶりに三田線に乗って帰る。

ちなみに、転職先は麻布台ヒルズにはないし、そもそも虎ノ門とか神谷町とか新橋ですらない。

12/21(土):Day17

妻の誕生日がこのあたりなので、朝から娘と色々仕込みをする。妻には前夜に夕方までどこか行ってくるようにと伝えていたが、そんなこと前の日に突然言われても困ると言われた。それはそうだ。だが出かけてもらった。

新宿の伊勢丹でケーキを調達したり、お気に入りのオオゼキでディナーの仕入れをしたり、娘とあちこち出かけて準備をする。そもそもPMは娘なのだ。僕はプロジェクトメンバー兼スポンサー兼料理担当兼ドライバー。伊勢丹はクリスマスというよりももうお正月に向けて全力ダッシュ!という感じだった。おかげでこのケーキは誕生日用です、と言いやすかった。

夕方から慌ただしく準備したが、妻には喜んでもらえたようだ。料理の写真はないが、妻が楽しそうにしている写真と、ケーキの写真が残っていた。

12/22(日):Day18

PTAの餅つきに参加する。朝8時半集合で、解散はなんと16時。インフルエンザによる主要メンバーの不在、新しく投入されたガス蒸し器の操作の学習コストが意外に高かった、蒸し器を置いていたところが風の通り道で火が安定しなかったなど不運が重なり、餅の生産に大ブレーキがかかった結果、寒空の下、バイト並みの拘束時間となってしまった。

ともあれ、PTAの餅つきに参加するという実績の解除を果たした。単にぺったんぺったんついているだけのように見える餅つきにも、理論と技術とオペレーションがしっかり存在することを学んだ。

そもそも、ぺったんぺったんやるだけでも相当な力を使う。準備と片付けでも力を使う。体がバラバラになりそうになりながら帰り、お土産でもらった餅を食べた。

12/23(月):Day19

改めて何か積み残してきた課題を解消したいと思い、パスポートを作りに行くことにした。コロナ禍でぼーっとしていたらパスポートの期限が切れてしまっていたので、パスポートセンターまで出向いて作り直さなければいけない。そんなめんどくさいことは、この暇な時期でないとなかなか難しい。

戸籍謄本を取りに行ったのち、池袋のパスポートセンターに出向く。家から近い新宿ではなくて池袋に行ったのは諸事情による。戸籍謄本を取りに行った役所は戦争みたいになっていた。全然関係ないが、役所の窓口で待っている人を呼ぶ時「〜番のお客様ー」とお客様呼びするのは個人的にはやめるべきだと思っている。civilianは参加者ではあれど、客ではないだろう。

パスポートセンターは役所に比べるとだいぶ穏やかだった。手続きを終えて、サンシャインの地下の青葉でラーメンを食べて帰る。

10年ぶりくらいに来た

12/24(火):Day20

朝起きたら娘の鼻が完全に詰まり、その余波で喉も死んでいた。こんな状態じゃ学校には行かせられないねとなり、学校は休ませて、耳鼻科に連れて行くこととなった。そんなクリスマスイブの年もある。耳鼻科はかなり混んでいて、昼前にようやく診察してもらえた。みんな大変なクリスマスイブ。

そのあとは、家で娘と並んでカップうどんを啜り、処方箋を取りに行くついでに給油したり、ヨーカ堂で買い物したりと生活感たっぷりに過ごす。そんなクリスマスイブの年もある。

今年の我が家のクリスマスパーティ(という名のケーキを食べる日)は25日としていたので、イブの食卓は地味だ。メインディッシュは先日鹿児島で調達してきたつけ揚げ、鹿児島以外の言葉で言うとさつま揚げだ。そんなクリスマスイブの年もある。

勘場蒲鉾店のつけ揚げ
つけ揚げはここ以外はありえない

12/25(水):Day21

毎朝のワークアウトはこの有休消化期間も継続しているのだけど、メニューはChatGPTに相談して作ってもらったやつをこなしている。今日は筋トレの日。ケトルベルと自重で、階段を降りる脚がプルプルになるくらいには追い込めた。

午前中に転職先の仕事で使う端末が届いたので、ぽちぽちとセットアップする。いよいよこの生活も終わりが近づいている。

午後はふと思い立って、ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」のイントロを練習する。今の時代、有名な曲ならYouTubeで奏法を解説してくれる人がごまんといる。おかげでポジションはなんとか把握できた。仕上がりまでの道のりは遠い。そういえば今までジミヘンをコピーしようなんて全く思いつきもしなかった。あれほどの、ロック史に燦然と輝く存在にもかかわらず。

夜は家族でクリスマスパーティ。パーティといっても、フライドチキンを揚げて、ワインを開けて、ケーキを食べるくらいの簡素なもの。ただ、ケーキは近所のお気に入りの店に毎年11月中には予約している。そういうお店がある生活は、豊かだ。

ろうそくがついていたので、つい立ててしまった

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ヒガシ
より長く走るための原資か、娘のおやつ代として使わせていただきます。