気胸について。一般的なこと。
さて、今回で通算3度目となる気胸の発症。
私の場合、28の時に1度目、30過ぎてから2度目、そして30後半で3度目となります。
3度目の正直とか思った方、正直そんなん要らないです(笑。
何にも面白くありません、ただただ辛いだけ。
出来るならもうやりたくなかった、でも起きてしまった、そんな状況です。
気胸の症状、原因、特徴
気胸とは、なんらかの原因で肺に穴が開いてしまい、そこから肺の外側の胸腔(きょうくう)内に空気が漏れ、肺がしぼんだ状態をいいます。発症の原因により、外傷性気胸と自然気胸の2つに大きく分けられます。
※より詳しく簡潔な情報として、社会福祉法人 恩師財団 済生会の記事URLを以下転載します。
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/pneumothorax/
私の場合、3度とも全て自然気胸です。
ちなみに外傷性気胸というのはザックリ言えば、事故や怪我などで胸部に外傷を受けて起こる気胸。私が毎度患っている(煩わされている)自然気胸は、なんとはなしに明確な理由なく起こる気胸、と思って貰えれば良いでしょうか。
自然気胸の場合は明確に「これをしたから発症した」と関連付けできるような外的原因がありません。
※こじつけようとすればそれらしい要因は幾つか出てくるかもしれませんが、1度目も2度目も、それは直接の誘因ではないと医者からは説明されました。
また、自然気胸は外傷性ではなく≒事故に遭ったわけでもないので、例えば3度目の今回は会社で仕事中でしたが、労災なんかもおりません。
ストレスによるものという見方もあるようですが、それにも明確な根拠がないと聞きました。
自然気胸は、ただただ唐突に起こる。
芸能人だと嵐の相葉さんや、ナイナイの矢部さん、俳優の佐藤健さんなどが同じく気胸を報じられたことがあり、比較的痩せ型で、背の高い男性に多く発症が見られることから「イケメンの病気」なんて思われたりするようです。
が、何にもイケてないです。最初にも言いましたか、私は極めて平均的なオッさんのつもりです(笑。
※ちなみに入院時の身長体重は176.5cm/61kgでした。身長、まだ伸びてた…。
それに病気するなんて、そもそもイケてません(しないに越した事はない!)。
本人達からすれば、胸に知らぬうちに爆弾を抱えて今までやって来たのかと、ゾッとさせられるばかりで、ひたすらシンドい思いが続くばかりです。
周囲には見えない異変、伝わらない苦しさ
側から見てると外見上は何もないのに、本人は呼吸も浅く、会話も辛く、下手をすると血中の酸素飽和度が急速に低下し、意識不明に陥ったり、にわかに心停止など生命の危険すら出てくる。自分で言うのもなんですが、気胸は極めて緊急性の高い病気です。
最初は自分でもただの寝不足か夏バテかなと半信半疑、周りからもちゃんと自己管理しないと、くらいのことを言われかねませんが、私の場合、今までに自身が経験したことのないダルさ、苦しさを感じました。
でも周りからすれば「なんか変だね」くらい。伝わらないんです。
※こういうジレンマって、ヘルプマークやマタニティーマークなんかの問題にもよく起こりますよね。本人は辛い/苦しいけど、周囲には伝わらない。これが結構困ります。
おかしいなと思ったら、すぐ行動する
行動する=すぐ病院へ!
我慢をしないこと!
後でも説明しますが、「何かおかしいな?変だな?」と思ったら、すぐ病院に行きましょう。助けを求めましょう。
気胸に限らずですが、恥ずかしくても、違うかもと思っても、自分の異変に気付いて、自分を守れるのは、自分だけです。
ちゃんと自分で自分を見て、おかしかったらすぐ対処しましょう。
私は1度目の気胸で、その事を強く意識させられました。
2度目の気胸でも、嫌と言うほど痛感しました!
さ、3度目の今回、もうね、ホントゲンナリするくらい、身に染みて感じております…。
余談。入院3日目の状況(2020.12.30)
レントゲン撮影で連日左肺の状況確認をされていますが、医者様曰く、膨らみも縮みもしていないようです。
この流れ、本格的な治療もできず、このまま病室で新年を迎える予感がします…
もー、どうなってんのよ俺の身体!!