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カムアン県の【バス】

カムアン県はラオス中部にあります。県都はターケーク。
首都ビエンチャンから少し離れた場所にある、南バスターミナルからバスに乗り、まっすぐ南に下がり、約7時間~最長12時間で到着する場所にあります。
バスは、リクライニングな革張り(のようなシート)で冷房も効いていて高速移動するバス(VIPバス)から、練習試合の時にレンタルするマイクロバスのようなものまでさまざまあります。

価格はVIPバスが少し高め、それ以外のバスはすべて同じ価格です。どんなバスになるかは、わかりません。

冷房ナシ、入り口の扉が閉まらないバス(サワンナケート県まで行くバスです)

2018年ごろ、首都ビエンチャンにいる際、ラオス最南端のアッタプー県で災害がありました。韓国の作ったダムが崩落、沢山の人が亡くなりました。そんな時期に、アッタプーへの支援物資を乗せたバスに鉢合わせました。せっせと荷物を積み込む人をみて、「今からこのバスはアッタプーに行くのか…」と思ったのを覚えています。

そして、私のバスはいつ来るのかなと、「ターケーク行き」のバスのターミナルで待っていると、先ほど荷物を詰め込んだバスがノロノロとやってくるではありませんか。まさかとおもったけれど、このバスに乗って私はターケークに行くことになりました。

アッタプー県への支援物資を乗せたバス。冷房ナシ。重さでなかなか進まない。

バスは【ターケーク(カムアンの県中央)行き】にはなっていますが、バスの種類によっては、カムアンの次、もっと南に向かうバスがあります。サワンナケート(セノ)、サワンナケート(中心部:カイソンポンビハーン)、パークセーです。そのようなバスはカムアンに5分~3時間ほど止まります。バスの管理を行う人がそれぞれの用事(昼食、休憩、買い物、荷物の受け取り)を終えたら出発します。

降りる場所になったら教えてくれることが多いように思います。支払ったお金以上の距離、バスにはのせてくれません。普段は「ぼーぺんにゃん(問題ないよ)」というラオス人ですが、お金が絡むとそこらへんはしっかりしているのでした。

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