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パンダを初めて観た感想

2023年2月22日
和歌山県アドベンチャーワールドから3頭、上野動物園から1頭、合計4頭のパンダが中国へ返還されたました。そんなニュースを見て思うのは自分が初めてパンダを観た時のこと。場所は上野動物園でした。

僕が初めてパンダを見たのは19歳。当時からなのですが、僕は少し性格がひねくれていまして、初見のパンダは「かわいい」とか「愛らしい」とかそういった感想ではありませんでした。上手く表現できませんが、「なんだこのおかしな生き物は!?」みたいな感じが近いでしょうか。そのおかしな現象から目を離すことができなくてずっと観察してしまいました。

見ながら思ったのは、「中に人間がはいっているみたい」でした。僕にはそれがただただ不思議な体験で、「かわいい」を超越してしまい、むしろ「嘘みたい」と感じました。言葉を選ばず、言うのなら「不気味さ」すら感じていたと思います。

後に知人とその時のことの話をして、その時の感覚の回答らしきものがわかった気がしました。
パンダの仕草の可愛さというは、あまりに人が想像する「かわいい」のイメージに近すぎると言うことだと思います。
周りをあまりに気にせずに振る舞っていて無防備です。どんな動物でも警戒心を見せる様子があるし、身近な犬猫でも人間にはよくわからない行動をとるのが動物というものだとすると、パンダは見ていて解りすぎる。
それから、体の体型のふくよかさとカラーリングも関係しているかと。特に目元の黒さは模様と眼球の黒さが一緒に見えて、目からの表情がわかりにくい。獣的な視線や表情というものが感じられにくいと思います。

パンダの魅力、高い人気分析をするとこんな事かなあと考えるのですが、どうなんでしょうね?その他の動物を見るときと違って自分が少し麻痺するようなそんな感覚になりませんか?

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