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おらちの映画(2024年12月26日の日記)
「十一人の賊軍」を見てきたぞ!
今さらかいって感じなんですけどまだやってたので……(地元なのでロングラン)
思った以上にあらゆる意味で派手で良かった!ここまでの久々に見たなって勢いで人がバンバン死んで血がダバダバ流れるので人を選ぶけど、チャンバラが好きな人は見るべきだと思うぞ!私はスターウォーズでもローグ・ワンが好きな人間なので楽しめました。だいたいローグ・ワンだった。
知ってる土地の話だったので、おお、この城門は本物だぁ……みたいなことを思いつつ見ていた。方言なんかもちょうどいい感じに調整されているな〜とか。これまで見てきた中で一番気にならずに見られたと言ってもよいかもしれない。
しかしアレですね、我々地元の民には、うっすらとでも戊辰戦争の基礎知識があるわけじゃないですか。これを見た世の中の人ってどのぐらいその辺の前提を持って見たんだろう。
ざっくり最初に状況説明はあったけど、例えば長岡城陥落の流れとかは特に解説なかったわけで。新発田藩と長岡藩、湊の位置関係とかサイズ感とか。新潟が砦死守のキーアイテムであるアレの一大産出地であることとかも、わかる人だと早々に「察し」ってなるんだけどそういうとことか……
そう思うと、愛知とか静岡とか京都とか、時代劇の舞台になりがちな地域にお住まいの皆様だと、結構な数の作品をそういう目で見ることになるのではないか?
私がなんとなーく見ていた作品も、「これ伝わってるのか?」「地味なとこ凝るな」「今のとこ無理やり誤魔化したな〜」とか思いながら見ていたんだろうか。その方がもっと面白かったり、逆に面白みが減ったりしていたんだろうな。
今日はここまで。ありがとうございました。