ひとり芝居について(＊2023.10.10追記)

初めまして！あなたの周りのあんな人、演じます。ひとり芝居役者の長谷川恒希（はせがわ　こうき）です。

今回は僕の1番のライフワーク

「ひとり芝居」

について、あれこれと書いてみようと思います。

これまでに、
東京、
北海道（釧路・札幌）、
宮城（仙台）
福岡、でひとり芝居公演を重ねてきました！

色んな活動をする中で、これが自分の1番の代名詞です。

この記事を読むことで将来、舞台に足を運んでくださる方がひとりでも増えたらこんなに嬉しいことはありません。

1・どんなことをしてるの？

馴染みのない方には分かりづらいですよね。
簡単に言うと、

ひとりで芝居をしています。

・・

・・・

百聞は一見に如かず、ということで、

_過去演目の動画_

をご覧ください。

「スナックから帰らない男」
2021.8/21　北海道立釧路芸術館にて

「記念日を祝うカップルYouTuber」
2021.11/21 ～オンライン配信にて～

～登場するキャラクターは
皆さんの周りにもいるであろうごくごく普通の人たち。

そんな普通の人たちが普通の生活の中で出会う数々の体験を、僕の目を通して芝居にしています。

目を凝らしてみると・・そんなふつう～の人たちの生活って、意外に面白かったりして・・・

世の中にはいろんな人間がいますね。好ましい人もいればそうでない人もいます。

そんな彼らも,僕たちと一緒で、大小様々、日々色んな出来事に巻き込まれます。その姿はどんなだろう？

もし。

社内の空気が悪いタイミングで社用車を擦ってしまったら。

せっかくハワイに来ているのに取引先がスカイプでぶちぎれてきたら。

久しぶりに会ったおばあちゃんが自分のことを”さん”付けで呼んできたら。

自分は一杯もお酒を飲んでいないのに迷わず割り勘にされたら。

人間はこんな風に反応する、こんな風に振舞う。
そしてきっとその姿は面白い。
そんな想像だけで作っている芝居です。

(1公演あたり3〜4人のキャラクターが登場します。1本につき1人。各演目は15〜20分くらいのごく短いお話をオムニバス形式で、お見せしています。)

2・長谷川恒希のひとり芝居って？

舞台上でのメイク。次のキャラクターに様変わりしていきます。

演出の関根の言葉を借りると

「動物園のガラス越しに動物を見るように、人間を見る芝居」

動物園の動物って、観察してみると面白いですよね。
でもライオンなんて仮にサバンナで対面したら絶対に直視できません。

だけど、安全なガラス越しに見ればなんてことはない。
前足と後ろ足をああいう風にして歩いてるんだな、とか、
お腹減ってるんだろうなとか、
多分あのオス今ムラムラしてるんじゃないかだとか色んな想像を巡らせじっくり観察ができます。

そして、ライオンて意外とああいうドジなところあるんだな笑　可愛いな笑って、じっくり眺めることによって笑いが込み上げて来たりしますよね。

「きっとこれは人間にも同じことが言えるんじゃないか？」

そんな話が、僕と演出関根の作品作りの出発点だったような気がします。

普段直視しないような人間を、動物園の動物をガラス越しに見るように、

「どうぞご自由に！」

というのが、長谷川恒希のひとり芝居です。

舞台上のキャラクター達はクセのある人や普段なら仲良くなれなさそうな人、色んな人が出てきます。きっと、苦手かも、と思うような人たちもたくさん出てくるかもしれません。

だけど、人の色んな一面をジッと見てみると、意外とチャーミングな点がある事や、「そういう気持ちでこういう事を言うのかも」と、今まで苦手だったり理解できなかった人をフッと感じたり、自分を舞台上のキャラクターに重ねて自分の失敗や驕りを笑ってみたり。

皆さんの想像の中で、そのキャラクター達を笑ってみてください。
その想像で舞台上のキャラクターが魅力的に見えてくるはずです。
言うなれば皆さんの想像が手がかりの舞台です。

_こんなキャラクターを作って演じてきました_

・サイゼリヤで2か月記念日を祝う高校生カップル　

・記念日を祝うカップルYouTuber

・アパレル店員

・保険業界の女上司

・大家族のお母さん　

・大家族のお母さん〜旅客でお泊まり編〜

・風呂上りにバレた男

・渋谷のイタリアンで合コンを仕切る女　

・おばあちゃん子　

・地元で寿司を食べる男

・結婚を意識してる女と一緒にいる自覚のない男　

・1年にいろいろあり過ぎた女

・これをもって活動休止するつもりのシンガーソングライター

・「一流」を育成するセミナー講師

・「一流」を育成するセミナー講師(河口湖合宿編)

・元カレを引きずる女

・オフィスでランチをとるお局さん

・二子玉川の戸建てに住む女

・田園都市線沿いのフットサルスクールコーチ

・海ほたるで告白されたばかりの女

・漁師町の日本語教師

・代表取締役社長の新人歓迎スピーチ(スマホアプリ開発会社)

・美容室でクレームが止まらない子役のママ

・婚活パーティーに参加するオジサン

・スナックから帰らない男

・デパート勤務の関西女上司

・フィリピンパブに通うオジサン

・合宿研修を受ける新入社員

・ヤクルトレディ

・演歌歌手

・足つぼマッサージを受ける移住者

・医療機器営業マン

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と、これまでに30程度のキャラクターを演じてきました。

３・いままでのひとり芝居

Live | 長谷川恒希オフィシャルページ

_集合写真_

2018年釧路公演(夜公演)

2019年福岡公演

2019年釧路公演(夜公演)

2021年釧路公演（夜公演）

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４・さいごに

演出の関根はよく、

「演劇ってのは元々人間の真似をすることだったはずなのに、どんどん演劇が演劇の真似をするようになってしまっている気がする。」

と言います。

僕らの芝居はしっかりした演劇みたいにちゃんとしたセットもなければ音も明かりもほとんどと言っていいほど変わりません。とにかく地味です。

僕らから見た「人の真似」をします。
人間って人間であるだけで本当に面白いなあと思うんです。

人には色んな顔があるから面白いです。その人間の色んな顔を、関係ない舞台の客席から観て、

「人って本当にどうしようもなくて面白いなあ」

それだけが伝わったらいいなと思っています。

そしてこの記事でほんの少しでも興味を持って、舞台に来てくださる方が1人でも増えてくれたらこんなに嬉しい事はありません。

長谷川恒希のひとり芝居台本集より一部抜粋

ーサポートのお願いー

徐々に徐々に、各地の舞台公演に足を運んでくださるお客様が増えてきました。ひとりでも多くのお客様に観て頂きたいと思い、活動を重ねています。

いただいたサポートは、
①より良い作品作りの為（資料や衣装購入費）
②新たな劇場での公演開演の為
③沢山のお客様に情報を届ける為
その他より良い公演の為の活動費に大切に使わせていただきます。
是非、以下のサポートボタンよりサポートしていただけるととても嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

長谷川恒希(北海道釧路市生まれ32歳)
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