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(終演)新春ロンリーアクタープロジェクトvol.35 in札幌

〇ご挨拶


2023年1月6日~8日(金土日)演劇専用小劇場BLOCHにて行われたひとり芝居フェス「新春ロンリーアクタープロジェクトvol.35」、全5ステージ終演いたしました!

演者、スタッフさんで集合写真
演者集合写真。
左から桐原直幸さん・櫛引ちかさん・野村大さん・長谷川・岩渕拓也さん

この劇場は、昨年自身初の札幌公演で使わせていただいた演劇専用小劇場BLOCHという劇場。小屋付きのスタッフさんを含め一目ぼれした劇場で、新年からこのような歴史あるフェスの場に参加させていただき、多くのスタッフさん、演劇人、札幌のお客様との出会いの場になりました!

札幌で多くのお客様に観て頂きたいとずっと思っていました。このような形で色んな方に観て頂き、沢山の嬉しい感想を頂きました。本当にありがとうございます!

〇ヤクルトレディ

今回演じたのは「ヤクルトレディ」という演目。
去年の新作公演の時に作った演目ですが、かなりごっそり台本を書きなおし、準新作みたいな気分で取り組みました。


このお話は、釧路で実際に起こった出来事が元ネタになっています。
ご興味がある方は、コチラのリンクから、目次「ヤクルトレディ」の箇所を読んでみてください!

〇見逃してしまった!というお客様

アーカイブ配信チケットはまだご購入可能です!
(6日公演分は20日まで。7日公演分は21日、8日公演分は22日まで何度でもご視聴可能です!)詳細はコチラまで!
*各回3人の演者のひとり芝居をお楽しみいただけます。(演者は各回ごとに変わります。)

〇札幌での公演について

今年も必ず札幌でひとり芝居公演をやりたいと思っています。
今回出会ってくださった札幌のお客様、少しでもおもしろいと思ってくれたお客様、新作3本持って、秋か冬(10or11月予定)に、札幌で新作公演、やります!是非是非見に来てください。
その時まで覚えていてくださると嬉しいです。是非、是非!よろしくお願い申し上げます。

公式LINEに登録していただくと次回公演のお知らせが届きます。ご登録が励みになりますのでぜひぜひよろしくお願いいたします!








〇その他

ここから先は興味のある方にだけ。雑記程度に。
今回のステージから、自分なりにちょっとした意識の変化がありました。
それはなんてことないことなんですけど、自分のひとり芝居を「作品」と呼ぶのはや~めた!ということでした。

長谷川恒希のひとり芝居は、
”動物園の動物を眺めるように人間を眺めよう”。
”人間のおもしろさをそのままに”
大枠のテーマとしてはそんな感じのものがあります。

今回演じたヤクルトレディも、今まで作ってきたキャラクターや演目に関しても、基本的にひとりの人間が喋ったり黙ったり座ったり立ったり困ったりするだけで、特段大した事件も起きないし目新しいことがなんにも起きません。演劇が「何かが起こること」を前提とするのなら、「特に何も起きない」のが今やっているひとり芝居であり、非常に簡潔に言うと”とても退屈な芝居”なのです。

そんなことをやっているので、これを”作品”として形を整えてもどうしようもないだろう笑ということで、もっとライブ感で捉えてみようという試みがありました。
今までは、「稽古した通りにきっちりやろう」ということでがちがちに固まり、本番はいかにそれを崩さないでいられるか。というノーミスゲームのような感覚でしたが、これは苦しい笑、もっとラフでいいんじゃないの、その都度都度微妙に変化して全然いいからそういう柔らかさでキャラクターを捉えようという試みがありました。
それがいい悪いはこっち側が決める事ではないので何とも言えませんが、
今回の大発見として、本番中に汗をかきませんでした。
大汗かきの自分にとっては目もくらむような発見でした。これもいい悪いと一概には言えないけど。
まあ何より、本番中にがちがちに固まっていた頭がいつもよりくにゃくにゃ動いている感覚があり、楽しかったです。
僕は結構真面目人間だと思っているんですが、苦しいのはやっぱり嫌ですもんネ。同じ苦しさを味わうなら、もう少し別のところに向けていいんじゃないノ?と思わせてくれる貴重なステージになりました。本当に有難いステージだったと思っています。





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長谷川恒希
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