2024アウェイ観戦記 名古屋戦
ルヴァン杯決勝戦
11/2(土)名古屋戦 13:00KO(国立競技場)
3-3
PK:4-5 Lose
得点者:谷口海斗、小見洋太(2)
天候:雨
今回は本当にただの記録、日記。僕の想いを残すためのもの…
この大舞台に嫁さんは仕事で参戦できず。4人での参戦となった
僕と下娘は新幹線、上娘夫婦は自走で国立へ向かう
朝、SNSを見ると新潟駅が凄いことになってるらしい…正に民族大移動のようだ。いったい新潟からどれだけの人が国立へ向かうのか…それを思っただけで感情が昂る
さぁピッチに選手達が入り練習が始まる
このデカい会場で、いつもよりも多く集ったサポ達の声が響く
練習が終わり、選手入場だ。いつものようにエルヴィスで迎え入れる
選手が揃うと国歌斉唱。如何にも決勝らしい。こんなのは代表戦以外では初めてだ
なんだろう、、、めちゃ泣けてきた。声出すと涙が溢れそうになったけど、それを悟られないようになんとか声を出す…が周りの仲間にはバレバレ笑。まだ早いよ!って言われた。なんとも感情が落ち着かない、、、これも決勝のせいかな
試合開始
いつもよりも響く声がデカい。そりゃそうだ…約3万人のサポが集っているのだから、声も大きいし、拍手も大きい
意図せずゴール真裏だったので、旗が多くほぼ見えない中、身体を右に左に下に上にしながら、なんとか状況を確認しながら応援を続ける
試合開始からいい感じで進み、声で後押しをしいる中、31分にミスから永井に決められてしまう…いやまだまだ時間はある。どんどん攻めようぜ!!
しかし42分またも永井にやられてしまう…即座に始まるアイシテルニイガタ
国立にはアルビサポしかいなのでは無いかと思う程の声量。国立中に響く声と拍手。凄かった。僕らの声が響く中、前半終了
アウェイ名古屋戦を思い出させる内容…しかしここは国立でルヴァン杯決勝だ
ここで負けるなんて考えられない。微塵も浮かばない。とにかつ勝つことしか頭にはない。どうせ1点取られた時点で、2点取らなきゃダメなんだ…大丈夫。必ず追い付き、追い越せる
後半開始
まずは1点だ。攻めるも中々ゴールネットを揺らすことができな中、ダニーロと星、長倉がピッチに入る。ここでダニーロがイケイケドンドン!スタジアムのボルテージも更に上がる!この大舞台を楽しむかのように切れ込んでいくダニーロ
すると71分にそのダニーロが切れ込み、名古屋DF2人の間を強引に抜けてクロス、、、海斗のヘッドで1点!!まだ1点ビハインドだ。ここからだ!!と娘2人の声も聞こえる。ここで小見、奥村がピッチへ入る。ゴールを決めた海斗はお役御免
選手も必死に戦う。時に起こるビルドアップへの拍手の嵐。ここは間違いなく僕らのホームだった
目の前で行われているサッカーは新潟が積み上げてきたもので、名古屋も自分たちの強みをこの大舞台で十分に発揮している。相手に合わせるでなく、自分達の強みと強みのぶつかり合いは見応えがあって面白い。だからこそ勝ちたい!この決勝を勝って、このチームで今国立にいるサポで、みんなでてっぺんを獲りたいんだ!!
時は訪れる、、、ロスタイムに入り、いつ終わってもおかしくないところで小見がペナ内で仕掛けると、名古屋DFの足が掛り倒れ込む。湧くスタジアム、、、何もないと名古屋サポ、PKだろと新潟サポ。VARが入り祈る新潟サポ、、、PKだ
PKを得た小見がボールを置く。Jの舞台で初めてのPKがこの大舞台での大一番…初めて見る小見のPK。頼む!決めてくれ!!
決めた!もう声にならない声がスタジアムから発せられる。凄いぞ小見!とんでもない度胸だ!スゲーぞ!!さぁ絶対勝つぞ!!!
延長前半開始
93分またもや名古屋に決められ逆転…しかし更に僕らのボルテージは上がる。絶対に勝つ。シンプルにただそれだけを思いながら声を出す
延長後半
とにかくスタジアムの声が凄い。拍手が凄い。オレンジが揺れる中、111分に長倉からのパスに抜け出た小見がまたも魅せる。新潟の前に立ち塞がっていたランゲラックの脇の下を抜け見事なゴール!!同点だ!!
スタジアムが湧く、揺れる、大歓声が響く。さぁ行くぞ!次にゴールを奪うのは新潟だ!!Let’sGo!GetGoalOh!!響くチャント。この大音量は4万人の頃のビッグスワンだ。凄い。とにかく凄い。更にボルテージが上がる
114分に舞行龍との交代でトミーが入ると「トーマスデン!トーマスデン!」もうこれは書き表すことができない。あの伝説のフリーキックの「リマ」コールを彷彿させるコール。もうどのタイミングだったかは忘れたけど、2度の小見の同点ゴールでも泣かなかったのに、この大声量が響くスタジアムを感じて泣きそうになったしまった
そしたまた響くLet’sGo!GetGoalOh!!さっきより更に声がデカい。もうスタジアム全員が新潟のために声を出し、拍手をし、後押ししているのでは思える程の声量。この雰囲気はニイガタ現象とまで言われた、雰囲気そのものだ。不思議と笑みがこぼれた。楽しい!サッカーは最高だ!
この楽しく最高な時間は、逆転ゴールという歓喜の前に延長戦終了のホイッスルが鳴り響いた。あ~終わってしまった。勝てなかった、、、
PKは時の運。無常だ、、、名古屋はうまかった。全員がきっちり決め、ランゲラックは自分のペースで時間を使った。もし勝敗を分けたものがあるとすれば、それはこういう「巧さ」じゃないだろうか
2人目の長倉が外し、名古屋が最後の山岸が決めると僕は天を仰いだ。国立に来るまでは勝っても、例え負けたとしても泣くと思っていたけど、不思議と泣かなかった
優勝まであと一歩…いや120分では負けなかったんだから、指は掛かっていた。でも僕らは敗者で、名古屋は勝者。勝ちたかった…ただひたすらに悔しかった
セレモニーを終え、選手達が挨拶に来る。泣いている選手も多い
ミスをした航斗も泣いている…
負けたのは航斗のせいじゃない!顔を上げろ!!
長倉は号泣し歩くのもままならない…
長倉のお陰でここに来れたんだ!胸を張れ!!
ゴール裏に挨拶し頭を上げた史哉を見ると号泣している。声が出せなかった。たぶん声を出していたら泣いていた
悔しさを胸に素晴らしい決勝戦は終わった。2日後に誕生日を迎える僕に最高の舞台で最高のサッカーを見せてくれた
アルビレックス新潟があってよかった
好きでよかった
またここに戻ってこよう
PKだから引き分けだ、、、けど負けは負け
【2024年アウェイ戦績:5勝2分1敗】