動物との距離感🐦

本日は面白い話ではなく、また、愉快なお話ではありません。

ちょうど1年前に この道を通った夜
昨日の事のように 今はっきりと想い出す

昨年12月、一緒に住んでいた文鳥が旅立ちました。
結婚する時に嫁が連れてきた子です。
8歳の元気な男の子でした。

私も動物が大好きでしたが、鳥類は一緒に住んだことがないため、最初はあまりの体重の軽さに驚きました。
また、懐かれると可愛さのあまり、目に入るなら入れたくなる位でした。

鳥は鳴いて自分の意思を伝えようとします。
一生懸命に。
それもあり、私は鳥類と会話ができるグッズやアプリがあればいいのに、と本気で思っておりました。

でも別れを経験して今は会話できなくてよかったと思っています。

彼は具合が悪くなって、行きつけの病院に入院しました。
私は、心配しすぎて冷静に電話ができない嫁に変わり、毎日16時に病院に電話して様子を確認し嫁に連絡してました。

入院にあたり非常に悩みました。
それは面会をすると、鳥が喜びのあまり興奮して体力を使い、病状が悪化するリスクがあると。

会いたい、会いたいと泣く嫁と何度も話し合い、無事に帰ってくることを願い、面会はしませんでした。

結局、入院してから家に帰ることなく旅立ってしまいました。

もし、入院するときに会話できてたら、彼は入院を全力で拒否したことでしょう。
きっと、彼は私達と離れ離れになる事を理解できないと思います。

動物との距離感は、彼らの気持ちを私達が精一杯想像する。
そのためには毎日話しかけて、よくよく観察することが大事だと思ってます。

彼らは人間のエゴで自然界ではなく、人間の家族として生きていくことになったので、せめて、一緒に生きてよかったと思って欲しいです。

そう思うのも人間のエゴかもしれません。

今宵、私が晩酌しないのは一緒に住んでいるオカメインコに何かあった時、車を運転するためです。

おしまい。



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