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#44「継続」3年 米田和真

こんにちは。
関西学院大学サッカー部3年の米田和真です。

部員ブログを書くという貴重な機会をもらったので私の大切にしていることなどを共有する場にしようと思う。

最初にこれまでのサッカー人生を簡単に振り返りたいと思う。私がこれまで小中高と所属したクラブでは自分が常にスタメンでチームの中心としてプレーしていた。だが、大学サッカーでは違った。より高い環境を求め、関西学院大学サッカー部に入部したわけだが、大学サッカーはそう甘くはなかった。ランテストに合格し、なんとかサッカー部に入部することはできたが、1番最初のカテゴリー分けでは1番下のカテゴリーだった。これまでのサッカー人生でそのような経験はなく、比較的プライドも高い私は、その現状を簡単には受け入れられず、認めたくない自分がいた。ただ、それと同時にこのままではダメだ、ずっと下のカテゴリーで終わってしまうという危機感も感じていた。これまで常に試合に出れていたこともあり、あまりピッチ外の取り組みにこだわりはなかったが、このままじゃダメだという危機感からピッチ外の取り組みを改めた。

ジムでのトレーニングや練習後の自主練などに取り組み始めたわけだが、もちろんすぐに結果がでるわけではない。すぐに体が大きくなるわけでもないし、急に上手くなることもない。ただ、この過程というのは確実に自分を成長させてくれていた。去年の怪我によって数ヶ月離脱を余儀なくされた時、iリーグの全国大会に出場したが、決勝ではベンチ外で優勝を素直に喜べなかった時、今年こそはAチームとオフシーズン取り組んでいた中でのBチームスタート。この2年ちょっとでいくつも悔しい経験をしてきたが、この取り組みはやめなかった、継続した。シーズン初めからBチームとして活動していたわけだが、突然チャンスは訪れた。天皇杯の予選前にAチームに上がるチャンスをもらい、Aチームに上がることができた。Aチームに上がることは最終的な目標ではなく、通過点に過ぎないが、素直に嬉しかった。これまで続けてきた取り組みが少し実ったような感覚だった。

こうしてAチームで活動することになったわけだが、ここでまた大きな壁に直面することになった。Aチームの公式戦は1試合の出場のみでベンチ外の日々が続き、練習でもなかなか自分の思うようなプレーができていなかった。そうした中でAチームに上がって1ヶ月余りでBチームに降格することになった。もちろんとても悔しかったし、受け入れたくない結果ではあった。しかし、自分自身のプレーの出来などは満足できるものではなかったし、自分自身の実力が足りなかった。この1ヶ月余りのAチームの活動を通じて自分の課題も明確化され、まだまだ自分の取り組みが甘かった、まだ足りない、そう思わされた。この降格をプラスに捉えることはできないが、自分自身Aチームで感じたことを日々の取り組みに生かしていきたい。

結論として私が伝えたいのは、自分の目標に対していい習慣、取り組みを継続しようということである。いい習慣、取り組みというのはすぐに結果が出るわけではないし、つらく、しんどい時期もある。ただいつ、どこにチャンスが転がっているかわからない。私がAチームに上がることに繋がったチャンスも突然訪れたからだ。そのチャンスをものにできるかどうかというのは、このような過程をめげずに継続できているかどうかがとても重要だと思う。私自身も自分の可能性に蓋をせず、常に高みを目指してこれからも頑張っていきたい。

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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