#118「今を大切に」2年 今西一志
初めまして。
関西学院大学サッカー部2回の今西一志です。自分なりに今思っていること、考えていることを書きました。大変拙い文章にはなりますが、ぜひ読んでください。
まずは自己紹介をします。
大阪に生まれ、大阪で育ちました。5歳上の兄の影響でサッカーを始めました。小学校は地元のサッカークラブに入りました。練習場にはゴールはなく、グラウンドには石が転がっていて、練習前に石拾いしてから練習をするといったような過酷な環境でした。また、コーチが鬼でした。周辺のチームからもあそこはやばいと言われるくらいのところでした。中学は千里丘FCに入りました。皆は想像できないと思いますが、前年キャプテンだった、西田祐悟選手から受け継ぎ、中学3年時には僕がキャプテンをしていました。良い結果は残せませんでしたが、自分を成長させてくれました。
高校は阪南大学高等学校に進学し、インターハイ、選手権、そして多くのランニングなど、多くの経験をさせていただきました。そして今現在に至ります。
今を大切に
関学サッカー部に入って、約2年が経とうとしている。周りの同期は既にトップの試合に出場し、結果を残し始めている。そんな中自分はBチーム止まり。トップの試合はまだ出れていない。
1年の時、やってやろう、かましてやろうという気持ちで日々の練習、試合をやっていた。最初の方は自分の中で手応えを感じていたけど、そんな甘くなかった。周りにも素晴らしい選手がたくさんいて、試合に出られなくなってきた。そうやって時間が経つにつれてどんどん思い知らされる現実に落ち込んだ。変に自信を持ってしまっていたからこそ余計。まぁこんなもんかと思いながら、気づけば、ただただこなしているだけになっていた。そんな中、自分に対して、先輩、同期、大人スタッフの方など多くの人に声をかけてもらった。それが自分の中で大きな支えになっていた。皆さん、いつも本当にありがとうございます。
2年になり、自分を客観的に見ることができるようになってきたと思う。というか、今まで自分のことを本当の意味で知らなかったから、本当の自分を知ろうとしていた。自分はこういうところあるよな。とか、こういう状況になった時に自分ってこうなってしまうよなとか。そういったことを考えていく中で気づいたことは、この「今」が自分にとってめちゃくちゃ大事な時間ということ。
試合に出るために自分には何が必要か。また、これから上級生になっていく上でどういったことが必要か。大人になっていく上で何が必要か。
技術、
身体、
メンタル、
取り組み方、
考え方、
日々の過ごし方、
時間の使い方、
振る舞い方、
今出たのは数ある中の一例。たくさんの中から自分に何が足りてないのか、どうしていかなければならないのかを見つけ出し、深堀りし、試行錯誤し、行動するこの日々が大切。自分に向き合う日々が本当に大切でこれが自分を成長させてくれる。今後これが自分にとって大きな財産になると信じている。遠回りするかもしれない。結果が出ないかもしれない。でも自分からこの課題に対して逃げるようなことはしてはいけない。なんなら真っ向からぶつかりに行くくらいの気持ちでいきたい。なぜなら起きること全てに意味があると思っているから。そして忘れてはいけないのは、苦しい時に自分に向き合ってくれた人、本気になれるこの環境に感謝しなければならないということ。この素晴らしい環境でやり切ろうと思う。
この2年、周りはたった2年って思うかもやけど、自分はこの大学サッカーで多くのものを学べている。残りの2年、あの時があったからって思えるように、今、思い切りもがいて、成長し、この組織に還元したい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。