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#116「チャンスは自らの努力で掴み取る。」1年 岸本晴大

皆さん初めまして、こんにちは。
関西学院大学サッカー部1年の岸本晴大です。

このような貴重な機会を頂いたので、ありきたりですが、自分自身の今までとこれからについて綴りたいと思います。




私のサッカー人生は挫折ばかりだ。




私は5歳の時に父の影響でサッカーを始めました。
幼稚園の頃から地元の仁川FCというサッカークラブに所属し、チームメイトが入ったりやめたりと決して良い環境とは言えないチームで育ちました。普段から怒鳴り散らかすような恐ろしい監督の元で育ち、打たれ強いメンタルが鍛えられました。今思えば、その監督からサッカーの楽しさを学び、自分の基礎を形作ってくれた恩師でもあります。また、小学6年生の時には、人数が少なすぎて最後の大会に出られないというとても悔しい経験をしました。

中学では先輩からの誘いもありセンアーノ神戸というチームに所属し、サッカー選手としてだけではなく、人としても成長することが出来ました。とにかく走りまくり、ほとんどボールを蹴らせて貰えない食べて走るだけの合宿も経験しました。中学2年生の時には、自分の特徴であったドリブルをコーチから禁止されたこともありました。

高校では大学でもサッカーをしたい思いと勉強も疎かにしたくない思いで大学の附属高校である関西学院高等部に入学しました。1年生の始めからAチームに所属させて頂き、3年時にキャプテンを務めたりと色々な経験をしました。キャプテンを経験したことで、チームを引っ張っていく大変さと沢山の人に支えられていることを感じました。しかし、公式戦で1点も決めることが出来ず、チームメイトにも悔しい思いを沢山させたかも知れません。

そして、目標であった関学大サッカー部に入部し、現在に至ります。



私は今まで沢山の悔しい経験をしてきました。
嬉しいことよりも悔しいことの方がはるかに多かったです。何度も何度も高い壁にぶち当たってきたし、その度に涙も流しました。

しかし、一度も諦めたことはありません。それだけは胸を張って言い切れます。

悔しい時は、自分が出来ることを考え、結果が出るまで努力を続けてきました。練習後の夜にどれだけの距離を走ってきたことか。地元の公園でどれだけボールを蹴ってきたことか。

自分は自分で努力できる才能があると思っています。

実際、友人などから「お前はすごいな」や「なんでそんなできるんや」といったことを言われることがよくあります。だけど、凄いやつなんていくらでもいるし、意識高いやつなんて山ほどいます。自分の努力はまだまだだと思っています。

自主練や走っている時間よりも家でベッドに横になって携帯を触っている時間の方が多いし、楽なことや楽しいことに流されてしまうことがよくあります。

先日、ドラフトで指名された選手が「すべてを野球に繋げたい。家で携帯を触っていてもこの時間に意味があるのかとなった時に、じゃあストレッチしながらやろう。すきま時間があればなにか繋げられるかな。やるからには一番いい結果、一番になりたい。」という事を言っていました。

これを聞いた時、本当にその通りだなと思いました。自分ももっと頑張らないとと思いました。人一倍努力しないといけないと思いました。

現状、自分はDチームに所属しており、上手くいかないことばかりです。他人やもののせいにすることはいくらでもできます。

だけど、結局頑張るのは自分、サボったらサボった分だけ自分に返ってきます。

現状を変えるには自分の努力が必要であり、サボっている暇はありません。無駄な時間はありません。結果を求めて、常に努力します。

実際、今までの私に満足した結果がついてきたことはありません。私のサッカー人生で全国大会に出場したことは一度もありません。

この大学サッカーがラストチャンスだと感じています。自分の小さい頃からの夢であるプロサッカー選手になるために、日本一になるために、全力を尽くします。


もっとやれるぞ、俺。

チャンスは自らの努力で掴み取る。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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