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#9「階段のように」2年 小嶋悠央

初めまして、こんにちは。
関西学院大学体育会サッカー部新2回生の小嶋悠央(こじまゆうと)です。

今回、初めてnoteを書かせていただく事になりました。拙い文章になるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

今回は私の好きな言葉を紹介しようと思います。

「人の成長というのは決してゆるやかな登り坂ではない、不断の努力が作り出す階段なんだ」


この言葉は私の好きなサッカー漫画「Days」の第158話で登場したセリフです。読んだことのない人は是非、アプリや実際に本を買って読んでみて下さい。きっと心が揺さぶられると思います。

さて、この言葉を聞いてみなさんはどのような階段を思い浮かべるでしょうか。私たちが日常生活で使うような階段を自分たちの目線から思い浮かべた人は多いと思います。私も初めはそうでした。

しかし、その階段を横から見た図を思い浮かべて見ましょう。

するとこのような図形が出てくると思います。これが、この言葉の表す階段、そして人の成長です。

これまでサッカーや他のスポーツなどをしてきた人はなんとなく分かると思います。何をやっても上手くいかない時期。自主練を続けてみたり、私生活を変えてみたり様々な事に取り組んでも一向に改善されない、むしろ下手になってる?みたいな時期というのは誰もが経験あるはずです。それがこの階段でいう平面の部分です。一見変わっていないように見えて、実は前に進んでるという感じですね。

そして、ある日突然、今までやってきた事が実を結ぶ瞬間が訪れます。それが縦に伸びた直線の部分になります。まるで人が変わったようにガツンと上に伸びる、これが人の成長です。しかし、この縦の部分も横の部分も一定ではありません。伸びたと思ったらすぐにまた平坦に戻ってしまう人や、平坦がものすごく長い人など様々です。

人という生き物は成果が出ないと面白くない、と感じてしまう生き物だと思います。そのため、この階段でいう横の部分で諦めてしまう人、やめてしまう人も多いです。そこでグッと踏み止まり、今この期間も成長してるはずだと思いながら続けられるかどうか、その階段を登れるかどうかが自分を次のステージへ押し上げてくれるカギだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。日々の生活の中で自分の現状や今後に思い悩むことが多いという方は心のどこかにこの言葉を置いておいて、やめたくなったり諦めたくなったりした時になんとなく思い出していただけると嬉しいなと思います。

関西学院大学体育会サッカー部 2年 小嶋悠央



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