#105「メンタル」3年 野中亮汰
こんにちは、関西学院大学体育会サッカー部3回生の野中亮汰(のなか りょうた)です。自分について書く機会が少なく、拙い文章になりますが読んで貰えると嬉しいです。
何について書くか非常に迷っていたのですが、これまでの自分のサッカー人生においてとても重要な要素であったメンタル・気持ちの持ちようについて書く。
まず自分自身について。
自分自身が普段どのような人間かを考えたときに、友達とふざけたことを言いあったり、先輩後輩同期関係なくちょけあっている姿が目に浮かぶ部員の方々が多いかもしれない。 まさしくその通りで人と喋る事が好きで、常に誰かと一緒にいたがる少し寂しがり屋なような人間である気がする。
また「リョウタってちゃんと話したら意外と真面目で、考えているんやな」と言われることが多々あり、真面目さが人に伝わりにくい人間で、おちゃらけている反面で、とても緊張しいで、 考え込んでしまう自分もいる。
「スポーツはメンタル」
心技体という言葉があるように、どれだけ上手で技術が高くてもメンタルが備わっていなければ活躍することができず、自分の持っている力を発揮することができない。
サッカーを続けてきてメンタルがどれだけ重要な要素であり、メンタルを維持することができるのかも技術の一つであると痛感してきた。
自分のメンタル・心の状態がいいときは調子が良くいいプレーができる。しかしなんらかの出来事などで気持ちが下がり、その日全くいいプレーができない。といったメンタルにブレがある選手はプレーにムラがあり、波がある選手は使いにくい。
「メンタルを維持するためにはどうしたら良いか」この答えを僕は20歳になってようやく少し分かった気がする。
これまでのサッカー人生
小学1年生の時にスタートし、その頃の自分は、周りより体が大きかったこともあり、サッカーが大好きで、何も恐れずに取り組んできた。しかし、高学年、中学生になっていくにつれて、周りも体が成長し、今まで通用していた事が通用しなくなってくることで、消極的になりミスを恐れるようになりメンタルがブレブレだった。
高校は、皆さんも良く知っている帝塚山学院泉ヶ丘高校でサッカーを続けた。周りのみんな程レベルは高くない環境であったが、大阪2部リーグでプレーし、履正社高校Bチームと対戦した際は、古田和之介くんが出ており、1-7でボコボコにされるという思い出したくない怖い思い出が残っているが、高校サッカーで弱いながらもチームで団結して、立ち向かっていくサッカーの楽しさを覚え、メンタルがぶれる事なく、サッカーをする事ができた。
大学は、関西学院大学サッカー部に入部することができた。しかし、今までサッカーをしていたプレー強度、質、環境などがかけ離れすぎていて、また、ユース出身や高校サッカーに出ていてテレビで見ていた人がうじゃうじゃ存在し、自分がこのような環境でプレーする自信がなく、メンタルはまたブレブレで、調子の波が大きい選手になっていた。
このような自分を変えたかった。3回生になり、自分のメンタルをぶらさずに、自信を持ってプレーするために何をすべきかを考えた時に、高校生の時に感じたチームで戦う楽しさや、チームのためにプレーすることだと思った。大学生になって、「チームのために」とかはあまり考えず過ごしてきたが、ここを変えられたら、自分自身変われるチャンスがあると信じ、今までしなかった守備やチームのためになるプレーを惜しまなくするようにした。
その結果3回生までb2のベンチだったが、b1で試合に出られるようになり、Aチームまで来ることが出来、周りからもらえる声も変わっていった。
「メンタルを維持するためにはどうしたら良いか」の自分なりの答えは、チームや周りで一緒に頑張っている仲間のために自分が働くという気持ちを持てれば、自分の気分や気持ちなど関係なくなり、その結果、メンタルを維持でき「周りのためを思ったら自分の気分なんか関係ない。」これが20歳になってようやく学んだ事である。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
では、またグラウンドで✌️✌️