#25 「貢献」4年 田中舜
関西学院大学体育会サッカー部4年の田中舜です。
こういった文章を書くのは得意ではないのですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私は「組織への貢献」について少し書きたいと思います。
関学サッカー部には3年生になるタイミングでコンダクターミーティング(選手を辞めて学生スタッフに転身する人を決めるミーティング)があります。その時、どう組織に貢献するのかをすごく考えさせられました。選手としてどう組織に貢献するのか、コンダクターとしてどう組織に貢献するのか、皆それぞれ想いを持って決断したと思います。
私は1番下のカテゴリーにいながらも選手を続けることを決断したのですが、現状としてトップチームで日本一に導くことが難しいことはわかっており、正直現時点でどう組織に貢献すれば良いのか、明確な取り組み方などは浮かびませんでした。
去年の夏、同期の藤澤くんがサッカー部のYouTube活動に力を入れ始めました。当時藤澤くんは肩の怪我でサッカーができていなかったのですが、そんな中でも自分にできることを探して組織のために動いていました。彼の何でも全力で取り組む姿勢はすごく尊敬します。
私が動画編集をかじっていたこともあり、藤澤くんはYouTubeに誘ってくれました。それからは部室で長時間編集したり、グラウンドで撮影する日々が続き、動画を作成していきました。
それから徐々にチームメイトからYouTube活動のことで褒められたり、感謝される機会が増えました。初めて「関学サッカー部に貢献できている」という強い実感が湧きました。
この経験から伝えたいことは「組織への貢献は、取り組み次第で誰でもできる」ということです。
私と同じように「組織の中での自分の存在意義」について考えている人がいるかもしれません。もちろんサッカーで貢献するのが1番だし、日本一になることが目標なのは変わりません。
ただ、皆それぞれ自分の得意なこと、自分にしかできないことがあると思います。今サッカー部はプロジェクト活動にも本格的に力を入れるようになっています。同期のみんなもめっちゃ頑張ってるし、自分の周りだと洸太と達己も一緒に頑張ってくれてます。挑戦できる環境は自分で創り出して、どんどん自分のやりたいことにチャレンジして欲しいです。
最後に、YouTube人足りてないのでみんなどんどん入ってきてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!