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【関関同立マネージャー対談企画vol.1】

関西大学界、そして関西学生サッカーを牽引する存在である関関同立4校のマネージャーによる対談企画。
是非最後までご覧ください👀✨


〈自己紹介〉

◉司会
⚪︎宇田卓功(関西学院大学コンダクター)
・4年/理学部物理宇宙学科
・銀河学院高校出身

[関西学院大学]
⚪︎佐藤優里
・4年/文学部文学言語学科ドイツ語学ドイツ語専修
・大阪府立千里青雲高校出身

[関西大学]
⚪︎松内里奈
・4年/社会学部社会学科
・関西大学第一高校出身

[同志社大学]
⚪︎鈴木愛理
・3年/政策学部政策学科
・愛知県立明和高校出身

[立命館大学]
⚪︎小栗千鶴
・2年/生命科学部応用化学科
・静岡県立浜松西高校出身


①大学選択

ーなぜその大学を選びましたか?

佐藤(関学):私はまずサッカー部のために関学を選んだわけではなくて、受験をするなかで関学のキャンパスが綺麗でここに通いたいと思いました。関西大学にも受験をしましたが、最終的に関学を選びました。

関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス


松内(関大)
:私もサッカー部があるからといって関西大学を受験したわけではなく、高校が関西大学の附属校で、通っていた高校が部活動に当てる時間がすごく充実していたのでそのまま大学で新しい部活動をやっていけたらなと思って関西大学を選びました。

鈴木(同志社):私も正直サッカーのために大学を選んだわけではないんですけど、1回京都に行く機会があって同志社の今出川キャンパスを見たときにすごく綺麗な校舎で自分も通ってみたいなと思い、同志社大学を選びました。

同志社大学今出川キャンパス


小栗(立命)
:私もサッカー部に入ろうと思って立命を選んだわけではなくて、自分が行きたい学部のある大学を受けるなかで最終的に立命館に決めました。

②なぜ大学でマネージャーを?

ーみなさん大学はサッカー部のマネージャーになりたくて入ったわけではないということですが、なぜ大学でサッカー部のマネージャーになろうと思いましたか?

佐藤(関学):私は高校でもサッカー部でマネージャーをしていて単純にサッカーが好きということもあるんですけど、大学受験を頑張りすぎてそこで燃え尽きちゃってもっと何か頑張りたいなと思ったときに関学サッカー部が日本一を目指し活動していることを知りました。そこで私もその組織の一員としてサポートできることがあればと思い、入部しました。

松内(関大):私は高校でチアリーディング部に所属していたのでサッカーに関与していたわけではありません。ですがその影響もあり部活動という一つのことに打ち込むことを大学に入ってもやりたいなという気持ちがありました。そのなかで自分はプレイヤーよりもマネージャーという新しい視点からサッカー、スポーツに関わりたいなと思い入部しました。

鈴木(同志社):私も高校でサッカー部のマネージャーをしていて、サッカーも好きなんですけど高校でマネージャーの仕事の魅力にも気づき、大学でもやりたいなと思っていました。同志社が全国を目標としているような本気でやっているチームだったのですごく良いなと思い大学でもサッカー部に入部しました。

小栗(立命):私も高校でサッカー部のマネージャーをしていました。ですが、サッカーにすごくこだわりがあったわけではなくて大学でもマネージャーをもう1回しっかりやりたいなという想いがありました。私は生命科学部に通っていてキャンパスが滋賀県にあるんですけど、キャンパスの近くで活動している部活かサッカー部で迷っていたところマネージャーやトレーナーの先輩方がすごくチームのために考えて動いている方ばかりでそういう風になりたいなと思い、先輩に憧れてサッカー部に入部しました。

③各大学の印象

ーそれぞれの大学にはどのような印象がありますか?

佐藤(関学):関西大学さんはすごい応援がしっかりしてる印象があります。いつもリーグ戦の時にチームとしてのまとまりがすごくあるなと思っています。
同志社大学さんは、とにかくグラウンドが遠すぎるということをずっと思っていてその印象が強すぎます笑 みんなどうやって学生生活過ごしているんだろうと思っていました。
立命館大学さんは、いつも選手がすごくマネージャーの仕事を率先して手伝っているのを見て、みんな優しいんだろうなと思っていました。

松内(関大):関学さんは定期戦(関関戦)をさせてもらっているので、1番負けたくない大学はどこかといったら私の中では1番関学さんには負けたくないなと思っています。
同志社さんは、やっぱりグラウンドが遠いのが…笑

鈴木(同志社):本当にそうですよね笑

松内(関大):最寄り駅が最寄りではないなと笑
あの坂を登るのはトレーニングになるなと思っています。
立命さんは、中野瑠馬選手(京都サンガ内定)が私達の学年のなかでも結構早い段階でプロ内定をもらっていたことがすごく印象に残っています。

中野瑠馬選手(京都サンガ内定)


鈴木(同志社)
:関学さんは私のなかではすごく組織体制が整っていて、今回の企画も発案して下さったり、関西を引っ張ってくれている印象があります。
関大さんは、各大学が投稿したVlogをみても選手とマネージャーの仲の良さが伝わってきて、スタッフと選手の一体感があるんだろうなと思っています。
立命さんも似たような感じになるんですけど、マネージャーと選手がお互いに支え合っているような印象があります。

小栗(立命):関学さんはどのカテゴリーもすごく実力があるというか、上位にいることが多くて学生リーグはもちろんアイリーグでも常に上位にいる印象があります。また、学生スタッフのみなさんがすごくしっかりしてる印象があって見習いたいなと思うところがたくさんあるチームです。
関大さんは学生リーグで毎年上位にいて全国も何回も経験している本当に強いチームだなという印象がとにかく強いです。
同志社さんは定期戦(同立戦、立同戦)を行っているチームなので、立命館としてもライバル視していて互いに切磋琢磨していけたらなと思っているチームです。

宇田(司):お互いがお互いをライバル視しているところが多いみたいですね。今後の試合もすごく楽しみです。

2024年度関関サッカー定期戦


2017年度同立(立同)戦


④各大学のマネージャーの在り方

ー個人的にすごく気になっているのが各大学のマネージャーの在り方です。マネージャーってお手伝いさんみたいな印象があるのですが、マネージャーに対する考え方は各大学によって違うのではないでしょうか。各大学のマネージャーの在り方を教えてください。

佐藤(関学):関学は選手の成長を学生スタッフとして大事にしています。また、マネージャーも組織の一員というところでミーティングでも積極的に発言したり、マネージャーとしてというよりかはスタッフ目線でやらせるところはやらせる、なんでもやってあげないということを関学マネージャーは意識しています。

松内(関大):関学さんと似ている部分はあるんですけど、マネージャーをするなかで言いづらいこととかもあると思うんです。でもそこはやっぱり選手と学生スタッフという立場を区切って発言することを関大マネージャーは意識するようにしています。

鈴木(同志社):同志社はマネージャーの仕事が結構多岐に渡っていて、普段の練習や試合だけでなく遠征の手続きなども色々やっているので、選手にやってもらうというよりかは選手がサッカーに集中しやすい環境をマネージャーが整えられるように色々やっているという感じです。

小栗(立命):立命館は佐藤さん(関学)が言って下さったんですけど、選手がすごく手伝ってくれるというか、学生スタッフも他の大学に比べると人数が少ないということもあり各カテゴリーに担当のマネージャーがいるのではなく全部のカテゴリーを回していく形をとっているので、どこのカテゴリーの選手とも関わることを意識していています。また選手の自主性も大事にしているのでマネージャーが全部やるわけではなく、選手ができることは選手がやるという風になってます。インスタなどの広報活動も主に選手が運営しています。マネージャーなどの学生スタッフが広報活動を行っている大学も多いと思うんですけど、そういった活動も部署活動として選手がやってくれています。

宇田(司):僕もスタッフとして選手にやらせるべきことと自分がやるべきことの棲み分けをすごく難しく感じていて、みなさんそのような棲み分けはどういったところを意識しているのかがすごく気になっているので教えてもらってもいいですか?

鈴木(同志社):個人的な意見にはなるんですけど、棲み分けという点で私自身が意識しているのは全部選手にやってもらうようになってしまうと自分たちのマネージャーとしての存在意義がなくなってしまうのかなとも思います。ですが、ある程度は選手のためにもやらせるべきだと思うので選手がやりやすいように準備するところまでは私たちがやって、実際にやってもらうところは選手にお願いするのがいい形なのかなと個人的には思っています。他の方の意見も聞いてみたいです!

佐藤(関学):私はAチームに1人でついているんですけど1人で全部やろうとすると絶対に回らないので、ある程度マネージャーが行う仕事の範囲を自分で決めています。なので最初から選手にやらせることも多いかもしれないです。
練習が1番効率よく回るように、スタッフがやるべきことと選手がやるべきことをしっかり分けるように意識しています。

松内(関大):私は最終的に選手のためになるかということを1番考えていて、言い方はあまりよくないかもしれないんですけど、自分が出しゃばることで選手を甘やかすことになっていつもやるルーティンが崩れてしまって結局は選手が上手くいかなくなってしまうこともあると思うので、そういうのとはまた別でマネージャーがやった方が選手のためになることは自分や運営側がやるようにしていています。結局選手のためになるかということを自分の中で軸にもっていて、あとは自分は1番に公式戦のことを考えているので公式戦ではできる限り全部マネージャーがやって選手が試合に集中できる環境をつくるようにしています。練習の時と試合の時で分けるようにしています。

小栗(立命):私はチームが上手く回ることを最優先に考えるべきだと思っています。先ほども選手の主体性を大事にしていると言いましたが、立命館のスタッフとして選手にやらせる方向性をもっているので選手に任せるところもたくさんあります。ですが、選手がちゃんとできてるかを確認するために選手とコミュニケーションを取ったり自分の目で確認するということは意識しています。

宇田(司):ありがとうございます。それぞれ違う考えを持っていて面白いなと思いました。すごく参考になりました!




最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
関西学生サッカーを支えるマネージャーについて少しは知っていただけたのではないでしょうか?


次回は11/1(金)関西大学体育会サッカー部アメーバブログにて投稿いたします。
是非ご覧ください🤲

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