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#9 「誰かの原動力になるために」 3年 杉本にい奈
みなさんこんにちは!
関西学院大学体育会サッカー部3回生の杉本にい奈です。
まとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
私は同期のみんなよりも遅れて大学2回生の夏に入部しました。
中学高校では啓明学院女子サッカー部に所属していました。試合では負けることが多かったけれど、仲間や顧問にも恵まれ、サッカーが楽しくて、あまり物事が長続きしない私でも6年間続けることができました。
引退の時に、サッカーはもう終わりだと思っていたので、大学で部活に入るという選択肢は当時ありませんでした。
そして大学に進学し、髪の毛を染めて、アルバイトをして、授業を受けるといった新しい環境に変わりました。
このような日々を過ごして、楽しくて充実しているとは思っていましたが、心のどこかで「私はこのままでいいのだろうか」と思うようになりました。最後の学生生活、後悔を残したくないと。
中学高校では、しんどいことや苦手なことから逃げていた時期もありました。
勉強も部活も人間関係も。
そんな自分が嫌で、変わりたい、変わらなければと強く思うようになりました。
大学生活の中で、人として成長し、強くなりたい。中学高校の自分が今の自分を見て、よかったと安心できるような日々を送りたい。
そう思ったことがきっかけで、大学2回生から体育会サッカー部へ入部することを決めました。
大学での部活は、体力・技術・精神どれもレベルが高く、私にとってとても大きな挑戦でした。
特に1部昇格をしたタイミングで入部したのもあり練習の強度も高く、ついていくのがやっとでした。
強くなりたいという気持ちから、たとえしんどくても「負けるな自分」「今まで支えてくれた人に恩返しをしたい」と踏ん張れたように思います。
そして何より仲間の存在です。引退した4回生も含め本当にみんな優しくて、自分を持っています。
特に同期は10人と多く、ひとりひとりに個性があり、励まし助け合える大切な存在です。ありのままの自分でいられるのも、みんなのおかげです。
部活に入り、私は周りの人に恵まれているからサッカーを楽しむことができているのだと気付くことができました。
家族、仲間、コーチがいること。
多くの人の支えてもらっています。
そんなみんなに原動力をもらっているからこそ、私も周りに原動力を与えられる存在になりたいと思うようになりました。
まだまだ伸び代だらけで、成功より失敗することの方が多いけれど、私にできる精一杯の力を出して成長していきます。
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!
関西学院大学サッカー部女子チーム
3年 杉本にい奈