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#16「自分次第」3年吉岡愛奈
こんにちは。関西学院大学サッカー部女子チーム3回の吉岡愛奈です。
この部員ブログを通して、これまでの私を振り返りながら楽しく書かせていただきました。
まとまりがなく非常に長くなってしましましたが最後まで読んでいただけると嬉しいです!
私の人生は自由である。
―ささいな日常編―
両親はいつも好きなことをさせてくれた。
寝る時間も起きる時間も自由。廊下で寝てもいいし、ソファで寝たっていい。
朝ご飯にアイスを食べても、お昼の弁当を帰ってから食べてもいい。夜ご飯だって自由。
本を読みたければ、ドラマを見たければ、踊りたければ、絵をかきたければ、それが何時でも、どこであっても好きにしていい。そのかわり、夜更かしして次の日眠くても、誰のせいにも出来へんで☆と、こんな感じの家で育った。
その為、私は興味を持ったものはとにかく自分でやってみたいという性格になった。
―大きな決断編➀―
どんなことも自由に選ばせてくれた両親は、もちろん人生を左右するようなことも、私に決断させてくれた。その一つが高校進学である。
サッカー部のみんながサッカーで生きてきたと言うように私は、新体操で生きてきた。中学までは何となく続けた新体操だったが、このまま終わるのか、高校でも続けるのかという2択で泣くほど悩んだ。しかし、相談に乗ってくれた先生や友人、家族が背中を押してくれ、続けるという道を選んだ。
この選択により、朝7:00からの練習、厳しい体重管理、休み無しの生活。そして3年間で一生分怒鳴られたと言っても過言ではないほど毎日怒られる生活が始まる。さらにメンバーと一緒にその練習を乗り越えても大会当日は土俵にすら立てないという補欠登録の期間も長かった。辛くて、何度もやめたくなった。
でも、仲間や家族の応援、そしてなにより自分で選んだ道だという事実が私を支え、がんばることができた。高3まで必死に踏ん張った結果、入学当時の私からは考えられないような大会で表彰状をもらうことができ、努力は報われるのだということを感じた。
さて、ここまで読んでくださった皆さん。私が今、何部だったかわからなくなっていることでしょう。それもそのはず、生粋の新体操部からサッカーは考えられませんもんね。
この後からサッカー、出てきます。
―大きな決断編➁-
大学入学後、授業だけの日々はものたらず、「興味があればまずやる」という性格が大爆発した。忙しかった高校時代にはできなかった読書、絵、ギター、編み物、アニメやドラマ観賞などなど全部はじめた。
そして何よりも、体を動かしたい!スポーツがしたい!という思いから、サッカー部に飛び込んだのだった。
楽しそうだから、ぐらいの気持ちで。
しかし、この決断は今後の人生を左右するものとなった。
入部当初、なんでも自由に選ばせてくれる両親は、もちろん応援してくれたし、自分自身が楽しければそれでいいと思っていた。
でも、このチームは本気で、全力だった。
その中で、私はできないことが沢山あるし、みんなに迷惑をかけているなと思い、辛くなることもある。
それでもここまで続けてこられたのは、少しでもできたら褒めてくれて、分かりやすく説明してくれて、こんな私にも向き合ってくれる監督や、卒業された先輩方、4回生、後輩や同期、みんなに出会うことができたからである。
そんな私を受け入れてくれたチームに、今はなによりも恩返しがしたい。
選手として少しでも貢献する、よい影響を与えられる存在になる。残り1年半、どう使うかは自由。恩返しをどこまでやれるかは、自分次第だ。
私は引退するときにやり切ったと思えるように、日々精一杯の力を出し切りたい。
読みずらい文章だった思いますが、最後までありがとうございました!
何をするにも自由な大学生活で私が選んだ道は、苦しいことも沢山ありますが、仲間と本気になれる日々はやっぱり楽しくて仕方がありません。4回生とサッカーができる残りのわずかな期間、そして私自身の引退までの期間、後悔の残らぬよう全力で駆け抜けます!