子供教育の前に必要な「大人の育て方」に学ぶ物事の本質
"何か"を視聴者に伝えようとしている。
TV越しに感じていた目に見えないメッセージ。
ただの肉体派ではない惹き込まれる語り口。
知識でなく教養として持論を絡ませた説得力。
ずっと不思議に思っていた感覚。
その答えがしっくり腹に落ちた一コマ。
YouTubeでの武井壮さんの「大人の授業」。
・教養を通じて物事の本質を知り、大事なことを見極める力。
・応用が効く正しい身体の使い方でスポーツに取り組むことと、その経済的、社会的価値。
子供の教育の前にまずは"大人"としてどうあるべきか?
子供に何をどのように本来伝えるべきか?
結果として、親子共に残念な努力やギャンブルにならないよう留意すべきこと。
非常に重要なエッセンスが込められた貴重な30分間の講演。
失敗から学んだ教訓と、実体験を通じて語られている説得力ある力強い言葉。
ぜひよければ世の中の皆さんにも聴いて感じて欲しい物事の本質。
https://youtu.be/Hu04hotzdAM
武井さんがある時期を境に、自分の為でなく、他人の幸せの為に心から伝え続けていること。
印象的だったキーワードは次の2点。
・価値あること=人が求める数
・スポーツはノウハウより、まずは身体の使い方を学ぶことが重要
まずは前者。
どれだけ質の高いものを発明しても、
どれだけ自分自身努力して一番になっても、
人に求められていなければ、ある意味虚しい残念な努力。
例えば、陸上の最高峰である国立競技場での年1回の日本一を決める大会。
収容人数は5万人ながら、満席になったことはほぼない。
50種類✖️50人の競技者がいるとすれば、1人あたり20人集めれば満席のはずの舞台。
実際は1万前後と埋まらない会場。
それが悲しいかな日本の陸上の現状。
要はそれだけの社会的価値しか生み出せていないということ、との分析。
一方インドの国民的スポーツのクリケット。
TOPプレーヤーの年棒はどの程度でしょう?
何と27億円。
日本であれば5億円で高額と言われるTOPプロ野球選手の比ではない数字。
理由はそれだけの人々に求められている為。
サッカーに次いで世界2番目の競技人口。
インド国民の80%は観ると言われるスポーツ。
この事実を知っている大人が果たしてどの程度いるでしょうか?
次に後者。
言われてみると実感。
自分の理想像と実態のあまりの乖離。
自分の身体を自分の思い通りに動かすこと。
例えば手を真横にあげること。
やってみると意外に難しい水平感覚。
上にあげても同様に、自分の視覚に入らない範囲の動きは得てしてイメージとの乖離があるとの説明。
かなり納得。
例えば中学の時に始めたバスケットボール。
入部当時に憧れたワンハンドシュート。
イメージは美しいフォームの、当時全盛期のマイケルジョーダン。
残念ながら人から見ると特に最初はおそらくめちゃくちゃなフォーム。
未だに分からない当時の自分のフォーム。
武井壮さんの懸念する、スポーツにおいて本当の意味で必要なジュニア教育。
大人から子供にまず伝えるべきこと。
どんなスポーツに取り組むとしても同じ。
・正しい身体の使い方を教えてあげること
・それぞれのスポーツがもたらす社会的、経済的価値を伝えてあげること
この2点なくしては、あまりにリスクが高すぎる、スポーツで食べていくという選択肢。
結果、一部のジュニアヒーローが次々に出現する裏で、それ以上に深刻だと言われている脱落者。
そんな憂いをなくすべく、自身の軸であるスポーツを通じて、我々に幸せと成功の秘訣を届けようとされているその姿。
どんなに忙しくても1日1時間のトレーニングと1時間の自分の知らないことの勉強。
武井さんがずっと実践されている
「今日の自分より成長した明日の自分」
だからこそ説得力があり魅力が伝わるメディアを通じたメッセージ。
今後も注目したいその動向。
そして自分自身も仕事にて実践したい大事なこと。
本当に価値あることやサービスとは何か?
その為に与えられたポジションで何を具体的に行うべきか?
イメージと比べて今の自分の身のこなし方や人への接し方はどうか?
あくまで自我でなく営業現場=他者への貢献。
その先にある他社へのお役立ち。
他者が物事の習得や上達の速度を速められ、結果として顧客も自分も幸せに、トリプルでWin-Winな関係構築に繋がるよう努めようと改めて決意。