営業ができれば何でもできる
「営業はいらない」
三戸政和さんの著書
一見驚くかもしれないタイトル
実際の中身は前向きになれる著書
何気なく手に取り購読
さらっと読めた一方で非常に為になった一冊
忘れないようグラレコ化とアウトプット
■結論
営業行為はなくなるが、
営業ができれば何でもできる
→その能力を最大限活かすべし
▽3つのお勧めの選択肢
・セールステックを使いこなす
・セールステックの指揮官になる
・経営者になる
▽トップマネジメントに必要な要素
≒まさに営業が有する資質
(P・ドラッガー提唱)
・考える人
・行動する人
・人間的な人
・表に立つ人
■ポイント
▽エクスペリエンス思考
→体験や感動を提供する意識
※プロダクトアウト=作り手が作りたいサービス
マーケットイン=顧客ニーズに基づくサービス
→その両方をミックスさせた考え方
▽ブルーポンド戦略
→競合のいない小さな池を生み出す
=「戦わずして勝つ」戦略
(戦術や作戦の前にまずは「戦略」が重要)
※戦略の具体的な5点
①既存事業との対比が大きい
②市場での独占の達成
③規模の経済が働いている時
④ネットワーク外部性が働いている時
⑤高い顧客ロイヤリティが発生している時
この中でも②⑤にフォーカスすべし
(個人レベルでも実現可能な為
※①③④は個人のみでコントロール難)
■背景
▽進化型インサイドセールスの台頭
→セールステック=MA,SFA,CRM等
※フィールドセールス(足で稼ぐ)は衰退
▽テクノロジーの進化
→ビッグデータ×AIなど
■根拠
▽営業販売職の推移
→2,000年から2020年で-100万人
▽営業販売事務従事者の推移
→2010年から2015年で+14万人
▽フィールドセールスに関するアンケート
→する側、される側共に、
約75%がムダを感じると回答
■具体的成功事例
〈アメリカ〉
◎テスラ:自動運転
▽ポイント
・永遠に進化し続けるソフトウエア
・他の追随を許さないビッグデータ蓄積
↓
▽特徴的なエクスペリエンス思考の取組
・スマホ同様に車自体が常にアップデート
・60m以内のリモート呼び出し機能
(筋斗雲のように自動的に呼び出しできる)
・高度なナビ機能(渋滞自動回避)
↓
▽結果
・広告不要→営業不要→コスト削減→口コミ…
→創業13年で自動車業界で全米TOPの時価総額
◎その他:Appleの各製品、CADDi(メーカーの見積~オーダーのプラットフォームを提供 ※7秒で見積作成)など
〈日本〉
◎スタバ→コーヒー自体と共にゆったりできるサードプレイスの提供
◎バルミューダ→感動のトースター、身体に優しい扇風機のグリーファン
◎モノタロウ→間接材業界で一品からでも即配達やレコメンド機能を有するのAmazon など
■所感
業務における自分の目指す方向性とも一致
SFAをはじめとするセールステック
その運用の習得と部内→社内への浸透
現在は連動性の薄いかもしれない
MA×SFA×CRMの点在するサービス導入
そして活用し始めて試運転→検証の段階
ホップ→ステップ→ジャンプと繋げたい
3年後にはその指揮官を目指したい
自分なりの一旦のゴールを描き推進中
元気があれば何でもできる
営業ができれば何でもできる
障害があっても何とかなる
入社以来の営業出身者としての経験や能力
フルに活かしてアップデートする為に模索中
ブルーポンド戦略とエクスペリエンス思考