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誰と組むか?が明暗を分けたマクドナルドの2通りのファウンダー
フランチャイズ店は4万店で世界第3位。
全人口の約1%が毎日食している。
世界で年間15億食以上。
売上規模は2兆5千億円。
誰もがご存知の最強チェーン店のひとつであるマクドナルド。
その誕生の歴史を追った映画。
瀧本哲史さんの「2020年6月30日にまたここで会おう」の著書の中で初めて知った世の中では周知のサクセスストーリー。
元々興味があり、アマゾンプライムで発見して視聴。
…正直、ドロドロした人間関係に、後味は何とも言い難いながら、瀧本さんの言うように、自分しか知らないこと=「武器」×他人が開発した既存のサービスの掛け合わせで、時に大きな成果を生むことがあるという、知っておくべきだと思った手法や考え方の1つ。
マクドナルドを0→1で誕生させたのはマクドナルド兄弟。
マクドナルドを1→Xと、全世界に拡大させたのはレイ・クロック。
前者は創業者でありコンセプトとオペレーションを開発。
地元密着で成功を収めていたその他大勢の小さな店舗。
後者は数々のビジネスに野心と情熱で取組み、当時は各飲食店向けにミキサー販売をしていた名もなきその他大勢のビジネスマン。
ある日、その前者から大量の注文が入り、その合理的、かつ画期的なオペレーションに感動し、ビジネスチャンスを捉えた後者。
フランチャイズ権を兄弟から獲得したレイ・クロックによる、紆余曲折もありながらのその後の成功、そして兄弟とのビジョンや契約の相違や確執で次第に立ち込める暗雲。
成功者となったレイ・クロック。
逆に可哀そうなくらい、心身共に窮地に追い込まれるマクドナルド兄弟。
ティールの法則にある創業時の整備の重要性。
何をするか?よりも重要な「誰と組むか」?
ペイパルの創業者であり、当時ライバル社で敵対関係だったイーロン・マスク率いるX.comと手を組み、イーベイを共に設立し、後にミッションやビジョンの違いにより、それぞれ別々の道を歩み、いずれも成功を収めている両者。
ビジョナリー・カンパニーでも重要視されている「何をするか?」よりも大事な「誰を選ぶ(バスに乗せる)か?」
それとは正反対の物語。
自分に置き換えると、改めて思う、「何をしたいか?」より、「誰(理念の一致する)と働くか?」が、自分にとってはモチベーション高く、幸せに働けると思うプライオリティ。
残念ながら今はそうでもないかもしれない。
よって、行動を起こす時かもしれない。
ただ、ようやく提案の末、後者に賛同してくれる方々が出てきて、今週から具体的に着手。
現状の体質を鑑み、結果が出るのはおそらく数年後。
ただ、少なくとも資産となる、自分の想いをいかに伝えられるか?人をどう巻き込んで動かせるか?それがどんな結果となるか?
仮にうまくいかなくても、次のステップへは進めそうな成長を試される時。
そんな複雑な感情と決意に至ったこの連休の久々の映画鑑賞。