淡路島移住生活のリアル12 ”農”を通じた持続的社会実現①
念願成就。
私が淡路島に手を挙げた大きな理由のひとつ。
グループ会社の共創型ファームビレッジへの訪問。
衣食住の当たり前を見直すきっかけを提供。
まさにSDGsを自分事として、心と身体で五感全体で体感できる場所。
若者が立ち上げた社内ベンチャーであり、約10名の社員。
時に集う仲間や地域の方々、そして学生のインターンなど。
社内外研修の場としての用途もある非常に素敵な理念の会社。
あまりのスケールの大きさと理念の深さに終始感銘。
あっという間の2時間では到底足りないその魅力全容の把握。
語りつくせない為、一旦まずは概要。
単なる”農業”体験でなく、あくまで”農”という生業。
その”食”の軸を元に全てが密接に繋がる”住”と”衣”。
普段何気なく口にしている、私たちの身体を作るものがどこから来て、どこに向かっていくのか?
全ての人間の本質に迫る循環型の生態系の理解。
普遍であり、壮大なテーマを体現。
具体的に、廃棄物から土を生成し、そこに微生物が宿り、雑草が生え、それらの栄養素を吸って食物が育ち、人の身体に入り、排出され、土に還り、それらが再び土を形成し・・・とのサーキュラーエコノミー。
化学肥料や水やり不要で雑草もありのままで放置。
放し飼いの養鶏場も併設し、結果として生態系のサイクルで害虫⇔益虫が相殺して無農薬で生でも食べられる土壌が形成。
混在して生えている雑草すら、そのまま食べられるほど安全でナチュラル。
野菜はもちろん、実際口にすると広がる、それぞれの雑草や花の独自の味。
エンドウやニンニクの葉っぱなども、ある意味、本体の実以上に美味。
元々、毎週土曜日に実施している社外向け体験に行こうと思っていた矢先。
偶然、同じチーム員が毎週ボランティア的に通っており、今日はその方と共に特別にプライベートミニツアー。
何事にも代えがたい贅沢な貴重な時間。
語りつくせない、今日説明を受けた内容をぜひ自分の言葉で人に届けたい。
いや、伝えるべきとの使命感が沸き、そうすると決意した午前中。
天候には左右されるものの、若者への投資的観点含め、来週再びその地に立つ。