超初期スタートアップのAlgomaticにCoS/DevRelとして入社しました
こんにちは、こぎそ(@kgsi)です。株式会社Algomaticに2024年3月付けでCoS(チーフオブスタッフ)兼DevRelとして入社しましたので、いわゆる入社エントリーを書きます。
なお、いつもは入社から3ヶ月ぐらい経って、仕事に慣れてから記事を書くかぁ…ぐらいの気持ちでいるのですが、副業転職だったので業務がある程度わかっているのと、1週間で仕事内容が変わるような変化の激しい環境なので、入社エントリーは書けるうちに書いておこう…と思い、勢いで筆を執っています。
自己紹介
誰?って思う方も居ると思いますので、軽く自己紹介をしておきます、こぎそと申します。
もともと受託制作会社でデザイナーとエンジニアとして働いてから事業会社へ転身、2020年より株式会社SmartHRにプロダクトデザイナーとして入社、大規模な基本機能や、新機能のプロダクトデザイン業務に携わってました。
また、デザインシステムやUIコンポーネントの開発など、社内横断プロジェクトにも参画してきています。職務経歴書についてはGitHub上で公開していますのでそちらをご覧ください。
SmartHRでの直近の活動については、別途記事を書いていますので、もしよかったら見てください、飛び跳ねて喜びます。
また、個人としてはパラレルキャリアを標榜しており、本業に従事しつつ、副業でエンジニア・デザイナー・アドバイザーとして活動したり、去年からはイベントコミュニティの立ち上げなどをやっていたりします、直近では、これまでイベントを開催して培った知識を言語化した有料記事なども書いています。
主な開催イベント
Algomaticってどんな会社?
自分が今回転職した、Algomaticという会社について簡単に紹介します。
Algomaticは生成AIを武器に複数領域で同時多発に事業立ち上げ、カンパニー制を採用して事業の意思決定は各カンパニーCxOが担う、スタートアップスタジオのような会社です。
設立は2023年4月で社員数は現時点で20人前後の超初期スタートアップですが、すでに優秀なメンバーが次々とジョインしています。
現在全方位で事業開拓を推し進めており、主観でみても客観的に見ても非常にチャレンジングな事業が進められています。
Algomaticとの出会い
Algomatic出会い…それは本当に偶然でした。
去年の夏、前職のSmartHRでデザイン×生成AIのイベントを開催した際、そこに参加されていたAlgomaticのCXOであるかつきさん(@ktknd)との出会いが、私とAlgomaticとの最初の接点となりました。
当時、Algomaticという会社のことを全く知らず、かつきさんのことも、X(旧Twitter)で見かけたことがあるかもしれない程度の認知でした。
イベントに参加した当時、SmartHRでも初の生成AIを導入した機能をローンチしていたこともあり、私は生成AIを活用した事業に強い興味を持っていました。ちょうど副業のリソースに余裕があったので、「なんでもいいので副業をやらせてください」という軽い気持ちで、かつきさんに挨拶をしたのが始まりです。
正直に言うと、当時はこれまでの副業の延長線上でAlgomaticとの関わりを考えており、転職するかどうかはまったく考えていませんでした(ごめんよ)
Algomaticへ入社を決めた理由
そんなこんなで、まずは副業から関わっていき、イベント企画担当やフロントエンドエンジニアとしての業務に携わっていく過程で気持ちに変化が生まれ、最終的に今回の転職の決断に至ったのですが、転職を決めたであろう、明確な理由が3つあったので、言語化してみました。
欲張りな自分の「やりたい」を満たしてくれる会社だと思った
自分は約4年間、デザイナーとしてプロダクトデザインに専念してきましたが、その一方で、様々なことにチャレンジしたいという思いを持つジェネラリストでもあります。自分の専門分野だけでなく、別の働き方で事業とビジネスにもっと大きなインパクトを与えるような活動がしたいと考えるようになっていました。
そんな中、Algomaticの環境は、ぼくの欲張りな「やりたい」を満たしてくれる場所だと感じました。何にでもチャレンジできる雰囲気があり、とても魅力的に映りました。
実際に、副業を通してですが、経験値が浅かった採用広報やイベント企画への抜擢から始まり、SaaSプロダクトのフロントエンド開発、イベントに必要なアプリケーション開発まで、分野やジャンルを問わず様々なことに取り組んできました。熱量と駆動力さえあれば、どんなことでもできる環境があることを実感しました。
その結果としてAlgomaticは、自分の可能性を広げ、新しいチャレンジを後押ししてくれる会社だと信じれるようになりました。
メンバーとのバイブスがめちゃくちゃ合った
2つ目は、会社のメンバーとのバイブスがめちゃくちゃ合った点です。副業という限られた時間でしたが、かつきさんや横断CTOの南里さん(@neonankiti)をはじめ、仕事上で関わるメンバーのすごさと、良い意味で執着しない働き方にとても魅力を感じました。
また、元来ウェットな付き合い方を好む自分にとって、リアルでの付き合いを好む志向と、その距離感に心地よいものを感じた点にも背中を押されました。
生成AIのスピード感に舌をまき、その可能性に賭けたくなった
Algomaticに惹かれた3つ目の理由は、生成AIの持つ圧倒的な可能性に心を揺さぶられたことです。前職のSmartHRでも、2023年中頃から生成AIを活用した、従業員サーベイの要約機能のプロダクトデザインなどに携わっていましたが、生成AIを主軸としたサービスではなかったため、その可能性を十分に探求できていないもどかしさを感じていました。
また、生成AIは、今後の働き方を大きく変革していく潜在力を秘めていると確信していましたが、なかなか環境や働き方を劇的に変えるような決断ができずにいました。自分の内面では、生成AIの可能性に賭けたい気持ちが日に日に大きくなっていたのです。
そんな中、Algomaticの生成AIに対する並々ならぬ熱意と、メンバーの溢れるバイタリティに触れて、心は大きく動かされました。この波と熱量に乗るべきだと強く感じるようになったのです。かつきさんや横断CTOの南里さん(@neonankiti)の熱い勧誘もあり、私は新たな挑戦への一歩を踏み出すことを決意しました。
これから何をやるのか?
さて、転職して今後なにをやっていくのか…ですが、入社時の肩書としてはCoS(チーフオブスタッフ)兼DevRelとなりました。
実を言うと、入社前までCoS(チーフオブスタッフ)という役割について全く知識がなく、何をするのかわからない状態でした、CoS…わからない、何もわからない….。
調べてみると、Chief of Staffは「一言で言うならば、『起業家のShadow』」という説明が見られました。また、海外企業のCoSのジョブディスクリプションでは、起業家が生み出す価値を最大化するための役割…と述べられていることが多いようです(観測範囲内
過去の経験から、肩書に引っ張られすぎるとろくなことにならないことは理解しているので、まずは社内メンバーからの期待値を言語化し、複数のカンパニーを束ねるAlgomaticならではの横断的な活動と、CTO直下のCoSとしてCTO業務のサポートに注力していきたいと考えています。
ぶっちゃけCoSについてはまだ解像度が高くないので、手探りで進めていく予定です。CoSに付いて解像度の高い方、ぜひご指南ご鞭撻をお願いします!
一方、兼務となるDevRelとしての活動は、CoSよりは多少解像度が高く取り組めそうな予感があります。Algomaticとして、社内外の生成AIに関するナレッジシェアや、未来について語り合える場や機会を創出し、エンジニアコミュニティの分野でも一目置かれるような活動を目指していきたいと考えています。
新しい環境で、新しい役割に挑戦することは、大きなやりがいと同時に、未知の領域への挑戦です。自分自身、このチャレンジ機会を得られることにワクワクしています。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます!
CoSってどんな役割なのか?DevRelの活動の中身…など、まだまだ手探りな部分が山盛りですが、それはそれでこれからの活躍にご期待ください…
なお、DevRel初のイベントは現在企画中ですので、企画が固まり次第改めて共有させてください。
変化の早い現代だからこそ、1つの領域にとらわれず、様々なスキルを身につけておくことが大切だと僕は考えています。Algomaticには、自分のようなジェネラリストにとってぴったりな環境があります。
この記事を見て、もしAlgomaticで一緒に働くことに興味がありましたら、ぜひ気軽に声をかけてください。超初期スタートアップならではのスピード感とチャレンジングな環境の中で、一緒に面白いことをやっていきましょう!
追伸
今回の記事の元ネタはポッドキャストで語っています、こちらの記事を副読本としてみていただけると味が出るかもしれません、聞いてみてね。