関学声研ブログ 第5回

みなさん、こんにちは! 社会学部2回のよねまるです!!

今回、声優研究会がブログを始めたということで、先輩方の投稿をじっくりと読ませて頂いたのですが、みなさん文章が上手すぎてめっちゃ笑ってます。

もしかしたらピクシブやなろうに黒歴史をお持ちかもしれません()

今後も乞うご期待ですね!

さて、第5回の今日はアニメの「聖地巡礼」について取り上げてみたいと思います!!

最近よく聞きますよね、聖地巡礼。

代表的な聖地としては、ガールズ&パンツァーで有名な茨城県大洗町やラブライブ!サンシャイン!!で有名な静岡県沼津市などでしょうか…

自然発生的にできた特殊な文化ということで、社会学部の授業でもよく取り上げられています!

ところがですね、学問的には「聖地巡礼」に関する明確な定義はないんですよね…

一応分類すると観光社会学におけるコンテンツツーリズムの一つなんですが、新しい文化ということもあって、それぞれの学者が好きなように語っています。

要は、聖地巡礼の研究はまだ発展途上だという事ですね!

さて、ここで簡単に聖地巡礼の歴史を説明しておくと、火付け役となった作品は2007年放送のテレビアニメ「らき☆すた」です!

聖地・埼玉県鷲宮町が「らき☆すた」を用いた町おこしを行なった際、観光客が明らかに増えたため、アニメコンテンツを用いた町おこしが注目されることとなりました。

まあ、ファン行動の一環として聖地巡礼はそれまでもあったんですけども、街がアニメ作品を応援するという事は、当時画期的な事だったんです!

それ以来、少しずつ地方自治体が町おこしにアニメコンテンツを用いるようになります。特に、ガルパンは大洗町への来場者数を年間10万人以上増やすほど貢献していますね!

さあこのように聞くと、聖地はアニメでめちゃくちゃ儲けているのではないかと考える人もいるのではないでしょうか・・・

ところがですね、聖地巡礼のお金の面(経済効果)はあまり期待できないんですよね…

これ、どこからどこまでを聖地巡礼と捉えるのかによって、なかなか調べることが難しいのですが、野村総合研究所のレポートによると大洗町への経済効果は年間7.21億円(直接効果)と記されています。

この数字だけを見るとあまり多いのか少ないのかピンときませんが、大河ドラマ「篤姫」の経済効果が296億円、「天地人」が204億円といわれているので、これらと比較した場合は圧倒的に少ないんですよね…

やはり、聖地巡礼を行う層が若者&オタクと言うことであまり大きな額は動かないのかもしれません。

ただ、聖地巡礼によって地域コミュニティが活性化すると言う報告は多数上がっています!加えて、アニメの影響で移住した人も少ないながらいるようです。

なので、今後も地方自治体はアニメコンテンツに注目することが考えられますね!

まだまだ語りたいところではありますが、今日はここまでにしたいと思います!

ありがとうございました!!

#アニメ #オタク #関西学院大学
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