【姶良(奥霧島)丨湧水】まるで山中のヨーロッパ荘園丨自給自足イタリアンーーイサオクチーナ Isao Cucina
駐車場から見渡せば、草原と、その草を食べているヤギたちが目に入ります。
その後ハチの群れに気付き、町なら怖いと思うけど、ここなら何故かあまり怖がらずにいられます。
そんな心を落ち着かせる自然にまず歓迎されてます。
次はこの▼入り口から廊下を渡り、
途中にヤギさんの紹介があり▼
突き当たりにレストランが見えます。
着席の前に、「むぎ」というきれいな猫が一瞬姿を見せました。
完全予約制ランチコース ¥3850
パスタとメインは選べる形ですが、中にプラス料金の料理もあります。
■飲み物
優しい甘みでスッキリした味わいのアップルサイダー(別料金¥550)。
■前菜
元々は黒豚テリーヌですが、苦手な食材が入ってるため、桜チップのスモークサーモンが代わりに提供。
もう一つの主役:湧水町のモッツァレラチーズが瑞々しくて、市販品よりミルク感がやや強め、かなり理想的な味。
付け合せの野菜も新鮮で、主な味付けがバジルソース。
■パン
▼香草入り
▼パリサクのグリッシーニ
▼引きのあるブリオッシュ
グリッシーニはクッキー感覚でそのままで食べましたが、香草入りパンとブリオッシュは前菜、パスタ、メインのソースにもつけて食べました。
どれも甘さがほとんどついてない、素朴で何でも合う味。
■パスタ
渡り蟹のソースが絶品。風味豊かで濃厚、一番好きな味付けの系統。
もっちりしたイカ墨の細麺がソースをよく絡み、口の中で一体化した瞬間がとても幸せ。
残ったソースはブリオッシュをちぎってつけるとまた美味しかった。
■メインディッシュ
仔羊のロースト(+¥550)はクセがなく食べやすい。ローズマリーのソースは上品で香り高い。ローズマリー自体もかじって食べれるほど苦味が少ない(←香草好き)
少しグリルした野菜(?)は盛り盛りで旨みたっぷり。
■デザート
直径5センチくらいの栗渋皮煮はホクホク、添えるマロンクリームにも栗の身が入ってる▼
マロンアイスはまろやかな味わいとなめらかな舌触り。
ティラミスはシンプルな構成。洋酒がほぼ感じない、苦手な方でも食べやすい味。
ぶどうは甘い、皮ごと食べられる。
■食後のドリンク
苦味少なめの紅茶。
ついてくるのがコーヒーフレッシュではなく、本物の牛乳という点がすごく嬉しい。
帰りの際、真っ白なオッドアイ猫「こめ」にも会えて、今回の訪店に素敵なピリオドを打ちました。