#拾壱 デレマス10thツアーファイナル 現地のこと
※「本番中のこと」では個人的感想の羅列が続きます。
皆さんには「総括」だけでも目を通していただけたなら幸いです。
皆さんどうも2年ぶりにこんにちは、かげろうです。
間違えました、かげろうPです。
昨年10月から始まった
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!」
なるライブツアーの千秋楽が去る4/2(土)~3(日)にかけて、埼玉県はベルーナドーム(いわゆる西武球場)にて開催されまして。
それに現地参戦してきました!これが尋常ならざるライブだったので、知らない方向けに簡単に説明させていただきます。どんなものかというと
・キャスト非公開
キャラクターありきのコンテンツにあるまじき事態ですよね。でもこれ、僕が現地参戦した決定的理由でもあるんです。最後まで誰が登場するのかさっぱり分からないという、期待と驚き(と少しの不安)に満ちたライブ。一生モノの思い出になること間違いナシじゃないですか!
しかし驚きのギミックはこれだけにとどまらず、現地にて更なる仕掛けが明かされたのです。それがこちら。
①day1とday2でコンセプトが全く違う
②1日に50曲披露
③人気投票の上位30曲を全部披露
度肝抜いちゃいますよね。分かります(c.v.津田健次郎)。
ではまず①から。day1は過去のライブの振り返り、day2はアニメ化やコミカライズなど、ライブ以外のあらゆるものの振り返りがコンセプトでした。
次に②。言葉通りです。恐るべき曲数(といってもサビだけで終了のものもあり)。
最後に③。実は昨年末に「10周年記念楽曲投票企画≪My Best Cinderella Songs≫」というのが開催されてまして。
それの結果発表を両日通して行っちゃうよというもの。それって...今後現地参戦を重ねないと回収できまいと思っていた珠玉の曲たちが、大挙して押し寄せてくるかも...ってコト!?
ライブを終えた今なので言えます。そういうことでした!!!!
以上が簡単な挨拶とライブの説明になります。こっから先はいよいよ本題である日記と曲(一応数は絞りました。絞ったとは言ってない)の感想なのですが、Pでない人には怪文書に、Pであってもやはりヴォイニッチ手稿並みの怪文書にしか見えないかもしれません。では、どうぞ!
day1 開演前のこと
西武池袋線の急行電車内で、僕は独り目の前の光景に目を見張っていた。なんてこった。Pっぽい人が腐るほどいる。言葉がなくとも、彼ら彼女らが身に着けている主張の激しい手回り品から「我こそはPである」と視覚的に伝わってくる。
そんな中、僕は両隣を地元の学生さんに挟まれてしまったので非常にいたたまれない気持ちであった。とりあえず無言で142'sのトートバッグを内側に仕舞う。ドア上のLCDに目をやると、ちょうど「椎名町」を通過するところであった。
所沢で西武狭山線に乗り換えると、Pでない客はもはや見当たらなかった。さしずめPの通勤ラッシュといったところか。
会場到着時には睡魔が絶頂を迎えており、満身創痍で限定CDの売り場へ直行。それを果たした後は命からがら自分の席に向かい、つかの間の休息に浸るのであった。
開演10分前くらいに「私たち、シンデレラガールズNo.1!」という黄色い掛け声が聴こえてきたあたりで無事に覚醒。そう、ここはM@GICAL WONDERLAND。いくら眠たかろうと、この場は思い切り楽しむしかあるまい。隣のPに苦笑いしつつ挨拶を交わし、スマホの電源を切った。
day1 本番中のこと
OP.お願い!シンデレラ
大橋彩香さんによるサビの独唱。通常全体曲で始まるところを1人でやってのける大橋さんの胆力はさすがデレマスの柱と言わんばかり。
そしてスタンド席の後方にいた僕は思いました。
「双眼鏡買っとけばよかった」
1.ミツボシ☆☆★
(登録してないのに「みつぼし」の変換候補に「ミツボシ☆☆★」がありました。なんやこのPC)
初現地の1曲目はPならだれもが通るぶち上り曲!だったのですごく安心しました。知ってる曲を歌うアイドル(の中の人)を会場全体で応援できるってこんなにも嬉しいことなんですね。よき。
2.ススメ☆オトメ ~jewel parade~
早速NEW GENERATIONS全員いんじゃん!うわー感激だとか思ってたら、2番からは初期メンバーが更に加わってきました。まだ2/50曲目なのに大盤振る舞い過ぎませんか。とかいう心配はこの後徐々に吹き飛ばされていくわけですが。
7.Vast World
おお我らがエスパーユッコ、我らがえりぴょんさん。僕、ユッコが一番好きなパッションアイドルなんですよね。なのでCパートの「プロデューサ~!!やっとみんなで会えました~!!」がよく意味は分かんなかったけどすごく嬉しかったです。これが「『Vast World』をようやくオリメンのみで披露できました~!!」の意だと知ったのは恥ずかしながらライブ後のこと…。
13.Starry-Go-Round
平時でも泣ける曲なので、ドームなら尚更。
『ドキドキって理屈じゃない わかるでしょ?』
↑わかる。まさにこの時がそう。
『ときめきのPassはきっと無期限じゃないんだから』
↑ここでダメでした。
いつかブルーレイが出たら酒でも呷りながらむちゃくちゃに泣いてみたいですね。
15.無重力シャトル
2021年末の愛知公演で披露されたらしく非常に羨ましく思っていたこの曲、まさかここで回収できるなんて!サビの腕を挙げるタイミングが裏拍なのを現地で知ったので、ちょっと戸惑いましたが楽しかったです。
ちなみに「ジャケ写が好きな曲」暫定トップの曲でもあります。
16.オルゴールの小箱
小梅ちゃんと川島さんのデュエットが叶ったならば相当いいものになると思ってたんですよ。ウィスパーボイスと大人8ちゃい(←?)というニュアンスの違いはあれど、お二人とも優しい歌声で。青のペンライトがすごくよく映えてました。
19.Hotel Moonside
ハラワタの底まで重くのしかかってくるような重低音。スマホにチンケなイヤホンを刺して聴くHotel Moonsideとは一線を画しておりました。ナイス音響!
そして完全に役を憑依させていた飯田さん(2番からはサイバーグラスのお二人も!)を前にして鳥肌を抑えられず。なんだかライブパフォーマンスで堕ちてしまう人のことがちょっと理解できた気がします。
21.さよならアンドロメダ
4年前にリリースされて以来、初めてオリメンが揃ったとかでめちゃくちゃ話題になってたやつ。ライブ前にフルで聴いときゃよかったなあと猛烈に悔いています。
なんといいますか…こんなにも美しい、物語仕立ての曲だったんですか。
そしてドームの天井に映されたプラネタリウムも綺麗。あれを見せられちゃイントロ中に拍手が聴こえてくるのも納得です。
23.純情Midnight伝説(Long Intro Ver.)
2番冒頭、「「「なつきちーッ!!!」」」の掛け声と共に安野さんがステージ中央に押し出されて登場。_声、出ました。それと涙もちょっとだけ。4th LIVEの激アツ演出を今ここでもう一度…って、古株Pにも新参Pにもたまんないでしょう。
りなぽよは欠けてたけど炎陣のメンバーのみなさん、仏恥義理にかっこよかったです。
25.Trancing Pulse
アカペラから始まる曲って否応なしにかっこいいと思います。それはこのTrancing Pulseも例外ではなく。アニメの凛と加蓮そのままに歌う福原さんと渕上さんもやはりかっこよかったです。さっきからかっこいいしか言ってないな僕、語彙の引き出しがぶっ壊れてんのがばれちゃう。
26.あらかねの器
椎名豪サウンドと鈴木みのりさんの歌声が、ドームを介して我々の胸を震わせる。一番息を飲んだのは2番サビ頭の1小節だけアカペラになるところ。惚れ惚れするようなあのステージには、間違いなく藤原肇がいました。
27.オレンジタイム
day2に何人か142'sメンバーのPの方とお話させていただいたのですが、皆異口同音に言っていたことがあります。
「オレンジタイムの間、いつ真ん中から竹達さんが鼻を鳴らしながら登場するのかと凝視してました」
わかる。幸子来て...。でも幸子抜きの142'sだって幸子がいるのと同じくらい可愛い。ヨシ!
【OVERTURE】Serendipity Parade!!!
28.あん☆きらによる『モーレツ★世直しギルティ!』
世直しギルティって誰が歌っても抱腹絶倒してしまいますね。あまりにもバカらしいのでデレステでコンボが続きません。
29.加蓮が体力の限り歌う『毒茸伝説』
人が夢を叶える瞬間ってすごく煌びやか。あれは北条加蓮なんかじゃなく、ただ毒茸伝説を歌いたいだけの渕上舞さんでした。
30.なんぼでも笑える『なんどでも笑おう』
どんなにいい曲だって出し方次第でネタ枠に使えるのが分かりました。
31.絆の『Secret Daybreak』
かっこいい。でも絆って何?速水奏と新田美波と藤原肇エアプっぽいので出直してきます。
32.友情と絆で繋ぐ『We're the frineds!』
3DCGで声無しアイドル達がやってきました。すごい。ただただ見惚れるばかりでした。映像班の皆様には頭が上がりません。
33.ラブレター
「私たち、『ピンクチェックスクール』です♪」
この挨拶が聴こえてきたときの嬉しさったらない。33曲目にして種﨑さんが登場し、P.C.Sのメンバーが勢揃い!ここまで正統派キュート曲があんまり無かったわけで、ようやく辺り一面のピンクを見られたのも嬉しかったです。
34.情熱ファンファンファーレ
またしてもオリメン!息を継ぐ暇もなくオリメン!クラップに応じる、演者さんに合わせてみんなでお手振りなどなど、楽しいポイント目白押しでした。それにしてもパッションアイドルの中の人達、一体どんな喉の鍛え方してらっしゃるんですか?
35.周子・夕美による『不埒なCANVAS』
右も左も分からなかった頃のイベントで被弾、そっからずっと好きな曲です。まぁそれはそれとして(デビルマン)、やっぱり幸子も来てほしe
41.Unlock Starbeat
幕が上がるとそこにはなんとギターやベースを持った男たちが!!!!
僕にとっては『映像の世紀』の領域だった、7th大阪公演での生バンド演奏。それが目の前で繰り広げられているという事実に胸が熱くなりました。
44.Fascinate
佐倉さん、いくら外の人のモチーフがヴァンパイアだからって夜になるまで待機なんてしなくていいんだよ...?
これも現地で聴きてえなと思ってただけにまさかの登場に仰天。元からかっこいいVelvet Roseのお2人と生バンドの組み合わせは最強。
47.EVERMORE
これ、イントロのピアノが美しい曲じゃないですか。まずそこでグッときました。それに曲調や歌詞の割にギターやベースやドラムがしっかり使われてるのにも現地で気づきまして。いやぁ...元から泣ける曲なのに生バンド連れてこられたらたまったもんじゃない。
48.流れ星キセキ
やった!ニュージェネだ!!ドームの天井に3人のイメージカラーの流れ星が流れてるのを見て得も言われぬ感慨を得たのを覚えています。
49.M@GIC☆
...ってことはエンディングなのかなと思った一曲。
『だってシンデレラは頑張り屋、でしょ?』
サビにおけるこの問いを否定する術など、もはやありませんでした。まさにそこに頑張り屋のシンデレラたちがいたんだもの。
50.EVERLASTING
アンコールにて満を持して登場、10周年記念曲。これまでの集大成かつこの先の未来を見据えたすっごく意味のある歌詞!なのですが、テンポが目まぐるしく変わるせいで演者さんとPともども大変。目をぐるんぐるんにしながらもなんとか振り切りました。
day2 開演前のこと
昨日とは打って変わって、「名刺交換受付中」のプラカード(ヒッチハイカーみたいでちょっと面白かった)を見かけては手当たり次第に受け渡しを申し出た。僕が一方的に受け取るばかりだったが、どのプロデューサーさんも気前よく嬉し気に渡してくださったのでよい思い出話となった。ありがたいことである。
そんなあちらこちらで配られているプロデューサー名刺なる謎の紙、実際に受け取ってみると非常に面白い。どの名刺からも担当アイドルのプロデュースに前向きであることが伺え、帰ったら調べてみようかな、という気にさせてくれるのだ。
担当アイドルの話に花が咲く不思議なお札。あるいは貰うだけで嬉しくなっちゃう魔法のカード。それがプロデューサー名刺なのだと思う。
day2 本番中のこと
01.Never say never
お、CINDERELLA M@STER 001だ!day1もそうでしたが、一曲目が誰もが知ってる曲だとすごく安心します。
それにしても福原さん、クールアイドルの柱を務めてらっしゃるだけにすんごく力強い歌声でした。10年の積み重ねってこんなにも声優さんをキャラクターたらしめるもんなんですね。
02.New bright stars
数日前までコロナでダウンしていた河瀬さんを確認した時はすっごく嬉しかったです。来れるはずの方が不可抗力のために来れなくなる、なんてことほど悲しいことはありませんから。素直に河瀬さんのイケボ聴きたかったんだって言えよ
サビ前のキャストさんらが手を重ねて突き上げるところを見て、絆や友情の歌ってのはいくらあってもいいもんだなァ、と改めて思いました。アイマスはこうでなくっちゃ!
03.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
モニター「My Best Cinderella Songs」「第5位」
僕「さすがにここでO-Ku-Ri-Mo-Noは出さ」
ドラムの一音目ですぐさま「日曜日に贈り物を届けてくれてありがとう!!!ペンラの色、緑とピンクにしなきゃ!!、、!」と悟りました。聴く度に惹かれていくけどHugしないこの曲、まさかランキングのトップ5に食い込んでいるとは思ってもみませんでした。感無量です。
そういえば左手の手持ち無沙汰解消、及びこの曲がきた時のために調達していた2本目のペンラが直後に急逝してしまいました。不良品?なーとはーの2人分振らせてくれて、本当にありがとう...。
07.レッド・ソール(Long Intro Ver.)
現地で聴くまでは「メンバー強くて曲がオシャンティーなだけやん」と思ってました。めっちゃ褒めてるやん、なんたる逆張りっぷりか。
結局かっこよさは全てを納得させちゃうみたいです。僕ってちょろいんですね。アウトロの1人ずつはけていくところが好きです。
14.友情で繋ぐ『Go Just Go!』
ユニ募とつかさ社長どうにか絡んでくれ~って願いがほんの少しの間ながら叶いました。楽しそうだったので何より。
21.ドレミファクトリー!
演者さんらがみんなちっちゃい子らそのものでした。特にともよさん、骨の髄までみりあなんじゃないかってくらい。
なんか演者さんらが楽しそうにしてたら無条件にこっちも楽しくなってきますね。ロリコンとか性癖とかいう話は一旦お預けです。
22.Star!!(Long Intro Ver.)
さて、みなで盛り上がったあとはMCを挟んで…(ちなみに武内Pが登板してました)。
この曲、下手すりゃ中学生の頃から知ってるんですよね。それに泣かされる日がくるなんて、当時の僕からは全く想像がつきません。
色んなアイドルを知った今、これからも応援したいとか好きになれてよかったとか、あらゆる前向きな感情が駆け抜けるのがこの曲なんです。
イントロからなんか眼球の湿度が高いな…という膠着状態だったのですが、Cパートぐらいから急速に雲行きが悪化。ラスサビ前の駆け上がりで豪雨と化しました。
27.こいかぜ
両日通して一番会場がどよめいたのはこれのイントロが始まった瞬間だったと思います。歌唱中の早見さんから漏れる白い息は、それさえも舞台装置のようでした。
そんな彼女のオーラと同じくらい、曲終盤のお手振りに合わせてプロデューサーさん全員で振った緑のペンラがすんごい綺麗で...。直後の小休憩中はただただ虚空を仰ぐことしかできませんでした。あんなにも一人の人に圧倒されてしまうような体験、もう二度とできない気がします。
29.オウムアムアに幸運を(Short Outro Ver.)
day2のコンセプトが分かった時から「じゃあ、あれ、やるんだよね?」とめちゃくちゃ楽しみにしてました。ああ、本当に披露してくれた…。
オウムアムアという実在の天体は一体何の隠喩なのか。独特の進行順序やバックストーリーに更に考察欲そそられる、唯一無二の曲だと思ってます。
32.Let's Sail Away!!!(Long Intro Ver.)
2番後の間奏で僕がクラップを始めたところ、周りのプロデューサーさんに伝播していきました。初回限定盤のブックレットに「初披露時にプロデューサーさんらがクラップしてくれて...」というような逸話が載っていたので実践してみたのですが、これがことのほか楽しい。癖になりそう(笑)
35.Life is HaRMONY(Long Intro Ver.)
『Let's sing a song!そうさ人生は 独りでは歌えないHaRMONY だから』
ゴスペルチックで力強い河瀬さんの独唱に松嵜さんと天野さんと佐倉さんがハーモニーを重ねてくるイントロ。それに我々はクラップで応える。
そうして盛り上がりが最高潮に達したところで、彼女らが見つめ合う数秒の静寂の後に『...行こうよnext stage!』
元々好きなこの曲の初披露を、こんなに盛り上がる演出付きで観れて嬉しかったです。
39.Yes! Party Time!!(Long Intro Ver.)
day2もこっからはシンデレラバンドのターン!
ロングイントロ中にペンラの色を決めかねてるプロデューサーさんが多く目に入りましたが、本イントロに入った瞬間全員高輝度オレンジに早変わり!こうやって会場全体で盛り上がれるので大好きです。
ただやっぱり「(揺らせ!激しく)『ハートビート!!!!!』(君の)『エモーション!!!!!』(さらけ出せたら)『fuwa fuwa fuwa fuwa』」は僕らに言わせてほしかったな。コロナめ…。
40.Orange Sapphire
突然ですが、僕は最強です。Y!PT!!に続いて披露されたこの『Orange Sapphire』でも一切声を出してはならない拷問に耐えたからです。
ああ、「(オーレーンージ♪サーファイア♪)『パッション!!!!!』」ってコール、やりてえ!
41.Twilight Sky
モニター「My Best Cinderella Songs」「第16位」
僕「ぼちぼち『Tulip』とか『Br」
両日通して最大の不意打ちでした。
まず自分のペンラを青に変えて、顔を上げると前方にはオレンジ、その周りを囲むように僕らの青のペンラが。_ああ、この光景は『Twilight Sky』そのものじゃないか。こみ上げてくる嗚咽を抑えきれませんでした。ちなみに帰りのサンライズ車内にて、明け方に1人でこれを聴いてまた泣きかけたらしい。
42.Tulip
LiPPSメンバーの3/5がクール以外のアイドルってマジですか?クールアイドルに引けを取らないむちゃくちゃな色気とかっこよさを持ってましたけど…。
トワスカでさんざっぱら泣き腫らした後だったので身が引き締まる思いでした。
43.Brand new!
少々話が逸れますが、「たべるんごのうた」がヒットしてなければ僕は未だに「デレマス面白いんだろうけどなー」と、燻っていたんじゃないかと思います。僕のデレマス人生と切っても切れない辻野あかりが初めて歌ったこの曲の、初の有人ライブに立ち会っているという事実。これをものすごく感慨深く思ったわけです。あの頃と比べて辻野あかりはずいぶんでっかくなったし、僕も色んな知見を得られたなあ...と。
46.ガールズ・イン・ザ・フロンティア
My Best Cinderella Songsの栄えある第一位はこの曲に。
『自分の足で歩けシンデレラ』っていう他の追随を許さない挑戦的な歌詞が僕はすごく好きです。当時はこの皮肉のようにも受け取れる歌詞が物議を醸し出したそうですが、今やこんなにも支持されているなんて超胸アツじゃないですか....。歌詞、キャストさんの表情、これまでのストーリー、全部がかっこいい。
47.S(mile)ING!(Long Intro Ver.)
最後の最後に島村卯月が降りてきた...。「もしかしたら」と身構えていたものの、この曲だと分かった瞬間うるっときちゃいました。
だって、"Smile"と"mile"と"SING"っていう卯月そのものみたいなタイトルのこの曲を、現地で聴けたら泣かんわけないやないですか。ラスサビの『Bye! 涙はいらない』のとこなんて、聴くたび「じゃあ泣かさんといて…」と思ってます。
ただでさえ泣き曲だってのに笑顔で歌い切った大橋さんが眩しかったです、本当に。
48.ココカラミライヘ!(Long Intro Ver.)
原田さんいんじゃん!4時間もこのためだけに待っててくれたん??
予想だにしなかったメンバーも迎え始まった、一世一代の歴代シンデレラガールのうち8/10による歌唱。残りの2人は出てこないのかと思いきや、ラスサビにてちゃーんとCGモデルで登場してくれました。できる限り最高の形でアイドルとそのP達を大切にしてくれてるんだなって思えて、自分のことのように嬉しくなりました。
49.always(Long Intro Ver.)
中盤以降、スクリーン上に続々とアイドルの立ち絵が…。
あれ?今スクリーンに表れてんの、全員「ここに来れなかった」アイドルじゃね?
周りのプロデューサーさんらが担当アイドルのペンラを振っているのを見て、「ありがとう」に精一杯応えようとするその姿勢に強く心打たれました。もちろん僕も応えるべく、振ったのは白のペンラ。3色ほどの選択肢から迷った挙句「シンデレラっぽいし何色にも染まる白にしよう」ってのはあまり普遍的な考え方ではないでしょうねぇ…。
なんにせよ、こちらこそアイドル達に「出会ってくれてありがとう」って言いたいくらいなのに190人全員分のそれを身に受けることほど有り難いことはありません。ペンラ以外に応える手段がないのがもどかしい。
家に帰ってもう一度身を入れて聴き、独り洟を啜ったのはここだけの話。
50.お願い!シンデレラ
やはり〆はこれでしょう!大橋さんのアカペラおねシンから始まった当ライブを、他の57人のキャストさんとシンデレラバンドを加えたおねシンを以て締め括るとはずいぶん洒落たことをしてくれたもんです。
きっと号泣していた方もいらっしゃるのでしょうが、僕はニッコニコでペンラをぐいんぐいんしてました。情緒不安定すぎないか。日頃あの表情で人に接していれば、武内Pが手塩に掛けて育ててくれると思います。
総括
本題の前にちょっとだけ自分語りをさせてください。
確か僕がデレマスに興味を持ち始めたのは高校1、2年の頃だったと思います。何故興味深く思ったのか。
ライブや配信イベントでTwitterのトレンドに上がる度、ただキャラクターが可愛いだけでない、何年も人を惹きつけてやまないキャラクターの人間的魅力とそれを引き立てる豊かな楽曲があるのが、プロデューサーさんらのツイートから伝わってきたからです。
思えばここまでの道のりはずいぶん長いものでした。いざ本気でやってみようと思っても、加減を知らないキャラクターと曲の数を前に「っぱ厳しいかもしンねえ」と諦めかけたこともありました。この辺については当時の僕が不器用すぎただけののですが(笑)。それでも僕がここまで続けられたのは、どうしても楽しんでみたい!と思えるほどの魅力がひしひしと感じられたからです。
...
そういった過去の積み重ねを経て臨んだ10周年記念ツアーの千秋楽、本当に楽しかったです。
特筆すべきはやはりキャストさんがオールシークレットだったことでしょう。いきなり生演奏が始まった時や人気ユニットのメンバーが何時間も焦らしてから揃ったときなどなど、この演出があってこその忘れられない感動と興奮の嵐でした。「一生モノの思い出になること間違いナシ!」という冒頭で立てた予想は大当たりだったわけです。
一生モノの思い出になった理由はそれだけではありません。
どう言葉を尽くしても伝えきれない、一期一会の現地の雰囲気を味わえたこと。入場前に名刺を頂いたり、近くのプロデューサーさんと談笑できたりしたこと。あたかも本当にアイドルがいるかのような不思議な経験を出来たこと。事前に練習してきたかのような一糸乱れぬペンライトに目を輝かせたこと。
何もかもが今までにない刺激的な体験でした。
それに前述の通り、僕はこのコンテンツを飲み込むのに長い時間を要しました。それが今や、わざわざライブに出向くほどに好きになれている(と同時に「(曲やファンサを)浴びた」「輿水幸子が出てこんから幻視した」などと抜かす変人にもなりましたが)。そのことがアイドル(役の声優さん)に会えるのと同じくらい嬉しかったです。
また、折に触れて色んなプロデューサーさんが「これが初めての現地でよかったね」と声をかけてくださいました。
確かにその通りなのです、が!
僕はその方々全てに伝えたい!
「それはあなた方のおかげでもありますよ!」と。
皆さんとの会話がなければ得られなかった新たな知見や共有できた感想だって、欠かすことのできない大事な思い出です。本当にありがとうございました。
…
ごめんなさい。どんなオチにするか全ッ然考えてませんでした。それに超薄っぺらな感想とおまとめ。3カ月も寝かせたくせに、とんだ醜態ですね…。こういうのって寝かせず激情の赴くままに書くべきですね。今後は気を付けます。
そんなところで今回は筆を置かせていただきます。では。
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