世の中を良くしようと思えない私について考えたこと
Twitterを眺めていて、性差による問題をなんとかしないといけないだとか、貧困を無くさないといけないだとか、政治家がどうのこうのだとか、そういう話題を見るたびになにかモヤモヤするものが胸のあたりで発生していて、これはなんなんだろうなぁと長年考えていた
仕事中にふとその原因というか、自分の精神性というか、心の有り様というものに気がついたのだが、どうやら私は
「世の中を正しくしよう」という思想、雰囲気、空気に対して拒否反応があるらしい
もちろん世界が平和であってほしいし差別も無くなってほしいとは思う
そういう正しい(とされる)世界を目指すために頑張ってる人は間違いなく良い人間なんだろうと思う
そういうものに拒否反応を示すのは厨二病とかカッコつけてるとか非国民だとか言われそうだけど、それはもう本当にすいません、ごめんなさいとしか言えない
ただ、「そういう風」にしかできないのである
別に正しくしようとする人たちをなにか別の信念があって妨害したり邪魔したり戦ったりする気概があるわけでもない
ただただその空気がどうしても受け入れられない
今の日本の政治を見ても政権交代して新しいなにかが起きた方がいいんだろうなみたいなものはなんとなく受信しているし、今のままでいいとは思ってはいない
しかし、だからといって新進気鋭の新党のここが良いとか今の○○のここがダメとかそういう話をされると胃もたれするのである
これは政治に限った話ではなく、全ての問題、話題に対してこんな有り様だったりする
「みんなで前を向いて歩こう!」みたいな、キラキラした青春みたいな空気がどうしても馴染めない
馴染めないどころか気持ち悪さすら感じている
たぶん自分以外にも一定の割合でこういう人はいるんじゃないかと思う
いわゆる天邪鬼というものだが、自発的にしているわけではなく、そういうふうにしかできない
無理をして周りに合わせようとしても上手く合わせられないし、たぶん周りからも無理して合わせているのがすぐにバレると思う
社会不適合とまでは思わないが、近いものなのではないか
こちら側から見た世の中で正しいとされる行動をとる人、とる人達の集まりはどこか演技をしている、ドラマを見ているような、そんな白々しさをかんじてしまう
自分が捻くれているだけなのは理解しているが世の中の正しいとされていることを堂々と公言して行動している人を見ると反吐が出る
反吐が出るは言い過ぎましたごめんなさい、本音です
この前読んだなにかの本で「生物は全体が同じ行動をすると、その行動が間違っていた時に全滅するから、全体の何割かは別の行動をとる」的な内容を読んで、あぁなるほど自分もそれかと思った
生物の進化の本では、進化はランダムで行き当たりばったりであり、たまたま環境とうまく適合した個体(種族)が生き残ると書いてあって、つまり地球という一つのステージの上で、人間を含む全ての生き物はどれかしらが生き残って進んでいけばいいわけで、人間は他の動物の保険だし、他の動物も人間の保険なんだなと思った
たとえ人間(人類)という種族が滅んだところで地球がどうにかなるわけでもないし、別の動物が繁栄するだけの話だし、そもそも地球に意思なんてないから地球がなんの生物のいない星になろうと核戦争で世界が汚染されようと、ブラックホールに飲み込まれようと全てが「そうあるだけ」である
と考えれば私が仕事で失敗しようがそんなことは些細なことでしかないし、だんだんなにを言ってるのかわからない内容になってきているからここら辺で止めておきます、書きたくなったらまた続きか続き以外を書こうと思う