真夜中のつぶやき。

深夜0時を過ぎてベランダに出てボーッと考えごとをする。

今日は少し飲み過ぎたようでフワフワする。

そして左手にずっと吸っていなかった煙草がある。

僕は基本的には煙草は吸わない。

付き合いで吸ったり、考えごとをしたり、ストレスが溜まった時以外は吸わない。

久しぶりに吸う煙草(ふかしだけど)の匂いを嗅ぎながら考え事をする。

最近出会った人との会話で少し思うことがあったのだ。

僕はなぜ声の仕事をしたいと思ったんだっけ?

1番最初は「僕の笑顔で沢山の人を笑顔にしたい」だった。

僕は中学生の頃、体育教師であり担任であった人に「君の笑顔は素敵でいいね!」と笑顔で褒められた。

僕自身、自己肯定感が低くてその時に言われた言葉が今でも心の支えになっていたりする。

それから幾度となく笑顔を褒められることがあり、「そうか!僕の笑顔は誰かを笑顔にできる力があるのかもしれない」と思った。

ならば自分の笑顔で誰かを笑顔にできる仕事がしたいと思った。

でも僕は人前に立つと緊張してしまう。

けど人前に立たないと…と思い、中学の芸術鑑賞会で見たミュージカルの影響もあり俳優を目指すこととした。

当時はまだ未成年で自分ではオーディションを受けられなかった。

中学生の頃、母親と進路で大喧嘩をし「あたしは女優になってやる!」と言い放った。

そうすると母は「あんたみたいな引っ込み思案ができるはずないでしょ」と鼻で笑われすごく悔しかったがその通りだった。

凹んだまま高校へ進学し、大学へ進学した。

そこでアニメとナレーションに出会った。

この仕事なら人前に立たなくても仕事ができる!
演技ができる!と声優を目指し始めた。

幼い頃から母が友人に誘われてアフレコスタジオに行き、今ではレジェンド声優に当たる方との交流をよく話していたことを思い出した。

昔からこの仕事を知っていたし、友人もよくその話をしていたのになぜ興味を持たなかったんだと後悔をしつつ、成人になった僕は様々なオーディションを受けた。

上手くいっても二次審査止まり。

もう諦めるかともう一つの夢だったゲーム会社に就職した。

僕は受付として働いていた。

同期との関わりは楽しいし、先輩方にも良くしてもらい仲のいい同い年の先輩もいた。

でもどこか声優になるという夢を諦めきれない僕がいた。

受付の仕事をしつつ暇な時には滑舌練習をし、毎朝ラジオ体操の放送のアナウンスをしていたのでその文言をいかに綺麗に言えるかを研究しながら働いていた。

そんな時、某事務所の所属オーディションを見つけた。

年齢が年齢だったし、ラストチャンスかなと思っていた。

これでご縁がなかったら声優という夢を諦めようと思い、応募した。

結果準所属で受かった。

結果を会社で知ったので受付の席で一人ですごく嬉しくドキドキしていたのを覚えている。

それからは色々あったが同期の方とレッスンを受け、独学で学んできた自分とは違う養成所や現場に出た同期の演技を吸収しながら練習していた。

まぁ結果人間関係の問題や事務所の方針と合わなくて辞めたんですけどね(笑)

あっ!もちろん当時の同期のことは陰ながら応援しています。

辞めてしまった同期含め。

当時お世話になっていた事務所の社長に言われたことが心に残っているんです。

「君は人間っぽくない声なんだよ。
変わった声だからすぐ分かる声だからそれを活かしなさい。
君はきっと売れる」

僕自身、僕の声はありきたりな声だと思ってました。

所謂アニメ声と言われる可愛い高い声ではないから。

どちらかというと低めの声で、可愛い女の子のキャラを演じられず、お姉さまキャラばかり演じていたので。

でも社長は「君は変わった声なんだよ」と言ってくれてなんか嬉しかったんです。

実際上京してから色んなバイトをしてますけど、「声が変わってるね」「いい声だね」と褒められることが増えて嬉しかったんです(笑)

まぁ前事務所辞めているんですけど(笑)

そこから色々ご縁があって今に至ります。

僕自身、心が少年で精神年齢が中学生ぐらいで止まってますけど相変わらず色んな人の心を動かしたい一心で動いています。

裏方として誰かを支えるのもいいかなと思いますが、応援してくださる友人やフォロワー様がいる限りは頑張ろうかなと思います。

酔った勢いで書いたので、文脈がぐちゃぐちゃですが、ごめんなさい。

伝えたいこととして、この先も自分が楽しみつつ、皆さまも楽しませたいということです。

また気が向いたら更新します。

おやすみなさい🌙


加賀美潤

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