[僕が漫画家になるまで] フレンズレターv.1 <アオハル漫画賞へ>
[カガミツキログ フレンズレター編①]
定期購読マガジン『カガミツキログ』の『フレンズレター』編その①です。
既に公開済みの『フレンズレター』の解説をキャラ表・ネームなどを公開しつつやっていきます。
[漫画家になるための第一歩]
この作品は僕が漫画家になる前の2011年冬頃、初めて漫画賞に応募した読切作品です。結果を言えば初応募だったのにも関わらず”奨励賞”をいただきました。一番下の賞でしたが、当時はまさか賞が取れると思わず。なのでこの作品が無かったら…と思うとまたどういう道で漫画家になっていたか。ちょっと変わっていたかもしれません。
[アオハルという雑誌]
漫画賞に出した雑誌はヤングジャンプが増刊で出していた「アオハル」という不定期で発行されていた雑誌です。表紙イラストは『センコロール』・『つり球』で知られる宇木敦哉さん、デザインをよつばスタジオが担当するという豪華な方々。ビジュアル面での・爽やかさは雑誌名からあるように、”青春感”が全面に出ていた雑誌です。
作家陣もベテランから新進気鋭な作家さん方はもちろんのこと、コミティア作家も多数参加されており、当時コミティアによくサークル参加しては色んなサークルの本を買い漁っていた僕にとって「通」だなと思えるラインナップ。この雑誌でないと読めない作家さんがすごく多かった印象でした。
[自分に合う雑誌を探していた]
<2010年2月・『カミングアウト』>
応募する1年半ぐらい前に、当時ほぼ初めて描いたと言ってもいい自分の作品に『カミングアウト』という漫画があります。『カミングアウト』を描いてから「アオハル」が創刊されたのでなんだかシンパシーめいたものを感じていました。親近感を感じ、今の自分に一番合っている雑誌じゃないか、と思いました。デビューするならこの雑誌だと直感で思いました。
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