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《 #IKIトレ 》思い出アルバムを作成してポジティブ武装しよう!

こんにちは!Yoriyoiライターのカゲキンです!

このシリーズ「メントレの #IKIトレ 」では、バーチャル活動者の皆さんがすぐに実践できるメンタルアップTIPSをお届けしています!

今回のテーマは、「思い出アルバムを作る」ことの意義と効果についてです。


「え、思い出を振り返る? そんなのジジババ臭いし、意味あるの?」
「思い出なんて振り返っても仕方ないよね」

そう思っているそこのあなた!

この記事を読めば、「これ、やらなきゃ損じゃない?」と感じるかもしれません。さっそく一緒に見ていきましょう!

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なぜ思い出アルバムが重要なのか?

思い出アルバムとは、その名の通り、自分が体験した「良い記憶」をまとめたアルバムのことです。

実は、人間の脳はネガティブな記憶を優先的に覚える性質があります。
このネガティビティバイアスという性質は、進化の過程で危険を避けるために必要だった仕組みだったわけですが……。

現代ではこの性質のせいで逆にメンタルに負担がかかりすぎることもしばしば……。

例えば、あなたもこう感じたことはありませんか?

  • 楽しい出来事がいっぱいあったはずだけどあんまり覚えていない

  • 失敗ばかりを思い出して「自分なんてダメだ」と自己嫌悪に陥ってしまう

  • たった一人のアンチに言われたことが何度も頭で再生される。ツライ!

  • 結構色々と頑張ったはずなのに「全然成果が出てない」と思い込んでしまう。

こうした嫌なことが自然と脳内で強化されて、
誰かからなにか言われたわけじゃないのにいつも自然と落ち込んでしまう……。
そんな状況に陥っていたら危険です!!!

こうした状態を防ぐために、ポジティブな記憶を「意図的に」まとめることが重要です。

思い出アルバムは、自分にインプットされる情報強化の偏りを整え、心のバランスを取り戻すためのツールなのです。



思い出アルバムを作るメリット

  1. ポジティブとネガティブのバランスを取れる
    ネガティブな記憶に偏りがちな性質を補正し、ポジティブな視点を育てます。

  2. 過去の人生を振り返ることでこういうの良かったねを思い出せる
    成果ややったことだけに固執してしまうと、人生は苦しくなります。自分だけのささやかな「良かった」も振り返りましょう。

  3. 日常の一足な幸せを再発見できる
    小さな良いことも、振り返ると意外と大切なエネルギー源になります。

思い出を振り返ることの効果については、以下の研究があります。

  • 振り返り日記が精神的健康に及ぼす効果の検討:この研究では、30日間の日記筆記を行うことで、心理的ストレス反応の低下や精神的健康の向上が確認されました。

    1. 関西大学学術リポジトリ

  • ポジティブな自伝的記憶の想起が感情に及ぼす効果:ポジティブな記憶を思い出すことで、感情状態が改善されることが示されています。

    1. 広島大学学術情報リポジトリ

これらの研究は、日常的に思い出を振り返ることが精神的健康や感情の安定に寄与することを示唆しています。



どうやって作るの?おすすめの作成方法

思い出アルバムは、自分の性質や好みに合った形式で作ることが大切です。以下にいくつかの方法をご紹介します。

写真を中心にまとめる

スマホに溜まった写真を整理して、GoogleフォトやプライベートInstagramにアルバムを作ってみましょう。
友達との写真や風景、食べ物など、日常の何気ない瞬間を振り返るだけで思い出が蘇ります。

文章で記録する

日記アプリやノートを使って、1日の「良かったこと」を3つだけ書き出してみてください。
短いメモでも構いません。毎日続けることで、ポジティブな振り返りが習慣化され、心が軽くなります。

音声や動画を活用する

その日の気分や感情をボイスメモや動画で記録するのもおすすめです。
自分だけのボイスラジオやウェブラジオを始めてみるのも良いでしょう。
後で聴き返したとき、その時の感覚や情景を鮮明に思い出すことができます。


認知特性に合った形で作るのがベスト!

人それぞれ異なる「認知特性」に合わせて思い出アルバムを作ることで、より効果的に記録を活用できます。

認知特性とは?

認知特性とは、情報をどの感覚で受け取り、記憶し、処理するのが得意かという個人差のことです。
大きく分けると以下のタイプがあります。

  • 視覚優位:映像や写真など、目で見る情報に強い。

  • 言語優位:文章や言葉を中心に情報を整理しやすい。

  • 聴覚優位:音や声に親しみがあり、聴くことで記憶に残る。

特性別のおすすめ方法

  • 視覚優位の人: 写真や動画を中心にまとめると、後から振り返るときにより鮮明に記憶を再現できます。

  • 言語優位の人: 短文やエッセイ形式の日記を活用するのがおすすめです。文字で思い出を記録することで理解が深まります。

  • 聴覚優位の人: ボイスメモや録音した音声日記が効果的です。声に出すことでその時の感情がよりリアルに残ります。

自分の特性を理解して適切な方法を選べば、思い出アルバムがさらに楽しく、役立つものになるでしょう。

めんどくさい人は文章と写真を組み合わせてまとめるのがおすすめ!

「何をどうまとめればいいのか考えるのが面倒」という方もいるかもしれません。そんな場合は、文章と写真を組み合わせる方法がおすすめです。これなら、記録にすきがなく、簡単に思い出アルバムを作成できます。

試しにアルバムを作る用のテンプレートを作りましたので、よければ使ってみてください。


最後に:思い出アルバムは未来の自分へのプレゼント


思い出アルバムを作ることで、自分の小さな幸せや努力を記録し、振り返るたびに自信とエネルギーを得ることができます。
忙しい毎日の中で忘れてしまいがちな、ささやかな良い記憶を大切にすることは、自分自身を大事にすることそのものです。

思い出を記録することは、単に振り返りを楽しむだけではありません。
それは、未来の自分が疲れたときや落ち込んだときに、過去の自分から受け取る「元気のギフト」なのです。

「この記事を読んで興味が湧いたけど、まだやる気が出ないな…」という方。
そんな方にはぜひ、Yoriyoiのワークショップに参加してみてください!


バーチャル活動者向け メンタルトレーニング実践講座 ~活動月報と思い出アルバムを作ろう~

開催日時: 2025年1月25日(土)20:00~20:45

  • 開催場所: メタバースプラットフォーム「cluster」

  • 参加費用: 1500円

  • イベント主催 Yoriyoi

主催Yoriyoi

Yoriyoiはオンラインを中心に「よりよく生きる」ヒントを発信しているウェルビーイングプロジェクトです。 HP:https://yoriyoi-hp.com/


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